大判インクジェット用紙を“まるごと”CO₂ゼロ化
2025年9月1日
株式会社新星コーポレィション(本社:東京都練馬区、代表取締役:長嶺英生)は、本日より当社オリジナルのFSC認証大判インクジェット用紙「Bright Jet FSシリーズ」の販売に伴うすべてのCO₂排出量を、カーボンクレジットで完全オフセットする“業界初”のサービスを開始します。
本取り組みにより、お客様は、「Bright Jet FSシリーズ」用紙を使用した自社印刷物のカーボンフットプリント(CFP)を⼿軽に実質ゼロにでき、SDGsやESGの目標達成を強力にサポートします。
1.背景と狙い
印刷業界では製造工程におけるCO₂排出削減の要請が高まっており、企業のSDGs対応やESG報告書などでは自社CFP管理が必須となっています。当社はこれまでもFSC認証用紙を通じて持続可能な森林管理を支援してきましたが、今回はお客様の印刷物から発生するCO₂排出まで含めたカーボンオフセットスキームを構築。お客様は「Bright Jet FSシリーズ」を使用することで、製造物のCFPを実質ゼロにできるソリューションを⼿に入れられます。
2.取り組みの概要
1)CFP算定 LCA(ライフサイクルアセスメント)に基づき、「Bright Jet FSシリーズ」の用紙製造から出荷までのCO₂排出量を定量的に算定します
2)カーボンオフセット 森林保全団体であるmore treesの活動地域で得られる森林由来のカーボンクレジットを購入し「Bright Jet FSシリーズ」のCFPを全量償却(消却)します
3)お客様のメリット
・ 「Bright Jet FSシリーズ」を使用した印刷物のCO₂を実質ゼロ化
・SDG 12(つくる責任 つかう責任)、SDG 13(気候変動に具体的な対策を)、
SDG 15(陸の豊かさも守ろう)への貢献を加速
・CSR/ESGレポートや企業ウェブサイトでの環境訴求が可能
3.社会・環境への貢献
1)脱炭素社会の実現 定量的CFP把握+第三者認証クレジットで、実質排出ゼロを実現
2)森林保全と地域支援 more treesの国内森林保全プロジェクトを通じ、間伐支援、林業活性化に寄与
3)SDGsとの連携 環境配慮型製品提供を起点に、企業のサステナビリティ責任を具体化
4.今後の展望
当社は、本取り組みを通じて「印刷業界の脱炭素化を牽引し、顧客のサステナビリティ目標達成を支援する戦略的パートナー」を目指し、以下を順次展開してまいります。
1)LCA評価の全製品展開で環境影響を可視化
2)顧客企業との共同でオフセットスキーム開発
3)CDP・TCFD等による外部評価報告への積極的な情報開示
紙の可能性を環境価値へと昇華し、「印刷を通じて、森林を守る。未来を守る。」
これを合言葉に、当社は印刷ビジネスを通じた持続可能な社会づくりを推進してまいります。
■ more treesについて
一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)は、音楽家 坂本龍一氏が創立し、建築家 隈研吾氏が代表を務める森林保全団体です。「都市と森をつなぐ」をキーワードに、国内外での多様性のある森づくりやカーボン・オフセットサービスの提供などさまざまな取り組みを行っています。公式サイト:https://www.more-trees.org/
■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社新星コーポレィション
CS部 マーケティング担当:真壁
TEL:03-5372-1321
Email:makabe@sinsei-corp.co.jp
URL:https://www.sinsei-corp.co.jp/