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印刷タイムス、創業70周年イベント「特別対談と情報交換会」を11月11日に開催

1955年の創業以来、弊社は「業界と共に歩む新聞社」として紙面づくりを続けて参りました。2025年3月に節目の70周年を迎え、単なる祝賀ではなく、「これからの印刷産業」を深く考える機会にすべく、今回のイベントを企画しました。

目玉となるのは、「価格競争から価値共創・価値競争へ―印刷業の未来を語る90分―」と題された特別対談。登壇するのは、全日本印刷工業組合連合会(全印工連)会長の瀬田章弘氏と、一般社団法人日本グラフィックサービス工業会(ジャグラ)会長の岡本泰氏という、印刷業界を牽引する2人のトップリーダー。コーディネーターは、株式会社バリューマシーンインターナショナル・取締役副社長の宮本泰夫氏に務めていただきます。

対談は3部構成で展開します。

第1部では「なぜ価格競争に陥ったのか?」をテーマに、業界構造の変遷と現状を振り返っていただきます。

第2部では「価値の再定義」に焦点を当て、従来の「刷る」機能に留まらず、情報設計や企画提案、DX支援など、印刷会社が提供できる新たな価値について意見を交換していただきます。

さらに、第3部では「価値共創の時代」を見据え、事業構造の変革や他産業との連携、若手育成といった未来への取り組みについて語り合っていただきます。

注目すべきは、「価値をどう生み、共有し、競い合うか」という視点を通じ、これからの印刷産業の可能性が多角的に語られる点です。地域社会や異業種との連携、教育や観光分野への展開といった、従来の枠を超えた事業展開も示唆され、参加者にとっては自社の方向性を見つめ直す契機ともなり得えることが期待されています。

開催概要

■日時:11月11日(火)15時~19時(14時30分より受付開始)
■会場:ホテル日航大阪(大阪市中央区西心斎橋1ノ3ノ3)
    特別対談は4階「孔雀」、情報交換会は32階「スカイテラス」
■定員:150名(先着順、定員になり次第締め切りとさせていただきます)
■会費:1万円(事前振込制)
■問い合わせ先:印刷タイムス株式会社、電話06(6948)5081まで。
■お申込み:こちらのお申込みフォームより、必要事項をご記入の上、送信下さい。

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新星コーポレィション、業界初!FSC認証紙「Bright Jet FSシリーズ」で全量カーボンオフセットを実現

2025年9月1日

株式会社新星コーポレィション(本社:東京都練馬区、代表取締役:長嶺英生)は、本日より当社オリジナルのFSC認証大判インクジェット用紙「Bright Jet FSシリーズ」の販売に伴うすべてのCO₂排出量を、カーボンクレジットで完全オフセットする“業界初”のサービスを開始します。

本取り組みにより、お客様は、「Bright Jet FSシリーズ」用紙を使用した自社印刷物のカーボンフットプリント(CFP)を⼿軽に実質ゼロにでき、SDGsやESGの目標達成を強力にサポートします。

Bright Jet FSシリーズ

1.背景と狙い

印刷業界では製造工程におけるCO₂排出削減の要請が高まっており、企業のSDGs対応やESG報告書などでは自社CFP管理が必須となっています。当社はこれまでもFSC認証用紙を通じて持続可能な森林管理を支援してきましたが、今回はお客様の印刷物から発生するCO₂排出まで含めたカーボンオフセットスキームを構築。お客様は「Bright Jet FSシリーズ」を使用することで、製造物のCFPを実質ゼロにできるソリューションを⼿に入れられます。

2.取り組みの概要

1)CFP算定 LCA(ライフサイクルアセスメント)に基づき、「Bright Jet FSシリーズ」の用紙製造から出荷までのCO₂排出量を定量的に算定します
2)カーボンオフセット 森林保全団体であるmore treesの活動地域で得られる森林由来のカーボンクレジットを購入し「Bright Jet FSシリーズ」のCFPを全量償却(消却)します
3)お客様のメリット
・ 「Bright Jet FSシリーズ」を使用した印刷物のCO₂を実質ゼロ化
・SDG 12(つくる責任 つかう責任)、SDG 13(気候変動に具体的な対策を)、
SDG 15(陸の豊かさも守ろう)への貢献を加速
・CSR/ESGレポートや企業ウェブサイトでの環境訴求が可能

3.社会・環境への貢献

1)脱炭素社会の実現 定量的CFP把握+第三者認証クレジットで、実質排出ゼロを実現
2)森林保全と地域支援 more treesの国内森林保全プロジェクトを通じ、間伐支援、林業活性化に寄与
3)SDGsとの連携 環境配慮型製品提供を起点に、企業のサステナビリティ責任を具体化

4.今後の展望

当社は、本取り組みを通じて「印刷業界の脱炭素化を牽引し、顧客のサステナビリティ目標達成を支援する戦略的パートナー」を目指し、以下を順次展開してまいります。

1)LCA評価の全製品展開で環境影響を可視化
2)顧客企業との共同でオフセットスキーム開発
3)CDP・TCFD等による外部評価報告への積極的な情報開示

紙の可能性を環境価値へと昇華し、「印刷を通じて、森林を守る。未来を守る。」
これを合言葉に、当社は印刷ビジネスを通じた持続可能な社会づくりを推進してまいります。

more treesについて

一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)は、音楽家 坂本龍一氏が創立し、建築家 隈研吾氏が代表を務める森林保全団体です。「都市と森をつなぐ」をキーワードに、国内外での多様性のある森づくりやカーボン・オフセットサービスの提供などさまざまな取り組みを行っています。公式サイト:https://www.more-trees.org/

■ 本件に関するお問い合わせ先

株式会社新星コーポレィション
CS部 マーケティング担当:真壁
TEL:03-5372-1321
Email:makabe@sinsei-corp.co.jp
URL:https://www.sinsei-corp.co.jp/

モリサワ、所属の佐藤友祈選手、今秋「ニューデリー2025世界パラ陸上競技選手権大会」にて3種目に出場

モリサワ所属のパラアスリート佐藤友祈選手(東京2020パラリンピックのパラ陸上競技男子〔T52クラス〕1500m、400mの2種目で二冠を達成)が、2025年9月27日(土)から10月5日(日)に開催される「ニューデリー2025世界パラ陸上競技選手権大会」にて1500m、400m、100mの3種目に出場します。


佐藤選手は、6月に仙台で初開催された「2025ジャパンパラ陸上競技大会」において1500mでアジア記録を樹立するなど進化を続けています。本大会は、今シーズンの最終レースとなる見込みです。公式サイトにてオンライン配信も予定されています。ご注目ください。

強化合宿を終え、さらに強くなった佐藤選手より、今大会への意気込みが届いています。

「皆さまいつも温かいご声援をいただき、心より感謝申し上げます。2025年シーズンの国内大会を無事に終え、次なる舞台となるのは、9月27日からインドで開催される「世界パラ陸上競技選手権大会」です。このたび、日本パラ陸上競技連盟より発表があり、日本代表として選出されたことをご報告いたします。今大会では、100m、400m、1500mの3種目に出場予定です。
思い返せば、2023年・2024年の世界大会ではベルギーの選手に敗れ、金メダルに手が届かない悔しさを経験しました。そして、パリでのパラリンピックでは、東京大会からの連覇を目指しましたが、結果は届かず、連覇の夢は叶いませんでした。あの時の悔しさは、今でも忘れることはできません。だからこそ、もう二度と同じ思いはしたくない。その一心で、日々努力を重ねてきました。
この数ヶ月、自身の成長をこれまでにないほど実感しています。今大会では、『ワクワク』と『ドキドキ』が入り混じるような、自分らしい走りを世界の舞台でお見せすることをお約束します。正直に言えば、圧倒的な差で負け続け『金メダルを獲る!』や『リベンジを果たす!』と声に出すことに、臆病になりそうな時もありました。それでも今、支えてくださるコーチ、チームメンバー、家族、スポンサーの皆さま、そして応援してくださるすべての方々の存在が、私の背中を押してくれています。
だからこそ、ここで改めて宣言いたします。
『金メダルを目指します。』
36歳、年男として、競技者としてさらに進化し成長し続ける姿を、ぜひ見届けていただければ幸いです。
“何歳からでも、どこからでも、夢は叶えられる”
この言葉を、私自身の走りを通して証明していきます。世界の頂へ!今後とも、変わらぬご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。」

開催期間:2025年9月27日(土)~10月5日(日)
会  場:インド(ニューデリー)
出場予定:トラック競技 T52 男子 1500m、400m、100m

掲載の内容は8月19日現在の情報です。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。

佐藤友祈(さとう ともき)
1989年生まれ。静岡県藤枝市出身、岡山市在住。
障害クラス:T52
21歳の時に脊髄炎を発症。ロンドンパラリンピックを観たことがきっかけとなり車いす陸上競技に挑戦。2021年よりプロ転向し、モリサワの所属選手となる。奇抜なサムライヘアとカラーは、自身の好きな色であることと、所属先のモリサワブルーを印象づけたいという思いから。

2025年 2025ジャパンパラ陸上競技大会 1500m アジア記録樹立
2024年 パリ2024パラリンピック競技大会 400m 銀メダル、100m 銅メダル
    神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会 100m 3位、400m 2位、1500m 2位
2023年 パリ2023世界パラ陸上競技選⼿権⼤会 400m 2位、1500m 優勝
2021年 東京2020パラリンピック競技大会 400m/1500m 金メダル
2019年 世界パラ陸上競技選手権大会(ドバイ) 400m/1500m 優勝
2017年 世界パラ陸上競技選手権大会(ロンドン) 400m/1500m 優勝
2016年 リオ2016パラリンピック競技大会 400m/1500m 銀メダル


モリサワは、「あらゆる違いを、魅力に変えていく。」をテーマに、今求められているユニバーサル社会の実現に貢献するため、パラスポーツを支援しています。
パラスポーツ支援の詳細はこちら

 

●本件に関するお問い合わせ
株式会社モリサワ コーポレート・ブランディング部 コーポレート・ブランディング企画推進室
お問い合わせフォームはこちら

竹尾、「きみとかみ 機能のある紙の話」展を見本帖本店にて開催

一般的な紙にはない特徴をもち、さまざまな環境や特殊な用途に対応する「機能紙」。日常生活にひそむ「機能紙」を写真と小説でえがいた展示が9月1日より開催されます。

きみとかみ 機能のある紙の話

株式会社竹尾(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 平戸順一)は、9月1日(月)より「きみとかみ 機能のある紙の話」展を開催いたします。

紙には、さまざまな環境や特殊な用途に対応するため、機能性を付与した「機能紙」と呼ばれる分類があります。機能紙は、日常のいたるところにひそんでいます。果実を保護する袋は撥水性のある紙。蛍光灯の中には電気を通さない絶縁性のある紙。あるいは肉まんの下にも、剥離性・耐熱性のある紙が使われています。
本展は「ぼく」と「きみ」、そして「かみ」のある生活を、小説と写真でえがきました。日常生活や普段の会話の裏に機能紙の存在があることを、私小説ならぬ「紙小説」を通じて見つけてもらえれば幸いです。

靴の消臭シート
文化財の箱
ヨーグルトのカップ

機能紙について

「紙の機能」と聞いてなにを思い浮かべるでしょうか、「書く」「包む」あるいは「拭う」などが、すぐ思いつくかもしれません。しかし、こうした一般的な紙に対して「水や油に強い」「燃えにくい」「消臭機能がある」など、一般的な紙にはない特徴をもったものが「機能紙」と呼ばれます。素材も植物繊維だけとは限らず、合成繊維や無機繊維なども用いられます。産業から日用品まで、さまざまな環境や用途に対応しながら、私たちの生活を支え続けています。

開催概要

展示会名: きみとかみ 機能のある紙の話
展示会期: 2025年9月1日(月)―10月17日(金)11:00-18:00 土日祝・休
会  場お問い合わせ先: 竹尾 見本帖本店
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-18-3
tel. 03-3292-3669
https://www.takeo.co.jp/finder/mihoncho/#honten
入場料: 無料

アートディレクション: 佐々木 拓 / YOHAK DESIGN STUDIO
デザイン&写真: 有本怜生 / YOHAK DESIGN STUDIO
文: 角尾 舞

佐川印刷株式会社、「Eのさかな」バックナンバー全34巻を愛媛県内の市立・町立図書館へ寄贈

■「Eのさかな」とは?

「Eのさかな」は、愛媛県内の漁業関係者を応援し、水産物の消費拡大や魚食普及、日本の水産自給率向上を目的として、2016年3月に創刊されました。同誌は、愛媛県で水揚げされる魚種を1号ごとに特集し、その魅力や料理法、漁業の現場を広く伝えるフリーペーパーです。

これまでに発刊された全34巻では、以下の魚種を特集しています:①マダイ ②ハモ ③ブリ ④スマ ⑤カツオ ⑥マダコ ⑦ガザミ(ワタリガニ) ⑧マハタ・クエ ⑨サワラ ⑩マアジ・マサバ ⑪ホタルジャコ ⑫クロマグロ ⑬真珠 ⑭カタクチイワシ ⑮ヒラメ ⑯トラフグ ⑰アユ ⑱アコウ ⑲タチウオ ⑳シマアジ㉑アナゴ ㉒ケンサキイカ ㉓カワハギ ㉔アマダイ ㉕スズキ ㉖クルマエビ㉗メジナ ㉘メバル ㉙イサキ ㉚海苔 ㉛シロギス ㉜ウニ ㉝マトウダイ ㉞メイタガレイ

■寄贈の背景と目的

・次世代へ愛媛の海や漁業の素晴らしさを伝える

少子高齢化や後継者不足に直面している漁業の現場において、次世代に漁業の魅力を伝えることは急務です。特に、「愛媛は海面養殖全国1位の水産王国」であり、「魚類養殖生産量では45年連続1位を獲得」していることから、愛媛の水産業を子どもたちに知ってもらうことには非常に大きな意義があります。

今回の寄贈は、子どもたちや地域住民が「Eのさかな」を通じて愛媛の海や漁業の素晴らしさを再発見し、未来の担い手としての意識を高める一助となることを願って実施されました。

2025年7月7日には、佐川印刷代表取締役社長の佐川正純より、愛媛県教育委員会の高岡教育長へ「Eのさかな」バックナンバー全34巻の贈呈式が行われました。この寄贈により、愛媛県内の市立・町立図書館に収蔵され、幅広い年齢層の方々が「Eのさかな」を手に取ることができるようになります。

■佐川印刷株式会社の取り組み

佐川印刷株式会社では、地域社会や環境への貢献を企業活動の柱としています。

「Eのさかな」を通じた漁業支援や海洋資源保護の取り組みをはじめ、地域に根ざした活動によって、持続可能な未来の実現に向けて尽力しています。

■漁業関係者の声 

・愛のくにえひめ営業本部(愛媛県庁)
「海外への販路開拓の際に、「Eのさかな」のオリジナルダイジェスト版を活用させていただいております。お客様からの反応が非常に良く、大変役立っております。」
・宇和島水産高校
「生徒が研修したい魚や興味のある魚について調べる際に活用しており、大変助かっております。」
・回転寿司すしえもん(愛媛県発祥飲食店)
「Eのさかなの「愛媛のお魚」にこだわる地元の人気店に、限定ランチをご紹介いただきました。」


■EのさかなWeb

みかんだけじゃない愛媛県。
えひめは水産王国だ!
Eのさかなは愛媛の水産業を応援しています。

※ 全国 「Eのさかな」配置場所 – Eのさかな 


■お問い合わせ先

■関連リンク

https://www.facebook.com/ehimeesanaka
https://www.ehime-e-sakana.com/
https://www.instagram.com/ehime.e.sakana/?hl=ja

コニカミノルタ、反応染料用インライン前処理インク「O‘ROBE(オーローブ)」を提供開始

【コニカミノルタが「O‘ROBE」で提供する価値】

1.環境負荷低減への貢献
インクジェット捺染工程では、天然繊維である綿や絹を染めるために、染料を原料とした反応染料インクと呼ばれる専用品が使われます。反応染料インクが生地の繊維に滲まずに濃く鮮やかに発色し、かつ洗濯等でも落ちないようにするためには、尿素などの薬剤を生地にコーティングする前処理が必要です。使用される薬剤は廃棄時に適切に処理することが求められ、廃棄に必要となる設備や費用も繊維産業の負担となっており、社会課題の一つに挙げられています。
「O’ROBE」は「Nassenger」シリーズに充填することにより、生地を染色したい場所に必要な分量だけ、正確に、前処理インクを反応染料インクと同時に塗布することができます。
これにより、従来の前処理工程では必要となるコーティング後の乾燥工程も不要となるため、電気やガス等のエネルギーの使用量も大幅に削減します。合わせて、前処理用薬剤の使用量を大幅に削減することで、環境負荷低減に大きく貢献します。

2.染色加工企業の収益性改善に貢献
プリントの前処理工程でコーティング加工した生地は、保管時の温度や湿度の影響により、変色するリスクがあります。また、染色加工企業では、専用設備を持ち自前でコーティング加工を行うか、外注で加工を委託するかの選択が必要となり、設備投資をするか、発注リードタイムのリスクか、いずれかの負担が生じます。
「O‘ROBE」インクの導入により、前処理工程をプリント工程に統合することで、染色加工企業の負担を軽減し、収益性の改善に役立ちます。

【タオルプリント工程への導入で効果を実証】

オリジナルタオルやTシャツのインターネット通販を展開する株式会社ユタカ(本社:香川県善通寺市、代表取締役:大西 日出機)は、「Nassenger」でプリントするタオル生地の前処理を外注していましたが、「O’ROBE」を「Nassenger」に充填することで、自社内インクジェット捺染工程での前処理が可能となりました。これにより、前処理済み生地の運搬や保管が不要になり、品質変化のリスクや管理工数の負荷を削減することができました。
また、生地への染料インクの浸透が「O’ROBE」により促進されることで、タオルにプリントしたキャラクターの肌などの粒状感がなくなり、自然な表現ができるようになったという効果も実証されています。

ユタカによるタオルプリント事例

【需要の高まるプリントタオル市場】

高品質にプリントされた色柄のタオルは、特別感や高級感を演出しつつ実用性も高いため、芸術やスポーツ、コンサート等のイベントや、キャンペーンでのノベルティー市場のニーズが高まっています。また、オリジナルデザインによる個人の趣味やコレクションとしての用途も広がっています。そのような状況下、インクジェット捺染は、地域や季節などのテーマに沿った限定品などの小ロット生産に優位であり、今後ますますの需要増加が見込まれています。
コニカミノルタは「O‘ROBE」インクの導入で、タオルの生産工程の効率を高めることにより、市場の活性化と拡大を支援します。

葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》をデザインしたプリントタオル。O‘BROBEにより発色の難しい色も鮮やかに表現

【O‘ROBEという名称に込めた思い】

「O‘ROBE」はO’とROBEを組み合わせた造語です。O‘には、Optimization(最適化) / One (一つに統合) / Origin(新たな起点)と3つの意味を込め、フランス語で「衣服・布」を意味するROBEと合わせることで、生地とインクが一体化することを示しています。
また、前処理とプリントを同時に完結させることで工程をシンプルにし、最適なインクジェット捺染工程を提供する、というインクのコンセプトを表現しています。

【「有限な資源の有効利用」への取り組み】

コニカミノルタは、事業を通じて「有限な資源の有効利用」などの5つのマテリアリティ(重要課題)に取り組む中、製品に投入する資源の量を削減するだけでなく、地球資源の消費を社会全体で削減していくのに役立つ製品の提供にも力を入れています。インクジェットテキスタイルプリンター「Nassenger」シリーズは、発売以来20年以上にわたり、染料インクの分野でアナログ捺染からデジタル捺染への変革に寄与し、繊維産業における水資源、廃棄物、地球温暖化といった環境課題の解決に貢献してきました。
これからも、コニカミノルタは、サステナビリティ課題への取り組みを、一つひとつ着実に実行することで、中長期的な企業価値向上を目指します。

※1「Nassenger」はコニカミノルタ株式会社の登録商標です
※2 2025年7月23日時点

変更履歴
「O’ROBE」と「Nassenger」の表記を修正しました [2025年7月25日]

【 お客様のお問い合わせ先 】
コニカミノルタ株式会社 テキスタイル事業推進部
https://www.konicaminolta.com/jp-ja/textile-printers/index.html

OSPホールディングス、特別感を演出する「ちぎり和紙ラベル3品」を新発売

OSPグループの中核企業で、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールまでをワンストップで製造する大阪シーリング印刷株式会社(本社:大阪市天王寺区、代表取締役社長:松口 正)は、日本酒向けの「ちぎり和紙ラベル3品」を2025年7月30日より発売を開始いたします。

新商品のちぎり和紙ラベルは、手でちぎったような独特の風合いがある和紙で、白色、クリーム色、金銀振りの3品です。従来より製造・販売していたちぎり和紙に比べて、耐摩耗性を高めた新しいちぎり和紙をラインナップに追加しました。日本酒の価格やコンセプト、商品ターゲット層に合わせてラベルをお選びいただくことができます。また、少量生産に対応できるよう小ロットでのご注文も可能です。

左から、クリーム、白、金銀振り
瓶に巻いた際のイメージ

■開発背景① 日本酒の輸出量増に対応

海外での日本食ブームなどを背景に、日本酒の輸出量は右図の通り増加傾向で推移しています。一方で輸送中の揺れにより、日本酒と相性が良い和紙ラベルの汚れなどのダメージが課題として挙がっていました。これまで大阪シーリング印刷は、お客さまの課題解決に貢献できるようさまざまな製品を研究開発してきました。この度も日本酒の海外市場拡大に伴うラベル需要にお応えできるよう本製品を開発しました。

■開発背景② 幅広い商品展開に合わせてラインナップ強化

日本酒は自家消費以外にも、ギフト品や記念品など特別なシーンで使用されることが多いため、高価格帯品や、特別な製造方法で造られた希少商品など幅広く展開されています。その価値や魅力をより一層引き立てるツールとして、コンセプトに合わせたラベルを選んでいただけるように、ちぎり和紙のラインナップを強化しました。

■日本酒向け和紙ラベル3品

ちぎり和紙・白(高耐摩耗タイプ)

和紙にちぎり加工を施した独特の風合いのラベルで、伝統を感じさせる毛筆体のロゴと相性が良いです。耐摩耗性の高い和紙(※当社従来品比較)を採用しているため、輸送時の摩擦によるダメージを軽減できます。

ちぎり和紙・クリーム(高耐摩耗タイプ)

淡いクリームカラーの和紙で、やさしい印象のちぎり和紙はさまざまなデザインと合わせやすく、毛筆体はもちろん、イラストと組み合わせてもモダンな雰囲気になります。耐摩耗性の高い和紙(※当社従来品比較)を採用しています。

ちぎり和紙・金銀振り(高耐摩耗タイプ)

金箔・銀箔入りの華やかなちぎり和紙です。プレミアム商品の特別感をより一層引き立てるため、​お祝いの贈答品や記念品など特別な品物に適しています。耐摩耗性の高い和紙 (※当社従来品比較)を採用しています。

OSPグループは、計16社(国内9社・海外7社)を展開する総合パッケージグループで、食品流通を主とした社会インフラの使命を果たすために全国18ヵ所に生産拠点を置いています。グループ会社の1社である大阪シーリング印刷株式会社は、創業1927年以来、顧客ニーズや社会環境など時代の変化に対応して事業範囲を拡大してまいりました。現在では、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促物の企画・デザイン、製造を通じて、社会とお客さまの生活を豊かにする製品やサービスを提供しています。また、高品質かつ安定供給を実現するために、グループ内で資材調達、シール・ラベルの印刷用原紙や印刷周辺機器の開発・製造、ラベリングシステムの設計、研究開発に至るまで多岐にわたり展開しています。

研文社、日経クロストレンド BtoBマーケティング大賞2025の「審査員特別賞」を受賞

株式会社研文社は、2025年6月16日に発表された日経クロストレンド(発行:日経BP)が主催する「日経クロストレンド BtoBマーケティング大賞2025」においてリード獲得単価の削減と新規売り上げの向上を実現した点を評価され、「審査員特別賞」を受賞しました。


日経BP(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:井口哲也)のマーケティング&イノベーション専門メディア「日経クロストレンド」が主催する「日経クロストレンド BtoBマーケティング大賞」は、法人向け商材を展開しているBtoB企業のマーケティングに焦点を当て、その取り組みについて表彰する大賞です。
BtoBマーケティングならではの知見や取り組みにフォーカスし、国内の優れた企業事例を社会に共有することで、BtoBマーケティング分野の発展に貢献することを目的としています。2024年に始動し、今回が2回目の実施となります。


市場環境の変化による既存顧客売上減少を打開するため、営業・インサイドセールス経験者が未経験ながらマーケティング組織を立ち上げ、営業DXツールを活用して見込み顧客獲得の仕組みを構築。営業パイプラインを強化し、新規経由の売り上げが約6.5倍に成長、受注額は、2024年までの累計で3億円を突破。

■審査員による評価ポイント
少ない経営資源を工夫しながら仕組み化に取り組み、リード獲得単価を大幅に下げ、マーケティング由来の受注額を増やした実績を高く評価。マーケティング部門やナレッジの存在しなかった企業で、ここまでできるようにすることは大変な努力が必要であり、多くの日本企業にとって模範となる。

取り組みなどの詳細はこちら
日経クロストレンド BtoBマーケティング大賞2025記事
研文社インタビュー記事

受賞企業はこちら
PR TIMES「日経クロストレンド BtoBマーケティング大賞2025」受賞企業を発表

奥村印刷、公式ECサイト「beak(ビーク)折り紙食器通販」をオープン!

■ ECサイト開設の背景と目的

「beak 折り紙食器」は、災害備蓄品としての高い機能性はもちろんのこと、アウトドアシーンでの活用、そしてそのデザイン性や環境配慮の点で、各方面から大きな注目を集めてまいりました。これまで主に展示会など対面での販売を行ってきましたが、国内外のお客様から「オンラインで購入したい」というご要望が多数寄せられておりました。この度、そうしたお客様の声にお応えし、いつでも、どこからでも商品をお求めいただけるよう、公式ECサイト「beak(ビーク)折り紙食器通販」を開設いたしました。これにより、より多くのお客様に「beak 折り紙食器」の利便性と可能性をお届けしてまいります。

■ 「beak(ビーク)折り紙食器通販」の特長と豊富なラインナップ

新しくオープンしたECサイトでは、これまで購入が困難だった「beak 折り紙食器」の全ラインナップを、ご自宅から手軽にご購入いただけます。

「beak(ビーク)折り紙食器通販」
https://origami-tablewear.square.site/

ベーシックモデル「赤ロゴ版」

ブランドロゴが印刷された、普段使いから防災備蓄まで幅広く使える定番モデルです。

赤ロゴ版

デザイン性豊かな「和柄版」

食器全面に和を感じさせる美しいイラストを印刷。インバウンドのお土産需要も想定し、英語をメイン表記、日本語をサブ表記としています。

和柄版(月下に游ぐ鯉と舞う扇)

コラボレーションモデル

松竹株式会社監修「和柄版 歌舞伎」

有名な歌舞伎演目をイメージしたイラストを印刷した、特別感あふれるデザインです。

和柄版 歌舞伎(義経千本桜)

ご当地キャラクター版「くまモン版」「ひこにゃん版」

人気のキャラクターがデザインされた、親しみやすいモデルです。

くまモン版
ひこにゃん版

自社キャラクター版「うつわん&おるにゃん版」

「beak」の公式キャラクターがデザインされた、可愛らしいモデルです。

うつわん&おるにゃん版

地域貢献・歴史関連「渋沢栄一版」

奥村印刷の所在地である北区ゆかりの偉人、渋沢栄一翁のイメージを印刷した、地域愛あふれるモデルです。

渋沢栄一版

これらの多様なラインナップにより、日常使いはもちろん、贈答品やコレクションとしてもお楽しみいただけます。

■ 「beak 折り紙食器」の魅力と国際的評価

「beak 折り紙食器」は、折り紙の技術を応用した紙製食器で、耐水・耐油・耐熱性能を備えています。糊やハサミを使わずにA4サイズの紙1枚を折りたたむだけで簡単に完成し、使用前は平たいシート状のため、優れた携帯性を誇ります。災害時に役立つ実用性だけでなく、環境配慮型の設計も特徴です。
その革新性と実用性、そして環境価値の両立は、国際的にも高く評価されており、以下の受賞歴があります。

  • 第48回発明大賞 考案功労賞
  • IPA2024 Global サステナビリティ部門 第1位
  • Asian Packaging Excellence Award(APEA)SUSTAINABLE PACKAGING部門 金賞
  • Asian Print Awards(APA)NEW TECHNOLOGY部門 金賞

詳細はこちらをご覧ください:https://www.okum.net/beak/

■ 奥村印刷株式会社について

東京都北区に本社を置く株式会社奥村印刷は、1949年の創業以来、お客様に高品質な印刷物とサービスを提供することを目指し、地域に根差した経営を続けております。近年は、環境に優しい印刷技術の開発にも力を入れ、ブランド「beak」の折り紙食器をはじめ、様々なエコ商品を世に送り出すことで、持続可能な社会の実現に貢献しています。

奥村印刷株式会社

会社名:奥村印刷株式会社
https://www.okum.net/
設立:昭和22年9月3日
本社所在地:〒114-0005 東京都北区栄町1番1号
代表者:奥村文泰
事業内容:
【印刷事業】
 商業印刷/出版印刷/事務印刷
【クリエイティブ事業】
 企画・編集・デザイン
【デジタル事業】
 WEB・システム制作
【SP関連事業】

TOPPAN ホールディングス、印刷博物館 P&Pギャラリーで「木活字の狂詩曲」展開催

TOPPAN ホールディングス株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長 CEO:麿 秀晴、以下TOPPAN ホールディングス)が運営する、印刷博物館P&Pギャラリーでは、7月19日(土)より「木活字の狂詩曲」展を開催します。
今から約 200 年前、英国では産業革命とともに好景気に沸いたバイタリティーあふれる大変革の時代がありました。商業印刷分野も大きく変化し、広告媒体としていかに目立ち、訴求するかの目的で多くの装飾書体がつくられた百花繚乱の時代です。
本展では、その中でも19世紀初頭に出現し、瞬く間に消えていった木活字を取り上げます。当時の木活字とプレイビル(演劇用ビラ)を中心に、自由奔放で叙事的な内容を表現した楽曲である、狂詩曲(Rhapsody ラプソディー)に喩えて紹介します。
木活字の自由な魅力に触れ、その時代の空気を感じることで、現代を生きる私たちの日々を見つめ直します。

©TOPPAN Holdings Inc.

開催概要

会  期 : 2025年7月19日(土)〜9月21日(日)
会  場 : 印刷博物館 P&Pギャラリー 東京都文京区水道1丁目3番3号TOPPAN小石川本社ビル
開館時間 : 10:00-18:00
休 館 日 : 毎週月曜日 (7月21日、8月11日、9月15日は開館)、7 月22日(火)、8月12日(火)、9月16日(火)
入 場 料 : 無料(印刷博物館地下展示室にご入場の際は入場料が必要です)
ウェブページ : https://www.printing-museum.org/collection/exhibition/g20250608.php
主  催 : TOPPANホールディングス株式会社 印刷博物館

展示内容

第1章 木活字って? What is Wood Type?

木活字とはいったいどのようなもので、どのようにつくられたのか。木活字に使用される樹種やその部位、製造所や製造工程を紹介します。

デリトル社製の木活字
木活字組版

・第2章 名もなき者 Complete unknown

19 世紀中頃から多くの製造所によって多種多様な書体、ウェイト、サイズの木活字が乱造されるようになりました。それらの多くは書体名も与えられず、まさに「名もなき者」だったのです。

クロマティック書体の木活字(2版)と印刷物

・第3章 劣等生の狂詩曲 Rhapsody of the Inferior

木活字は、商業印刷や広告の発展とともに、ビラなどの広告媒体に多用されるようになります。同時代、アーツ・アンド・クラフツ運動における美しさを追求した書物を優等生とするならば、プレイビルと呼ばれる演劇ビラなどの印刷物は、多様な書体を寄せ集めた劣等生ともいえます。しかしそこには、劣等生ならではの魅力もまた存在しています。華やかな装飾書体の木活字を、狂詩曲になぞらえて解説します。

英国のプレイビル 1841 年
米国のプレイビル 1878 年

 
第4章 木活字で創る Create with Wood Type!

1850 年代頃の印刷工房を再現し、印刷機や木活字、家具、活字ケース、道具、素材(木)を展示し、その場で実演・体験もできる空間を用意します。また、iPad でプレイビルなどをつくるインタラクティブコンテンツもお試しいただけます。

木活字でつくったトートバッグ
コロンビアン手引き印刷機

 

* 印刷博物館はTOPPANホールディングス株式会社が創立100周年を記念し、2000年に設立した公共文化施設です。
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