人材育成の早道~JAGATエキスパート資格試験 申請受付開始

掲載日:2019年6月25日
このエントリーをはてなブックマークに追加
本日(6/25)より8月25日(日)に実施する第52期DTPエキスパート認証試験及び第28期クロスメディアエキスパート認証試験の申請受付を開始した。
これからの時代は設備ではなく人材への投資が必須といわれる中、目的にかなった知識やスキルを効率よく学べる資格試験は、今求められる人材育成の手段として有効かつ早道であると言える。

JAGATはシンクタンクとして業界の将来を展望し、方向性を示唆し、その方向に沿った具体的な施策講ずるという使命を負っており、また教育機関としてそれらが定着すべく様々な手段を通じで人材育成に貢献していかなければならない。
その、一つのソリューションがJAGAT資格認証制度である。

DTPエキスパートは、25年以上にわたって日本のDTPの定着と標準化を促し、そのカリキュラムは印刷業界の教育のスタンダードとなったと自負している。カリキュラムは2年ごとに改訂し続けており、印刷技術の基礎知識、色や文字組版、画像の知識から現代のビジネスに欠かせない新しいテクノロジーやコミュニケーション関連の知識を網羅している。
したがって、印刷および関連業界に携わる人が基本的に身に着けるべき学びの集大成となっており、入社3年目くらいまでに取得を目指すことをお勧めしている。
印刷会社を顧客とするメーカー・ディーラーの人たちが、印刷業界の共通言語を学ぶべく取り組む例も多い。

クロスメディアエキスパートは、業界が新しい方向へ踏み出す道筋として、印刷の新たな付加価値生み出すとともに印刷メディアが置き換わっていく先のメディア戦略のコーディネーター育成を目指している。
例えば印刷をマーケティング情報と連携させ、デジタル技術との掛け合わせによって新たな印刷会社のビジネスを開発していく、つまり、JAGATが昨年来標榜する“デジタル×紙×マーケティング”を具現化できる人材を認証する制度である。

教育手段としての資格受験が、効率的で明確な学習効果をもたらす早道であると考えられる理由は、

1)カリキュラムにより学びの範囲、目標が明確になっている
資格試験であれば公開されているカリキュラムに試験範囲が明示され、どのような知識、スキルが求められているか理解できる。そしてカリキュラムはJAGATの研究調査活動を通じて、時代の変遷とともに業界にとって必要な人物像、求められる役割を集約したものである。

2)学習期間の設定が容易
年に2回の試験日が決まっているので、メリハリの効いた、あるいは集中的な学習が可能である。ダラダラと時間を無駄にすること無く効率的な学習機会が得られる。

3)さまざまな学習ツール、機会がある
受験対策用に各種参考書やセミナー、通信教育、模擬試験問題などが用意されているので、それぞれの理解度、進捗度に応じて学習方法を組み合わせることが可能。

4)試験により達成度、学習成果が明確化される
試験結果は評価の全てではないが、合格という明確な判定はやはり達成感と今後のモチベーションにもつながり、たとえ不合格であっても次のステップ(どうすべきか)が理解しやすいであろう。

両資格とも試験日まで約2か月ある。集中的に取り組むのであれば今からでも決して遅くないので、興味のある向きはJAGAのホームページから資料請求をしてみてはいかがだろうか。

(JAGAT資格制度事務局 橋本)

<関連情報>
第52期DTPエキスパート認証試験(8月25日) 申請受付開始 
 6月25日~8月5日(締切)
 
第28期クロスメディアエキスパート認証試験(8月25日) 申請受付開始 
 6月25日~8月5日(締切)