制作・デザイン系」カテゴリーアーカイブ

2026年開講【オンライン】第1期 デザイナー養成講座

 

「人材開発支援助成金」と「オンラインスキルアップ助成金」の

対象になる可能性があります。

 

”わかる”だけで終わらせない!
”できる”まで併走する!
  

JAGAT デザイナー養成講座は、“受けっぱなしのセミナー”ではなく、“現場で試して育てる”ための実践プログラムです。
全5回の講義と、2か月間の伴走サポートで、あなたのデザイン力を次のステージへサポートします。

 

 講義の特徴とポイント
  講座中ずっと相談と伴走(デザイン添削・指導など)
  実務案件・制作課題・ツール操作まで講師に質問可能です!

項目 内容
◆一流講師による解説 デザインの原理・構成・タイポグラフィ・配色を段階的に学ぶ
◆講義中ワーク+課題添削 各回で実践課題に取り組み、次回にフィードバック
◆講座中ずっと相談し放題 実務案件・制作課題・ツール操作まで講師に質問可能
◆少人数制・双方向 最大10社限定。講師との密な対話で実務課題を解決
◆デザイン添削・講評 希望者には課題作品を講師が直接添削・講評

※最大の特長は、全5回(約2か月)の期間中、講師への質問・相談ができることです
「学んだことを実務で試し、現場での疑問を解消できる」
 教室と実務を往復しながら成長できる新しいデザイン講座です

 

相談できる内容例

●自社案件のレイアウトやデザイン方向性の確認
●クライアントプレゼン資料の表現相談
●配色・文字組み・情報整理のアドバイス
●課題作品へのフィードバック依頼 など

“学ぶ→試す→聞く→直す”の繰り返しで、確実にスキルが定着します

 

相談運用の仕組み

●受講者は期間中いつでも質問可能 ※メールやチャットワーク等利用予定
●講師が概ね週単位でまとめて回答・添削
●画像・PDF・スクショ添付で具体的に相談可

 

開催日程

2026年開講 全5回 ※計15時間 (1回3時間) 

※本講座は、Web会議システム「ZOOM」を使用したインターネットによる講座です。

 

講師

樋口 泰行(有限会社 樋口デザイン事務所)

東京工科大学デザイン学部・東洋美術学校非常勤講師
DTPエキスパート/JAGRAコンテスト問題作成委員/Adobe Community Expert。
【著書】『だれでもレイアウトデザインができる本』『InDesign文字組の基本と実践』『DTPエキスパート・マイスターBOOK』ほか

 

 

 

カリキュラム

開催日 テーマ 内容
1回目
3時間
「デザインとは」 デザインの原理・構成
2回目
3時間
「デザインの実務とパターン」 デザインパターン解説
画像、図形、くみ版・配色
課題1の説明
3回目
3時間
添削解説1・課題2  課題1のポイント解説
課題2の説明
4回目
3時間
添削解説2・課題3 課題2のポイント解説
課題3の説明
5回目
3時間
添削解説3・まとめと総評 課題3のポイント解説

※カリキュラム、日程等は諸般の事情により変更となる場合がございます

 

対象

印刷会社・制作会社の若手デザイナー、DTPオペレーター
※2名様受講で効果的なペアの組合せも可能。例えば、制作+制作、制作+営業、企画+制作など
デザイン部門で基礎から体系的に学び直したい中堅層
一般企業のデザイン担当者
Adobeツールの操作経験を持つ実務者
※完全初心者向けではありませんが、基礎力を固めたい実務者に最適です

定員

10社(1枠2名まで可)  

最少催行社数

 3社

受講料(税込み)※1枠2名まで(複数枠お申込可能)

JAGAT会員 330,000円   一般 440,000円 

 

 

「人材開発支援助成金」

人材開発支援助成金とは?
厚生労働省が管轄している助成金制度で、労働者の職業生活設計の全期間を通じて段階的かつ体系的な職業能力開発を効果的に促進するため、事業主等が雇用する労働者に対して職務に関連した専門的な知識及び技能の習得をさせるための職業訓練等を計画に沿って実施した場合に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部等を助成する制度です。

※最大で以下、受講料の約50~70%が助成支援になる可能性があります
 https://www.tokyo-designplex.com/biz/subsidy/

(人材育成支援コース)
経費助成:14万円+賃金助成:1万円=15万円

(事業展開等リスキリングコース)
経費助成:24万円+賃金助成:1万円=25万円

●関連記事

令和5年度「人材開発支援助成金」は大幅に制度改定

 

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お申込み 

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FAX申込用紙PDF  ※準備中 
お申込書に必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3168までFAXにてお送りください。

 

 *お問合せ・資料請求*

 お気軽にお問合せください。 
 公益社団法人日本印刷技術協会 研究・教育部 セミナー担当
 TEL:03-3384-3411/FAX:03-3384-3168
 E-mail:

 

 

 

【オンライン】 グラフィックデザイン 表現技法の活かし方

グラフィック・トライアルの表現手法より新しい印刷表現を学ぶ!

技術の進化やメディアの多様化は印刷表現にも大きく影響を与え、新しい領域が次々と生まれている。デザインの力で、オフセット印刷、インクジェット、スクリーン印刷などの印刷方式と製版手法に加え、加工技術や多様なメディア表現も柔軟に取り込み、次世代の印刷表現を追求した「グラフィック・トライアル」(主催TOPPAN)より、表現技法を解説。
印刷におけるデザインの基本と表現の可能性を学ぶ。

開催日時

2025年12月2日(火)14:00~16:00

プログラム

グラフィックの基本
色彩の話
・色彩学の基本  
・3原色と限界
・元色と赤 
・青 
・毒色 
・金銀
デザインの力
・静止画の力 
・角アール 
・ダイカット
いくつかの素材
・メタル+箔+コールドホイル 
・樹脂盛り
・リオトーン 
・スクラッチ 
・エンボス 
・他多数
グラフィック・トライアルに見る表現手法
・正統派 
・メタル系 
・輝き
・モアレ 
・チェンジング

 

講師

久保田秀明(くぼた ひであき)  
TOPPAN株式会社 アートディレクター

 

対象

デザイン、企画、制作、営業、グラフィックデザインに携わる方

 

最少催行人数

 5名

 

参加費(税込み)

JAGAT会員 15,400円 /一 般 20,900円

※上記価格は1名様の価格です。複数名でご視聴の際は人数×受講料をお支払い下さい。

 


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お申込み

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●FAXでのお申込み


お申込書に必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3216
までFAXにてお送りください。

 

参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

内容に関して問い合わせ先
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
研究・教育部 セミナー担当 電話:03-3384-3411

お申し込み及びお支払に関して
管理部(販売管理担当)   電話:03-5385-7185(直通)

 

公益社団法人 日本印刷技術協会

【オンライン】デザイン・レイアウトの基本知識

 

★デザインの視点で基本構成やレイアウトパターン、組版を学ぶ★

印刷やDTPの現場で「伝わるデザイン」を作るには、レイアウトや組版の基礎を理解し、多様な要素を適切に配置する力が不可欠です。
本講座では、現役グラフィックデザイナーでもある樋口 泰行氏が講師を務め、紙媒体を中心に、レイアウト理論や組版の基本テクニック、配色、書体選び、図解表現を実例や演習を交えて体系的に解説します。

カリキュラムは素材の収集からラフスケッチ、レイアウト構成まで実務の流れに沿い、「手を動かす前の思考」や構成力を身に付けることに重点を置いています。誌面を構成する大見出し、小見出し、リード、本文、写真や図表などの各パーツの役割と効果的な組み合わせを実例で学び、多様なレイアウトパターンを通して基礎と応用を習得します。

配色ではキーカラーとサブカラーの使い分けや色の心理的効果、白黒コピーへの配慮など基本原則を押さえ、和文・欧文書体の特徴、読みやすい文字組みのルールもわかりやすく解説。さらに、文章を名詞と動詞に分解して図解化する図解技法や矢印・ピクトグラムの活用方法も身に付けられます。

新入社員やデザイン初心者はもちろん、基礎を再確認したい経験者にも最適な内容で、豊富な図解や比較例によって「型を理解し、応用する力」が自然と養われます。印刷物や資料作成における「見やすさ」「伝わりやすさ」を向上させるための実践的スキルを、現場で役立つワークフローに沿って効率良く学べる講座です。

 

 

開催日程

2025年11月25日(火)  14:00~17:00

 

カリキュラム

〇デザインとは何か
・デザインの設計 
・ターゲットとシチュエーション 
・企画発案
・マネジメント

〇デザインの要素のあつかい方
・形状と配置 
・色彩の理論と感情 
・文字の分類

〇さまざまなレイアウト
・メディアによるレイアウトの違い 
・紙面分割 
・グループ化
・インフォグラフィック
・写真の使い方
・日本語組版の基礎

※講師やプログラムはやむを得ず一部変更する場合があります。
 

 

講師

樋口 泰行(有限会社樋口デザイン事務所)

東京工科大デザイン学部/東洋美術学校非常勤講師。DTPエキスパート/JAGRAコンテスト問題作成委員/Adobe Community Expert。海外向け広告代理店でのディレクターを経て、グラフィックデザイナーとして独立。イラスト、広告・DTP・Webデザイン・映像制作をメインに活動。またクリエイティブ関係のテクニカルライティング・取材執筆を行う。
主な著書に『デザインのバリエーションや代案をくださいと言われてももう悩まない本。』
『だれでもレイアウトデザインができる本』『Adobe InDesign文字組みの基本と実践』
『Illustrator魔法のレシピ』などがある。

 

対象

新入社員・若手・中途社員・デザインレイアウトの基礎やコツを学びたい方

 

最少催行人数

 5名

 

参加費(税込)

 JAGAT会員 15,400円/ 一 般  20,900円 

 


【関連講座】

テキストでじっくり学びたい方へ
通信教育「よくわかるレイアウトデザインの基本コース
主任講師:樋口泰行
受講期間:2ヵ月


 

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お申し込み

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●FAXでのお申込み


お申込書に必要事項をご記入のうえ、
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までFAXにてお送りください。

 

参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

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お申し込み及びお支払に関して
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公益社団法人 日本印刷技術協会

【オンライン】今、仕事に活用できる画像生成AIとその進化

AI技術の進化は2025年現在、さらに加速し、画像生成AIの分野では、デザインやクリエイティブ業務、ビジネス現場における生産性を劇的に変革しています。

Photoshop 2025のアップデートでは、「生成塗りつぶし」や「生成拡張」などのAI搭載機能が大きく進化し、プロンプト(指示文)を入力するだけで、高精度な画像や背景の自動拡張、不要物の除去、低解像度画像のアップスケールなどが直感的に行えるようになっています。これにより、
従来は専門的な手作業が必要だった複雑な編集も簡単に実現できるようになりました。

最新の画像生成AIは、単なる静止画の生成にとどまらず、動画や3D生成へも応用が拡大し、
映像・エンタメ、広告、Webデザインなど、多様な分野でイノベーションをもたらしています。
Adobe Fireflyのような著作権配慮型モデルも普及し、安全性や法的リスクへの対応も進んでいますが、誤情報の混入を防ぎコンテンツの信頼性を確認することも重要です。また、著作権や肖像権侵害、既存作品との類似性に注意し、コンテンツの利用規約を守って目的外の使用を避ける必要もあります。

今後も数ヶ月単位で技術は大きく進化していくため、常に最新の動向や機能をキャッチアップしながら、安全かつ効果的に生成AIをビジネスに活用していくことが求められます。
最先端のAIツールを効果的に活用し、クリエイティブワークの効率と品質を向上させたいデザイナーにとって非常に有益な内容です。皆様の奮ってのご参加をお待ちしています。

 

 

開催日程

2025年10月17日(金)  14:00~16:00

 

カリキュラム

① レタッチ作業の簡便性向上
② 裁ち落としエリアや足りない写真の範囲拡大
③ 低解像度の写真のアップスケール
④ 著作権的な心配の少ないAdobe Firefly
⑤ 生成AIから生成動画、生成3Dへ

※カリキュラムは予告なく変更する場合があります。

 

講師

樋口 泰行(有限会社樋口デザイン事務所)

東京工科大デザイン学部/東洋美術学校非常勤講師。DTPエキスパート/JAGRAコンテスト問題作成委員/Adobe Community Expert。海外向け広告代理店でのディレクターを経て、グラフィックデザイナーとして独立。イラスト、広告・DTP・Webデザイン・映像制作をメインに活動。またクリエイティブ関係のテクニカルライティング・取材執筆を行う。
主な著書に『デザインのバリエーションや代案をくださいと言われてももう悩まない本。』
『だれでもレイアウトデザインができる本』『Adobe InDesign文字組みの基本と実践』
『Illustrator魔法のレシピ』などがある。

 

対象

デザイナー、DTPオペレーター、営業、企画など

 

最少催行人数

 6名

 

 

参加費(税込)

 JAGAT会員 15,400円/ 一 般  20,900円 

 


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お申し込み

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●FAXでのお申込み


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参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

内容に関して問い合わせ先
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お申し込み及びお支払に関して
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公益社団法人 日本印刷技術協会

【オンライン】印刷物・広告制作の「品質」と「信頼」を両立!
校正&倫理実践講座

現代の印刷物・広告制作においては、品質の確保と倫理的な配慮が不可欠です。本講座では、高品質な印刷物を提供するための校正の基礎知識や実践的なスキル、加えて、社会的信頼を損なう「炎上」を未然に防ぐための広告倫理について学びます。

校正を行うことで、誤字脱字や文法ミス、フォーマットの不一致といったエラーによる企業やブランドイメージの毀損を防げます。また、印刷工程が進んだ後の修正によって発生する多大なコストや時間の浪費、さらには法律や規制に関わる情報の誤りによる法的リスクも回避できます。

近年では、広告が社会的な批判を浴び、「炎上」と呼ばれる大きな議論や非難を引き起こすケースが増えています。不適切な表現の広告は、企業やブランドのイメージを著しく損なうだけでなく、社会的信頼の失墜にもつながります。本講座では、こうした現代の広告制作に内在するリスクを回避し、社会や顧客から信頼される広告を制作するための知識も習得します。

印刷物・広告制作に関わるすべての方々が、炎上を未然に防ぎ、より高品質で信頼される原稿の制作を目指すことを目的としています。

 


 

開催日時

2025年9月16日(火) 14:00~17:00

 

形式

オンライン  ※「Zoom」を使用します。必ず1人1台のPCをご用意ください。

 

カリキュラム

校正の基礎知識
校正の目的と重要性
校正スキル
・赤字の入れ方
・集約
・ファイル管理
・顧客とのコミュニケーション法
・検版ソフトの活用
ミス事例
実践ワーク
・アオリ検版
・カタログ校正
・チェックシートの活用

倫理
・広告原稿制作において注意しなければならないポイントを解説!
・表示をとりまく法令のご紹介
JIS法、景表法、食品表示法、薬機法、権利関係
・当たり前に使っている言葉、悪意が無くても実は…。
不快表現・不適切表現
・失敗事例、炎上事例/対応策

生成AIの活用法と注意点
・アンケート(生成AIの活用状況)
・生成AIができること、できないこと
・代表的な生成AI
・デモ
・ppt資料の作り方

 

最少催行人数 

6名

 

受講対象

営業、企画、制作など印刷物・広告物の品質管理に関わる全ての方
 

 

講 師

 橋口 良子 (はしぐち りょうこ)

   広告校正協会

カタログ、チラシ、雑誌、Webコンテンツなど多岐にわたる媒体にて、原稿整理、制作進行、校正・校閲などを経験し、現在も商業印刷の現場にて、校正ディレクターとして活動中です。
【広告校正協会】編集、校正・校閲、制作、ディレクションなど、さまざまな立場で培ってきた経験やノウハウを、セミナーを通じて少しでも皆さまにお伝えできたらという思いで立ち上げました。そして世に出る広告や出版物が、より良いものになることを目指しています。

 

参加費(税込)

JAGAT 会員 15,400 円 /一 般 20,900 円

※上記価格は、1名様の価格です。
 複数名でご視聴の際は、人数×受講料をお支払いください。

 

お申込み  

 Webからのお申込み

必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

 

FAXでのお申込み  
annai-2
お申込書をプリントアウトし必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3216
までFAXにてお送りください。

 

■ 参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

 

● 研究会・セミナーのZoomウェビナー参加方法のご案内

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● セミナーお申し込み後の流れについて

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【内容に関して問い合わせ先】
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
研究・教育部 セミナー担当 電話:03-3384-3411

【お申し込み及びお支払に関して】
管理部(販売管理担当)   電話:03-5385-7185(直通)

公益社団法人 日本印刷技術協会

フォトビジネスにみるサービスとビジネスモデル

市場規模ではなくビジネスの仕方が重要

製造業におけるサービスは、印刷業が価値を高めるキーワードのひとつだ。印刷ビジネスとも親和性の高いフォトビジネスでもサービスの力によって業績を伸ばすビジネスモデルが注目される。フォトビジネス市場も数字の上では、右肩上がりではない。2024年フォトブック市場予測は、フォトブック市場は、2019年度まで順調に拡大傾向で2020年度は、新型コロナの影響による撮影機会減少を受け、減少となり、2021年度以降も減少傾向は続き、2023年度は数量が847万冊(前年比94%)、金額が107億円(前年比97%)と推計となっている(日本フォトイメージング協会サイト掲載2024年9月26日)。フォトブックは、「思い出を残す」ことに加え、「スマートフォン内の多数の画像の整理」にも繋がる為、一度、経験するとリピート率は高く、市場拡大は継続すると期待し、2024年度については、数量:813万冊(前年比96%)、金額:105億円(前年比98%)と推測していた。一方、アルバムをはじめとする学校写真のビジネスでは、撮影業者の高齢化や人手不足が課題となり、業界の持続的な発展が求められる現状があるという。

DXの力で変わるフォトビジネス

近年は、ベンチャー企業によりイベント写真や、スポーツ写真、幼稚園写真のインターネット販売を開始し、 ネット販売を営業の武器に、北海道から沖縄まで全国で多くのイベント撮影を軒並み受注している状況がある。今、日本全国で着実に広まっている。スクールフォトの保育園向けサービスでは、保育士の労力削減や販売リスク軽減に向けてDXの力で写真販売サービスを展開している。株式会社e-CHANNELが運営するWebサイト「ほいくis」(2023/11/08)の特集記事「保育士が比較!保育園向け写真販売サービスサイト一覧と口コミ」では、サービスの解説と紹介が記載されている。多くの保育園・幼稚園では、子どもたちの成長を収めた写真販売をインターネットで販売、購入する方法が主流になっている。保育園向け写真販売サービスは、園で撮影した子どもの写真をインターネット上で販売するサービスのこと。保育士は保護者の同意書を得て写真を撮影・インターネット上にアップロードし、保護者はスマホなどでアップロードされた写真の確認・注文・購入を行う。以前は廊下や教室に写真を展示して販売する方法だったが、近年は保育士と保護者双方の時間と手間を軽減できる写真販売サービス導入が進んでいる。

写真販売サービスで販売する写真は、通常の保育の様子などは保育者が撮影する。普段の保育の様子を撮影できるので、子どもたちの自然な姿を捉えた写真を販売できる。入園式や運動会、イベントの時はプロカメラマンによる撮影代 行と使い分ける園も多い。写真コンテンツの価値の再認識にも繋がり実は、プロカメラマンへの撮影ニーズ拡大にも繋がっている。写真販売サービスのシステム導入費は基本的に無料である。プロのカメラマンによる派遣も基本的に無料で、保護者からの写真購入代金をもとに運営していることが多い。保育システムと併用の場合は、月額使用料がかかる場合もある。写真購入代は「L判1枚80円」などシステムごとに設定された価格や最低販売価格が設定されていることもある。最低価格以上で販売した場合は差額を手数料として園に振り込まれるケースもあるという。写真販売サービスを導入すれば、ユーザーが行うのは下記の業務のみ。

<主なユーザーの作業>

•写真撮影

•インターネット上にアップロード

•販売できない写真を削除

•販売期間の設定

前もってアプリをインストールしておくと、撮影するだけで自動的に写真がアップロードされるサービスもある。システムがクラスや日付ごとに写真を振り分けてくれるので、写真の整理や掲示などの手間は一切かからない。販売できない写真を一括で削除できるため、写真撮影がNGの園児への対応もスムーズにできる。

<園のメリット>

①写真の整理、展示の手間がかからない

②集金作業の負担がない

③セキュリティが高い

<保護者のメリット>

①キャッシュレス決済ができる

②好きなタイミングで写真を選べる

③リマインド機能で買い忘れを防止できる

【主な保育園向け写真販売サービス、サイトの特徴】

・はいチーズ!フォト

千株式会社が運営する、保育園・幼稚園など子どもを預かる施設向けの写真販売サービス「カメラマン撮影プラン」と「先生撮影プラン」の2つのプランがあり、併用も可能。カメラマンの派遣は日程や回数に関わらず無料なので、行事だけでなく日常保育の撮影も依頼しやすい。専用アプリをインストールしたスマホやタブレットを利用すれば自動で写真をアップロードしてくれる。

・egao(エガオ)

株式会社スタジオアリスが運営する、学校・保育園・幼稚園向けのインターネット写真販売サービス。子ども専門写真館で培った撮影技術、プリント工場やサポート窓口も全て自社で行っている。「先生撮影プラン」では、販売したい写真をサイトにアップロードするだけで写真販売が行える。「カメラマン撮影プラン」では、子ども写真館運営のノウハウを活かした独自の研修を受けたカメラマンが撮影。プロカメラマンによる撮影データを卒園アルバムに利用できる。

・スナップスナップ

株式会社フォトクリエイトが運営する。園・学校で撮影された写真の販売サイト。日本全国の公私保育園〜大学まで約16,700校に導入されており、スクールフォト販売サービス満足度1位を誇っている(日本トレンドリサーチ調べ)。プロのカメラマンの写真を残せる「撮影事業者紹介プラン」や置くだけで写真を撮れる「自動撮影カメラプラン」などニーズに応じた複数のプランがあり、併用も可能。

・えんフォト

株式会社うるるが運営する、幼稚園・保育園の写真販売システム。写真販売だけでなく動画販売サービスも行っている。運営会社は情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格の認証を取得している。セキュリティ面での信頼性も高い。カメラマン派遣サービスでは無料でプロのカメラマンを派遣している。動画販売もしているので、イベントや行事の動画販売を考えている園のニーズにも対応。

・みんなの写真屋さん

株式会社ルクレが提供するスクール写真のネット販売システム。全国370店の写真屋さんに導入されており、近くの写真屋さんが撮影からお届けまでを一貫して担当してくれる地域密着型のサービス。

・富士フイルムスクールフォト

富士フイルムイメージングシステムズ株式会社が提供する写真販売サービス。幼稚園・保育園・学校の専任カメラマンによって撮影された写真をインターネット上で販売。高品質プリントに仕上げる。顔検索機能、スマートフォンに最適化された画面やトリミング機能など便利な機能が備わっている。保護者からの問い合わせに対応をしてくれるため、園の負担がない。

・そだちえ

株式会社リコーが運営する、保育園・幼稚園・学校向け写真・動画販売サービス。スマホで撮影した写真・動画を専用アプリが自動でアップロードしてくれる。保育者が撮影した写真販売だけでなく、プロカメラマンに撮影してもらえるプランも無料で利用可能。「ダブル認証方式」や「保護者チェック機能」などセキュリティも強味。園だよりや給食メニューなどお知らせ配信機能もある。

・コドモン写真共有・販売

株式会社コドモンが運営する保育・教育施設向けICTサービス。保育者の作業は、写真を撮影・アップロードして公開先(クラス/園児)を選ぶだけ。販売や印刷、集金、配送は全てコドモンが代行。カメラマン派遣サービスを無料で実施。コドモンのICTサービスは導入数全国No.1。勤怠管理や登降園の管理、保護者との連絡など保育業務をサポートする便利な機能が充実。

・撮っても楽だ

はるの写真工芸株式会社が提供する写真販売代行サービス。12年以上サービスを運営している、写真販売サービスのパイオニア的存在。保育者、保護者の視点に立った使いやすいサービスで、リピート率8割の高い満足度。園のニーズに合わせて、インターネット販売、見本ポスター展示、インターネットと見本の併用など販売方法を自由に選べる。写真販売システムを利用と従来の展示方式による販売も続けたいという園のニーズに対応。

・フォトレコ

フォトレコは、株式会社エクスラントが提供する、保育園・幼稚園・各種学校向けの写真販売サービス。導入数は2万3,000事業者を突破。プロカメラマンの無料派遣を行っている。サービスの不明点は、Zoom等のオンラインツールや園への直接訪問でサポート。

各サービスは、生き残りをかけた競争によりそれそれの特徴打ち出し、価値を生み出している。また、製造部門を持たないビジネスモデルでは、印刷会社がビジネスパートナーになっていることもある。重要なことは、印刷物と同様、写真自体はプリント物で コモディティ化 しているが、コンテンツを含めてサービスという無形の価値で競争していることだ。サービスという言葉は、さまざまな場面で使われる。身近に例えれば、商品価格の割引や景品の無料提供は、経済的な価値である。他にも、機能的な価値では、情緒的な「接客サービス」、機能的な価値では「補償サービス」「アフターサービス」「デリバリーサービス」など様々な事柄考えられる。機能的な価値に加え、安心感のような情緒的な価値も含んでいるようだ。印刷業も印刷製品を作る価値からサービスの価値を高める「サービス化」を促進する必要がある。サービスという言葉はやはり多様な意味を含み、その概念や定義を明確に表現することが難しい。しかし、これらはおおむねモノとの関係においてサービスを定義しようとしていると考えられる。モノとサービスの相乗効果で顧客満足に繋がることによりビジネスチャンスを広げる可能性があるようだ。

(研究・教育部 古谷芸文)

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人気キャラクター「ちいかわ」にみる印刷ビジネスの機会

とある会話、人気のうさぎキャラクター

 キャラクターグッズビジネスは、印刷及び関連会社にも携わっているケースも多い。先日、とある劇場のロビーで、若い学生風の姉妹と父親らしき来場者がバッグに付けたアクリルキーホルダーに纏わるこんな会話を耳にした。

父親らしき人物「この『うさぎ』可愛いね!」

妹らしき人物「そうそう『ちいかわ』だよ!可愛いでしょう!」

姉らしき人物「うさぎ?『ちいかわ』知らないの?」

父親らしき人物「なんとなく『ちいかわ』見たこと!?知っているかな!?」

 ちいかわは、言わずと知れた一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会が主催する日本キャラクター大賞において、Twitter発のコンテンツとしては初めてグランプリを受賞したキャラクターである。ハローキティやミッフィーでもなく人気キャラクターはSNSから生まれる時代だ。2024年度のキャラクタービジネス市場規模は前年度比101.8%の2兆7,464億円を予測(株式会社矢野経済研究所調べ)され、急成長を背景に続々と新キャラクターが登場している。最新の人気うさぎキャラクターも今や「ちいかわ」だけでもなさそうだ。2024年版10代女子が選ぶ!流行りそうな人気キャラクターランキング(マイナビマーケティング広報ラボ:更新日:2024年02月08日より)では、好きになったきっかけや購入したくなるグッズのポイントを徹底調査している。

2024年流行りそうなキャラクターランキングでは、

第1位「おぱんちゅうさぎ」

第2位「ちいかわ」

第3位「んぽちゃむ」

キャラクターの好きなポイントは、

「ビジュアル」が約8割

  • 高校生:「キャラクターの言葉」への注目度も高く、コトバ自体が流行ることもある
  • 大学・専門学生:「キャラクターの設定・コンセプト」の回答率が高く、見た目とその背景にも魅力を感じることが多い

好きなキャラクターのグッズは、

「ぬいぐるみ」「キーホルダー」を持っている

好きなキャラクターのコラボ商品・サービスは、

「文房具」「食品・お菓子」を購入

キャラクターIPを生み出す背景

 『ちいかわ』ヒットの背景は、SNSで活躍するクリエーターのナガノ氏が2020年にTwitterで展開し始めた漫画作品がある。現在ではキャラクターライセンスを専門に取り扱う株式会社スパイラルキュートがプロデュースしているIPだということだ。キャラクターを生む作家と作品(キャラクター)を発掘して育てるプロセスで成立する。ビジネスでは、特に後者にあたるプロディースが重要だ。2024年07月04日(木)開催、コンテンツ東京の特別講演 「キャラクター&ブランド活用」IPヒットへの仕掛けとキャラクター活用の可能性では、社会現象化する「ちいかわ」成功の背景とネクスト・ステージと称して、川上 洋一氏(スパイラルキュート代表)、辻 有起氏(グレイ・パーカー・サービス営業部長)と古川 愛一郎氏(一社キャラクターブランド・ライセンス協会理事長、ラブワン・コミュニケーションズ 代表取締役)によるトークイベントが開催され、成功の背景として川上氏より、SNSでのキャラクタークリエイター発掘、素材としての作品の目利きがポイントでることに加え、クリエイター・キャラクターファーストであることが語られた。グッズ販売にあたる辻氏からは、LINEをはじめとするSNSをコミュニケーション手段の主力とし、メイン商品のひとつとしてのぬいぐるみを主力とした売り場のポップアップなど見た目を重要視することと、新しいキャラクターをスタートすることへの注力について語られた。

キャラクターIPビジネスのプレーヤー

 キャラクターIPビジネスには、プレーヤーとしてのそれぞれのポジションが4つある。「ライセンサー」「ライセンシー」「ライセンスエージェント」「小売業者(流通のプラットホーム)」で、互いの強みを発揮することで双方の利益を図ることができる。

【ライセンサー(実施許諾者)】

ブランドやキャラクターなどの特許ライセンスを所有する団体や個人

【ライセンシー(実施権者)】

ブランドやキャラクターなどのIP(知的財産)の使用権をライセンサーから承諾を得ることで、IPを使用した商品やサービスを開発し、販売することが可能な事業者

【ライセンスエージェント】

ライセンサー(実施許諾者)と契約を結ぶことで、キャラクターやブランドなどのIPの営業代行やマーケティングを行う団体や個人。

【小売業者】

ライセンシーが開発したライセンス製品を購入することで、インターネットや小売店などを通して販売する事業者。また、キャラクターグッズに携わる事業者には、ライセンサー(版権元)から版権を借りてグッズ化し販売する事業者「ライセンシー」と企業や同人、個人から委託されるOEMがある。

 キャラクターIPビジネスは、成長分野ではあるが競争は激しい。もはや、レッドオーシャンかもしれない。一方、拡大する市場の中、顧客は、常にキャラクター開発に留まらず、ビジネスに纏わる情報や確かなブレーンを求めている。印刷会社としては、自らキャラクター開発を行うライセンサーに目を奪われているだけではなく、自社の強みや「やりたいこと」を明確し、プレーヤーとしてのポジションを選択することも視野にいれる必要がある。ちなみに、前出の人気グッズ「ぬいぐるみ」「キーホルダー」は、モノづくりに自信のある印刷会社は、ライセンシーとの関係づくりにもビジネスチャンスがあるだろう。商品開発には、売れる製造ノウハウが欠かせないことは当然だ。印刷会社では、「推し活」やファンアイテムの必需品として人気のアクリルキーホルダー(アクキー)やアクリルスタンド(アクスタ)は、「レーザー加工機」と「UVプリンター」を使ったアクリルグッズ製作で業績を伸ばした事例もある。市場は拡大の傾向だ。重要なことは、「今、売れている?」からではなく、市場のしくみを理解して「自社には何ができるか!」「何をやりたいか!」である。page2025セミナーでは、キャラクターIP、グッズ商品の製造販売で業績を伸ばす企業よりご登壇頂きビジネス開発のポイントを解説する予定だ。講師事前インタビューで感じたことは、ビジネスへの想いと熱い情熱が必要なことは強く感じた。また、キャラクターに愛情を注ぐ若い社員のモチベーションを引き出し、チームづくりを大切にしているマネジメントには共感を覚えた。

(研究教育部 古谷芸文)

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