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日本のグラフィックデザイン秀作300点を紹介する企画展 「日本のグラフィックデザイン2024」を東京ミッドタウンで開催


東京ミッドタウン・デザインハブ(構成機関:公益財団法人日本デザイン振興会、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会、多摩美術大学 TUB)は、第109回企画展「日本のグラフィックデザイン2024」を7月1日(月)から8月25日(日)まで開催します。
本展を担当する日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)は、会員約3,000人を擁するアジア最大級のデザイン団体です。1981年より、年間のJAGDA会員の優れた仕事や作品をまとめた年鑑『Graphic Design in Japan』を発行し、日本の多種多様で質の高いグラフィックデザインの成果を国内外に紹介しています。
本展では、年鑑2024年版の掲載作品の中から約300点を実物と映像で展示します。身近な雑貨から、書籍、商品パッケージ、シンボル・ロゴ、ポスター、ウェブサイト、映像、展覧会やショップの空間デザインに至るまで、日本のグラフィックデザインの現在をぜひご覧ください。

●開催概要
名称(正式):東京ミッドタウン・デザインハブ第109回企画展「日本のグラフィックデザイン2024」
名称(略式):日本のグラフィックデザイン2024
会期:2024年7月1日(月)~8月25日(日) 11:00-19:00 会期中無休・入場無料
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
主催:東京ミッドタウン・デザインハブ
企画・運営:公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)
展覧会URL:https://www.designhub.jp/exhibitions/gdj2024

●展示内容
カテゴリー:亀倉雄策賞/JAGDA賞/JAGDA新人賞/ポスター/CI・VI・シンボル・ロゴ・タイプフェイス/新聞広告・雑誌広告/ジェネラルグラフィック/デジタルメディア/映像/パッケージ/環境・空間/ブック・エディトリアル/複合
特別展示: 「ヒロシマ・アピールズ」ポスター2024(7月中旬より)

●同時期開催:ギンザ・グラフィックギャラリー特別展 2024 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展
会期:2024年7月22日(月)~8月24日(土) 11:00-19:00 日祝休・入場無料
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1F)
URL:
https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/

メインビジュアル
(デザイン:関本明子)
昨年の展示風景

●主な展示作品(2024年度の各賞受賞作品より)
※展示内容は変更される場合があります ※cl=クライアント

第26回亀倉雄策賞(www.jagda.or.jp/awards/kamekura/

JAGDA初代会長を務め、世界のデザイン界にも影響を与え続けた故・亀倉雄策の業績をたたえ、1999年創設。
毎年『Graphic Design in Japan』出品作品の中から、年齢やキャリアを問わず、最も輝いている作品とその制作者に授与。

北川一成 
KITAGAWA Issay





GRAPH(グラフ)代表。1987年筑波大学卒業。あらゆる領域におけるビジュアルデザインはもちろん、ビジネスやコミュニケーションのあり方までを設計するブランディングを多数手掛ける。経営資源となりうる強度のあるデザインと、売上目標達成や企業イメージ向上などの成果をもたらすアイデアが、多くの企業経営者の支持を得る。近年の実績に「アイフル」「ハナマルキ醸造 麹 研究室」「本家西尾八ッ橋」など。AGI(国際グラフィック連盟)会員。ADC賞、TDC賞、JAGDA新人賞ほか受賞多数 。NY ADC賞、D &AD賞をはじめ、国内外の審査員を歴任。テレビ出演にNHK「ビジネス新伝説 ルソンの壺」、テレビ東京「カンブリア宮殿」など。https://www.moshi-moshi.jp/

アートプロジェクトのデザイン「KAMIZU」(cl : ヤオヨロズヤ)


JAGDA賞2024(www.jagda.or.jp/awards/category/

その年を代表する優れたグラフィックデザインを顕彰し、後世に伝えるため、2008年創設。
毎年『 Graphic Design in Japan 』出品作品の中から、特に優れた数作品に授与。




JAGDA賞2024
(CI・VI・シンボル・ロゴ・タイプフェイス)
ナチュラルワインのロゴ「LIVVERA」
(植原亮輔 cl: チキュウ研究所)

JAGDA賞2024(ポスター)
アートセンターの作品公募・展覧会のポスター
「第1回 BUG Art Award」
(菊地敦己 cl: リクルートホールディングス)














JAGDA賞2024(デジタルメディア) グラフィック作成アプリケーション「脳波書」     
(坂本俊太 cl: 博報堂)
https://www.nohasho.app/

JAGDA賞2024(ブック・エディトリアル)
アーティストの作品集のブックデザイン
「TANAAMI!! AKATSUKA!! / That’s All Right!!」
(柿木原政広 cl: 集英社)







JAGDA賞2024(映像)
ハイブランドとのコラボレーション動画
「cup / horse / bottle」
(岡崎智弘 cl: エルメス)

JAGDA賞2024(パッケージ)
調味料ブランドのパッケージデザイン
「(ふつうの)マヨネーズと(ふつうの)ケチャップ」
(加藤亮介・加藤千洋 cl: スーパースタジオ)






JAGDA賞2024(ジェネラルグラフィック)
  個展用作品「6月のりんご」
  (井上庸子 cl: ヤエカ)

JAGDA賞2024(新聞広告・雑誌広告)
アパレルブランドの新聞広告「ユニクロ 母の日・父の日」
(玉置太一 cl: ユニクロ)








JAGDA賞2024(環境・空間)
個展の空間構成
「Make The Future Better Than Today」(原 研哉 org: ポーランド・ポズナン国立美術館)

 

  JAGDA賞2024(複合)   


アートプロジェクトのデザイン 複合「KAMIZU」
(北川一成 cl: ヤオヨロズヤ) *亀倉賞と同時受賞


JAGDA新人賞2024(www.jagda.or.jp/awards/newdesigner/

優秀な若手デザイナーをクローズアップし、次代を担う人材を育成するため、1983年創設。
毎年『Graphic Design in Japan』出品者の中から、今後の活躍が期待される39歳以下の有望なグラフィックデザイナーに授与。


岡﨑真理子 OKAZAKI Mariko

1984年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学卒業後、オランダ・アムステルダムのGerrit Rietveld Academie(ヘリット・リートフェルト・アカデミー)でグラフィックデザインを学ぶ。実務経験を経て2018年よりフリー、’22年REFLECTA,Inc.(リフレクタ)設立。現代美術をはじめとした文化領域に深くコミットし、観察とコンセプチュアルな思考に基づいた、編集的/構造的なデザインを探求している。https://reflecta.jp/
アートイベントの総合デザイン
「EASTEAST_TOKYO 2023」
(cl: イーストイースト)
写真集のブックデザイン
「OPTICAL TACTILITY / windows」
(cl: プリントハウスセッション)

*上の作品を含む4作品で受賞

坂本俊太 SAKAMOTO Shunta

1993年大阪府吹田市生まれ。2017年武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。同年博報堂入社。現在hakuhodo DXD所属。ʼ20年より、クリエイターズクラブ「NEW(ニュー)」を運営。ʼ23年JAGDA賞受賞(デジタルメディア)。
紙製品専門店のグッズ・ツール
「SUPER PAPER MARKET」
(cl: 福永紙工)
音楽再生アプリケーション
「PAPER BREAKS LP」
(cl: リビング・モティーフ)


*上の作品を含む12作品で受賞
(デジタルメディア「脳波書」でJAGDA賞を同時受賞)

山口崇多 YAMAGUCHI Agata

1988年東京都生まれ、福岡県育ち。2016年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。10(テン)を経てʼ21年にcollé(コル)設立。https://www.nohasho.app/
宿泊施設のブランディング
「くろしお想」
(cl: フリーゲート白浜)
デザインイベント出品作品
「きさくな思いと無関心な顔」
(org: フィーチャードプロジェクツ)

*上の作品を含む9作品で受賞


・一般からのお問い合わせ先:公益社団法人日本グラフィックデザイン協会
 Tel:03-5770-7509 E-mail:hub@jagda.or.jp

デュプロ精工、スイスの印刷後加工機メーカーMultigraf AG 社の株式取得

デュプロ精工株式会社(本社:和歌山県紀の川市、 代表取締役社長:橋口英樹)は、欧州において紙折機やカッター・クリーサーなどの印刷後加工機事業を展開しているスイス企業の Multigraf AG(マルチグラフエイジー)(本社:スイス、Board President:Robert Barrer)の発行済株式 100%を取得し、子会社化することを決定しました。

左から、Patric Lerch 氏(CEO:Multigraf)、Robert Barrer 氏(Board President:Multigraf)、橋口英樹社長(デュプロ精工)、Bruno Picquet 氏(President:Duplo International)、田中日出男社長(デュプロ):5 月 30 日 drupa2024(ドイツ) デュプロブース

1.株式取得の目的および理由
当社はデジタル化が進む印刷業界で、デジタル印刷向けの後加工機のリーディングメーカーとして「熟練のスキルがなくても、ボタン一つで各種後加工を一度に仕上げる高機能ソリューション」をコンセプトに、印刷現場のスキルレス化、自動化、効率化を進める製品を開発しています。
今回、Multigraf AG の株式を取得することは、当社が展開するデジタル印刷向け後加工機市場での成長投資の一環となります。Multigraf AG は 40 年前に設立され、欧州では高速で耐久性のある後加工機メーカーとしての地位を確立しています。近年ではデジタル印刷向けのマルチフィニッシャーにも注力し、市場から高い評価を得ています。
この度の株式取得により、両社の技術を融合させ、企画・開発機能の強化を図ります。また、これにより両社のリソースを最大限に活用し、イノベーションや個々の差別化を推進し、競争力を高め、事業基盤を強化していきます。尚、Multigraf AG は今後もスイスに拠点を置き、Multigraf ブランド名で運営を続けます。

2.株式取得の概要
株式取得者:デュプロ精工株式会社
Multigraf 社の主要株主:Robert Barrer
株式譲渡契約書締結日:2024 年 5 月 30 日
株式取得完了予定日:必要な法的諸手続きを経て 2024 年 7 月

3.株式を取得する子会社の概要
名称  :Multigraf AG
所在地:Grindelstrasse 26, CH-5630 Muri AG,Switzerland
代表者:Board president:Robert Barrer、CEO:Patric Lerch
設立  :1984 年
URL  :https://www.multigraf.ch

【デュプロ精工について】
社名   :デュプロ精工株式会社
本社所在地:〒649-6551 和歌山県紀の川市上田井353
代表   :代表取締役社長 橋口 英樹
資本金  :3,200万円
設立   :1973年8月
事業内容 :デジタル印刷機、多機能断裁機、メーリング機器、
      再生紙作製機並びに事務用省力化機器の開発・製造
URL    :https://www.duplo-seiko.co.jp/


当件に関するお問合せ先
デュプロ精工株式会社 経営企画室
TEL:0736-73-6233


【京都国立近代美術館】「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957–1979」を開催

このたび、 京都国立近代美術館は2024年5月30日(木)から8月25日(日)まで
「 印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957‒1979」を開催いたします。

マス・コミュニケーション時代が到来した戦後の日本では、印刷技術の飛躍的な発展とともに美術と大衆文化の結びつきが一層強まり、複製メディアによる表現が関心を集めました。印刷/版画/グラフィックデザインという領域は近接し重なり合いながらも決定的なズレのある、まるで〈断層〉のような関係性であり、その断層の意味を積極的にとらえ直して自在に接続したり、あるいはその差異を強調するようなさまざまな実践が展開されていきました。

その舞台の一つとなったのが「東京国際版画ビエンナーレ展」です。同展は世界各国から作品を集めた国際的な規模の版画展で、1957年から1979年まで東京国立近代美術館、京都国立近代美術館などを会場に全11回が開催され、当時の気鋭の版画家やデザイナーの活躍の場となりました。とりわけ関西では、「デモクラート美術家協会」出身の作家たちを先駆として「版画概念の拡張」を探究する独自の方向性が生まれ、同時代の美術動向とも共鳴しながら展開していきました。

本展は東京国際版画ビエンナーレ展の出品作家を中心に、同時代の多様な視覚表現のなかに交錯した版画とグラフィックデザインの様相を通して、印刷技術がもたらした可能性とその今日的意義を改めて検証します。

・みどころ

1.国立美術館のコレクションから、東京国際版画ビエンナーレ展の受賞作、出品作が勢ぞろい!浜口陽三、池田満寿夫、菅井汲、加納光於、野田哲也、高松次郎、木村秀樹、井田照一など、「版」表現に挑んだ作家たちの代表作を一挙にご紹介。

木村秀樹 《鉛筆 2-3》
1974 年
京都国立近代美術館蔵

2.戦後美術の動向と切っても切れないのが、印刷技術の発展。当時は版画とグラフィックデザインの関係性も議論の対象になりました。原弘、田中一光、永井一正、横尾忠則、杉浦康平など、日本を代表するグラフィックデザイン界の巨匠たちが手がけた、東京国際版画ビエンナーレ展の貴重な展覧会ポスターも展示します。

横尾忠則
「第 6 回東京国際版画ビエンナーレ展」ポスター
1968 年
国立工芸館蔵


・関連イベント

トークセッション「版画/現代美術の断層」(仮称)
アーティストの播磨みどり氏と髙橋耕平氏をお迎えし、「東京国際版画ビエンナーレ展」を舞台に展開された「版画概念の拡大」の動きと、1980年代以降の写真・映像などの複製メディアを用いた現代美術との間の接続とズレについて考えます。

日  時|2024年7月20日(土)14:00~15:30
登 壇 者 |播磨みどり(アーティスト)、髙橋耕平(アーティスト)、牧口千夏(当館主任研究員・本展担当者)
会  場|京都国立近代美術館 1F講堂
定  員|先着80名(当日11時より1F受付にて整理券を配布します。整理券はひとり1枚のみお渡しします)
参 加 費 |聴講無料

その他のイベントにつきましては、開催が決まり次第、当館HPにてご案内いたします。

・開催概要

展覧会名|「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957–1979」
会  期|2024年5月30日(木)~8月25日(日)
会  場|京都国立近代美術館
開館時間|10:00~18:00 金曜日は20:00まで開館(5月31日、6月7日、8月23日を除く)*入館は閉館の30分前まで
休 館 日 |月曜日(ただし、7月15日(月・祝)、8月12日(月・休)は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
観 覧 料 |一般 430円(220円)、大学生 130円(70円)
※()内は20名以上の団体料金
※高校生以下・18歳未満および65歳以上の方は無料※心身に障がいのある方と付添者1名は無料。
※母子・父子家庭の世帯員の方は無料*。
*入館の際に証明できるものをご提示ください。
※本展はコレクション・ギャラリーの一部を使って開催する展覧会です。
※本料金でコレクション展もご覧いただけます。

会  場|京都国立近代美術館
主  催|京都国立近代美術館
H  P| https://www.momak.go.jp/



京都国立近代美術館公式HP: https://www.momak.go.jp/
・Instagram: https://www.instagram.com/momakyoto/
・Facebook: https://www.facebook.com/momak.go.jp
・YouTube: https://www.youtube.com/@momakyoto/

キヤノンとハイデルベルグ社が枚葉インクジェット印刷機のグローバル業務提携に合意 商業印刷分野の販売活動を強化

キヤノン株式会社のグループ会社であるキヤノンプロダクションプリンティング(Canon Production Printing Holding B.V.、本社:オランダ・フェンロー、CEO:吉田智、以下「CPP社」)とHeidelberger Druckmaschinen AG(本社:ドイツ・ハイデルベルグ、CEO:Ludwin Monz.、以下「ハイデルベルグ社」)は、商業印刷分野における枚葉インクジェット印刷機の販売に関するグローバルでの業務提携について2024年5月17日に合意しました。


マニュアルやパンフレット、書籍などの制作を扱う商業印刷分野では、顧客ニーズの多様化と短納期化に対応するため、多品種・小ロットでの印刷を実現するデジタル印刷の需要が拡大しています。デジタル印刷へのシフトにより大きな成長が見込まれる商業印刷分野を成長領域と捉え、キヤノンはCPP社とのシナジーを発揮しながら、プリンティンググループの総力をあげて製品ラインアップの強化・拡充を進めています。ハイデルベルグ社は、オフセット印刷分野で170年以上の歴史を持ち、世界トップシェアを誇る枚葉オフセット印刷機を中心に、グローバルに幅広い顧客基盤を持っています。

今回の業務提携により、CPP社はハイデルベルグ社にB3サイズ対応の枚葉インクジェット印刷機および世界最大規模の国際印刷・メディア産業展「drupa 2024」(※1)で参考出展するB2サイズ対応の枚葉インクジェット印刷機(2025年内に発売予定)を提供し、ハイデルベルグ社はこれらをハイデルベルグブランドで販売します。これにより、ハイデルベルグ社は商業印刷事業者のニーズに応じて、オフセット印刷・デジタル印刷双方の幅広い製品ポートフォリオを提案できるほか、CPP社の印刷機をハイデルベルグ社の印刷アプリケーション「Prinect」とも連携することで、オフセット印刷とデジタル印刷で異なるワークフローをシームレスに統合したソリューションを提供することができます。ハイデルベルク社の高速・大量印刷を実現するオフセット印刷機と、CPP社の多品種・小ロット印刷を提供するデジタル印刷機と組み合わせることで、お客様の収益性や生産性のさらなる向上に貢献します。

今後も、両社がそれぞれの分野で培ってきた技術力や販売網を活用し、商業印刷分野の新たな可能性を切り開いていきます。


キヤノンプロダクションプリンティング社概要

1.会社名 キヤノンプロダクションプリンティングホールディングスB.V.
2.代表者 吉田智(代表取締役社長CEO)
3.所在地 オランダ・フェンロー
4.設立年月 1877年
5.事業内容 プロダクションプリンティング関連のハードウエア・ソフトウエアの開発・製造・販売

ハイデルベルグ社概要

1.会社名 Heidelberger Druckmaschinen AG
2.代表者名 Ludwin Monz.(CEO)
3.所在地 ドイツ・ハイデルベルグ
4.設立年月 1850年
5.事業内容 商業印刷向けのハードウエア・ソフトウエアの開発・製造・販売


※1. 会場:デュッセルドルフ見本市会場(ドイツ)、会期:2024年5月28日(火)~6月7日(金)


関連情報
キヤノンプロダクションプリンティングホールディングスB.V.
Heidelberger Druckmaschinen AG

DNP、文化施設「市谷の杜 本と活字館」で「発見!雑誌づくり工場(無線とじ編)」展を開催

DNPの工場に密着して雑誌づくりの工程を楽しく学べる企画展

大日本印刷株式会社(DNP)は、活版印刷と本づくりをテーマとした自社運営の文化施設「市谷の杜 本と活字館」(東京都新宿区)で、小学生を主な対象にした企画展「発見!雑誌づくり工場(無線とじ編)」を2024年6月8日(土)~10月14日(月・祝)に開催します。


【企画展「発見!雑誌づくり工場(無線とじ編)」について】

本企画展では、登山専門総合誌『山と溪谷』2024年5月号(株式会社山と溪谷社)の、印刷から製本までの製造工程をイラストや動画で来館者にわかりやすく紹介します。雑誌が完成するまでの、臨場感がある工場の映像は必見です。

また、さまざまな印刷手法や色の掛け合わせの仕組みなど、印刷に関する基礎知識も解説付きで紹介します。主な対象である小学生に向けて、全ての解説文に読み仮名を振るなど、夏休みの自由研究にも活用しやすい展示にしています。

DNPの工場で使っている制服を着て写真が撮れるコーナーも用意しています。子どもも大人も楽しめる、知的好奇心をくすぐる企画展です。

会 期 : 2024年6月8日(土)~10月14日(月・祝) 10:00~18:00
会 場 : 「市谷の杜 本と活字館」 2階展示室(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1)
休館日 : 月曜・火曜(祝日の場合は開館)
入場料 : 無料
主 催大日本印刷株式会社 「市谷の杜 本と活字館」
特別協力株式会社山と溪谷社山と溪谷』編集部


表紙の印刷から製本まで、雑誌を作るプロセスを紹介


■「市谷の杜 本と活字館」について

DNPが運営する「市谷の杜 本と活字館」は、活版印刷の職場の一部を再現し、文字のデザインから、活字の鋳造、印刷・製本までのプロセスを展示・紹介する“リアルファクトリー”です。昭和初期の印刷機が稼働する様子や活版職人が作業する姿なども、実際の動きがわかる“動態展示”の形で公開しているほか、活版印刷のモノづくり体験ができる工房を備えており、参加型ワークショップも開催しています。

*「市谷の杜 本と活字館」のWebサイトURL → https://ichigaya-letterpress.jp/

※事情により、事前の告知なく、開館時間の変更や臨時休館、イベントなどの中止を行う場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※記載された内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

奥村印刷、IPA2024 Global「サステナビリティ」部門で第1位を獲得

取締役常務執行役員 山田秀生が表彰式に出席 ~印刷技術の可能性を広げる新商品が、国際的な評価を獲得~

株式会社奥村印刷(本社:東京都北区、代表取締役社長:奥村文泰)は、世界的な評価機関であるIPA2024 Globalにおいて、「サステナビリティ」部門で第1位を獲得いたしました。この栄誉は、当社の「折り紙食器 beak」が持つ環境への配慮と革新的なデザインが国際的に認められた結果です。


表彰式の詳細

5月31日にハイアットリージェンシーデュッセルドルフで開催される、富士フイルムビジネスイノベーション カスタマーフォーラムでのスピーチとIPA2024 Global の表彰式に、弊社取締役 常務執行役員である山田秀生が開発者として出席し、受賞の喜びを語ります。

入賞作品は、5/28-6/7までドイツ デュッセルドルフで開催されるdrupa会場富士フイルムブース内に展示予定です。

【災害備蓄用 紙製食器 beak(ビーク)】 糊や接着剤を使わない組立式の折り紙食器

シートに切れ込みと筋押し加工をすることで、糊や接着剤、留め具などを使わずに、強固な組み立て式の紙容器を実現した。厚さ0・42ミリメートルのA4判で、環境に配慮した耐水耐油耐熱用紙を採用した。非使用時はシート状でかさばらず、100人分の食器も厚さ4.5センチメートル。梱包時の緩衝材も不要で、大量備蓄や搬送性に富むため、防災用品として優れている。カップ、カトラリー付きの皿、丼を考案し、汁物を含むあらゆる料理に適応する容積、強度を持たせた。



■本件に関するお問い合わせ先
奥村印刷株式会社
〒114-0005東京都北区栄町1-1
Tel:03-5390-6211 E-mail:info@okum.jp

SCREENグラフィックソリューションズ、ドイツ・CGS社をグループ会社化

株式会社SCREENグラフィックソリューションズ(以下、SCREEN GA)はこのほど、カラー技術を駆使した商品の開発・販売を手掛けるCGS ORIS GmbH(本社:ドイツ・ハインブルク、President:Bernd Rückert氏/以下、CGS社)をSCREEN GAのグループ会社としたこと、および同社のCOO(最高執行責任者)として、連(むらじ)国男を任命したことをお知らせします。



CGS社は1985年の設立以来、カラーマネジメントやデジタル校正におけるソフトウエア製品の開発・販売をグローバルに展開しており、カラー技術分野の世界的なリーディングカンパニーです。CGS社とSCREEN GA(旧・大日本スクリーン製造株式会社の印刷製版機器事業部門)は1991年以来、スキャナーとレコーダーシステムに関するカラー技術の協力をはじめ、OEM製品の提供を含むビジネス上の関係を築いてきました。

なお、連国男はSCREEN GAにおいて、「Truepress JET 520HD」など主力製品の開発責任者を務めた実績から、CGS社のCOOとして両社間の事業シナジーをより一層高めてまいります。

今後、CGS社が持つカラー技術を、SCREEN GAのインクジェットデジタル印刷機「Truepressシリーズ」やワークフロー製品のカラーマネジメントのコア技術と融合させ、スキルレスでの印刷技術の実現へと、革新的に進化させていきます。また、CGS社の製品と、SCREEN GAの「EQUIOS」をはじめとするワークフロー製品との連携を強化し、アナログ印刷、デジタル印刷、および双方の印刷の長所を活用するハイブリッド運用など、さまざまなワークフローにおいて、カラーマネジメントソリューションを一段と強化していきます。

* TRUEPRESS、Truepress JET、EQUIOSは日本またはその他の国における(株)SCREENホールディングスの商標または登録商標です。


本件についてのお問い合わせ先
株式会社SCREENグラフィックソリューションズ
ビジネス統轄部 販売推進部
Tel: 075-414-7709
URL:www.screen.co.jp/ga/

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図書印刷、「TOPPANクロレ株式会社」に社名変更

グループシナジー最大化を目指し、新ビジョンの下、新たなスタートへ


TOPPANホールディングスのグループ会社である図書印刷株式会社(本社:東京都北区、代表取締役社長:川田 和照)は、「ものづくりのDNAで、コミュニケーションをカタチづくる」というビジョンを新たに策定し、2024年7月1日より社名を「TOPPANクロレ株式会社」(英語名:TOPPAN Colorer Inc.、以下 TOPPANクロレ)として事業活動を開始します 。


「クロレColorer 」はフランス語で「色」や「彩り」を表します。この言葉に、世の中の彩りを豊かにしていきたいという意思を込めました。

TOPPANクロレは、TOPPANグループがこれまで培ってきた情報系印刷・出版製造における高い技術力や精神性を未来まで受け継ぎ、コミュニケーションの新しい在り方を提示し、TOPPANグループにおける情報系印刷事業を牽引する存在として、グループシナジーの最大化を図っていきます。


* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

KOMORI 、100周年記念ハウスノートが最優秀ハウスノートアワードを受賞

株式会社小森コーポレーション(東京都墨田区、代表取締役社長 持田 訓)(以下、KOMORI)は、KOMORI 100周年記念ハウスノートが、「High Security Printing EMEA」にて最優秀ハウスノートアワードを受賞したことをご報告いたします。

  KOMORI100周年記念ハウスノート


3月4日~6日、ブルガリア・ソフィアにて、世界各国の中央銀行及びセキュリティプリンター、業界のサプライヤーが一堂に会するカンファレンス「High Security Printing EMEA」が開催され、2023年にKOMORIが発行した100周年記念ハウスノートが2024年度のThe Best New Housenote award(最優秀ハウスノートアワード)を受賞しました。

ハウスノートとは、本物の銀行券と同じセキュリティープリントテクノロジーを用いて印刷された、特殊印刷サンプルです。用紙やインキも本物と同じものを使い、印刷機械サプライヤーなどが販売促進のために作成しています。

100周年記念ハウスノートは、”Power to the Print” をコンセプトに、KOMORIがこれまで築き上げたセキュリティープリントテクノロジーを結集させたデザインとなっています。表面は、灰から蘇り永遠に生き続ける伝説の不死鳥「フェニックス」と富士山、当社会長 小森善治のポートレートのイメージで構成され、裏面は、つくばプラントと2羽のフェニックス、桜、そして絵柄の組み合わせが一枚一枚異なる5体のフェニックスの折り紙が描かれています。

印刷は、2023年にオープンしたKGC-S(Komori Global Center-Security)のオフセット印刷機カレンシー LC、凹版印刷機カレンシー IC、デジタル印刷機インプレミアIS29sにて行われました。オフセット印刷では、5色のUV発光インキを含む17色印刷、凹版印刷では、5色印刷とインキを入れずに凹版を強圧で押し付けるブラインドエンボス、デジタル印刷機では、ナンバリングと番号に紐づいた折り紙のフェニックスを可変で施しました。

このハウスノートは、紙、インキ、デザインおよびセキュリティシステムにおいて、KOMORIとパートナーシップを結ぶ各社の協力を得て制作され、高いレベルの偽造防止技術を実現しています。この各社とのコラボレーションを通じて、デジタル印刷、およびスマートフォンのアプリを使用した認証機能等の最新技術と実績のある偽造防止技術を組み合わせた表現を可能にしており、今後の偽造防止技術の可能性を示すことができました。

受賞にあたっては、銀行券にはまだ導入されていないデジタル印刷技術を、既存の銀行券印刷技術と組み合わせたことで、銀行券の未来が描かれている点が注目されました。特に、デジタル印刷技術による独特の波形ナンバリングとその番号に紐づいて変化する絵柄により、銀行券一枚一枚が唯一無二のデザインを有していることが評価されました。

受賞トロフィー