サンプル問題5【コミュニケーション】

掲載日:2021年1月21日
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デザインとレイアウトの評価

次の文中の空欄[A][E]に入る最も適切なものを[解答群]の中から選びなさい。

デザインをレイアウトと切り離して考察するならば、デザインは表現方法の概念や企画で、レイアウトはデザインから生み出された企画にもとづき、要素を紙面など器となるものに配置する作業である。デザインとレイアウトは密接に繋がっていて、どちらかが主でどちらかが従という関係ではなく、二つがうまく響き合ってはじめて良質なものとなる。また、デザインとレイアウトは芸術的感性のみによってなされるものではなく、柔軟な発想力を持ち、基本的な理論と技術を理解し、実践する能力が必要とされる。

広告やポスターのデザインにおいては、AIDMAの法則を念頭においてアイデアを練ることもある。これは[A]という消費行動モデルに基づくもので、販売促進以外にも応用の効く概念である。さらに、昨今ではここに[B]という要素を加味することも多くなっている。

レイアウトをする際には、誰に向かって何をどのように、どんなシチュエーションで伝えるかを想定し、掲載すべき情報を整理する。例えば、LATCHの法則を手がかりに分類・整理することは有益である。これは、[C]により、分類・整理する方法である。

企画の骨子が固まってくるとレイアウトの計画に移る。その際には、「様式」と「形を整える」ことが基本となる。様式の例として「図版率」、「書体イメージ」、「文字のジャンプ率」、「写真のジャンプ率」、「グリッド拘束率」、「版面率」、「揃え方」などがある。紙面に占める文章と絵的な要素の面積比を図版率という。文章を読んで理解してもらう、[D]など、伝える内容や目的によってこの比率は大きく異なる。また、[E]の最初の段階で決める要素の一つに版面率がある。これは版型と余白との関係でもある。

形を整えるには「造形」と「整え方」があり、造形には「主役を明示」、「準主役は主役から離す」、「グループ化」、「曖昧さは不安」、「流れを整理」、「余白は主役の領地」、「四隅をおさえる」、「版面線を利用」などがあり、整え方には「リズム」、「対比(コントラスト)」、「アクセント」、「比例(プロポーション)」「バランス」、「融合」などがある。

解答群

[A] ①認知・注意、興味・関心、欲求、記憶、行動 ②共感、確認、参加、拡散
③発見、関係構築、確認、購買・行動、体験

[B] ①検索や共有 ②順序や価格 ③バランスや量感

[C] ①地域、嗜好、傾向、年代、時間 ②配置、利点、表、循環、歴史 
③場所、頭文字、時間、分野、階層

[D] ①縦横比を変えて印象を強める ②写真を部分的に切り取る 
③インパクトを与えて記憶してもらう

[E] ①造本設計 ②紙面設計 ③段落スタイル設定 ④文字スタイル設定


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