印刷業界」タグアーカイブ

『JAGAT info』2016年11月号

JAGAT info 2016年11月号表紙

■経営者インタビュー
デジタルとオフセット印刷をシンクロさせるメディアを使い
お客様のニーズに期待以上にお応えしたい
株式会社 白橋 代表取締役社長 白橋 明夫氏

■特集 JAGAT大会2016報告
印刷の再成長―市場の創出

■特別企画
page2017のテーマは ビジネスを創る〜市場の創出〜

■特別企画 『印刷白書2016』の読み方
印刷産業のビジネスを創る

■マーケティング情報
混迷するニュースビジネス

■技術トレンド/クロスメディア
新聞業界向け国際展示会 World Publishing Expo2016報告

■Education
見える化推進で、メンバー企業全社が収益力UP
「見える化情報交換会」の仕組みを探る

■エキスパート資格
クロスメディアエキスパート試験の出題意図と講評

■デジタル印刷最前線
MAとデジタル印刷で顧客の課題を解決
大東印刷工芸株式会社

■メディア業界動向
新聞大会と経営動向調査にみる業界展望
課題と向き合い、経営強化へ向けさまざまな取り組み進展
井上 秋男

■森裕司のデジタル未来塾
スクリプト使用の勧め

■展示会レポート
注目集めたシェルフレディ・パッケージング
2016東京包装国際展

■DTPエキスパートのための注目キーワード
フォントフォーマット 野尻 研一

■クロスメディアエキスパートのための注目キーワード
メディア提案の必要性、問題と課題の違い 影山 史枝

『JAGAT印刷業経営動向調査2016』発行のお知らせ/印刷界OUTLOOK
キーワード2016/西部支社便り/図書のご案内/通信教育のお知らせ
トピック技術セミナー2016開催のお知らせ
『デジタル印刷レポート2016-2017』発行のお知らせ
ニュースラウンジ/印刷総合研究会のお知らせ/『印刷会社と地域活性 Vol.3』発行のお知らせ
『DTPベーシックガイダンス』発行のお知らせ/印刷経営ウオッチング/消息
『印刷白書2016』発行のお知らせ

2016年11月15日発行 A4判

産業連関表から読み解く印刷産業の需給構造

100億円の印刷需要が発生した場合、印刷市場に約106億円の印刷需要を誘発し、国内経済に約190億円の経済波及効果をもたらす。『印刷白書2016』では産業連関表によって印刷需要や様々な産業との関係を見ている。(数字で読み解く印刷産業2016その12) 続きを読む

『JAGAT info』2016年10月号

JAGAT info 2016年10月号 表紙

■経営者インタビュー
お客様に感動を与える会社を目指して
フォーム印刷で培ってきたノウハウを生かして新たなビジネス展開に取り組む
株式会社マクビーカタガイ 代表取締役社長 清水 正雄氏

■特集 「JAGAT「印刷産業経営動向調査2016」より
業績良好な印刷会社経営者の思考を探る
印刷会社の業績と経営戦略

■特別企画
独自商品・サービスで新市場の開拓へ
株式会社プライズコミュニケーション
株式会社マルモ印刷
株式会社大成美術印刷所

■マーケティング情報
印刷会社とマーケティングについて
その基本的な背景と考え方

■技術トレンド/クロスメディア
活用シーンで変える動画戦略

■技術トレンド/グラフィックス
Book of Oneを可能にするフィニッシングライン

■Education
中小印刷企業の採用活動に必要なブランディングの視点

■エキスパート資格
2016年8月エキスパート認証試験実施状況

■経営情報
事業戦略展開における協業・連携の重要性
第3回 協業・連携の失敗・落とし穴
株式会社GIMS 寳積 昌彦

■メディア業界動向
リオ五輪に見る新聞界の取り組み
ICTを活用してアスリートの躍動と感動を伝える
井上 秋男

■森裕司のデジタル未来塾
Adobe MAXを終えて

■デジタル印刷最前線
透明厚盛+箔押+ホログラム処理
デジタル加飾システムを分析する

■工場見学レポート
揺るぎない信念を企業のすべてに浸透させ正々堂々、ムダの無い印刷会社を目指す
株式会社吉田印刷所

■DTPエキスパートのための注目キーワード
RAW画像

■クロスメディアエキスパートのための注目キーワード
ソーシャルメディアとSNS

印刷白書2016発行のお知らせ/JAGAT印刷業経営動向調査2016発行のお知らせ
印刷界OUTLOOK/キーワード2016/西部支社便り/図書のご案内
通信教育のお知らせ/JUMP報告/ニュースラウンジ
デジタル印刷レポート2016-2017発行のお知らせ/印刷経営ウオッチング
消息/デジタルハンドブックのお知らせ

2016年10月15日発行 A4判

印刷統計で何がわかるの?

印刷統計によると、2015年の印刷業の生産金額は3971億円(前年比0.3%減)、商業印刷と出版印刷で5割以上を占め、商業印刷の動向が市場を左右しています。(数字で読み解く印刷産業2016その6)

※本稿は2016年3月22日公表の数字に基づくものです。「平成27年経済産業省生産動態統計年報」(2016年6月)で2015年の印刷業の生産金額は3973億円(前年比1.8%増)に訂正されました。

 

統計調査には、特定の時点における状況を把握する静態統計と、一定の期間内の変化を把握する動態統計の2種類があります。例えば、総務省統計局の「国勢調査2015」は2015年10月1日現在の全国すべての人を対象に行われた静態統計です。これに対して、戸籍上の出生・死亡などの届け出を集計して厚生労働省が毎月作成している「人口動態調査」が動態統計になります。また、5年ごとの国勢調査ではとらえられない現在あるいは将来の人口については、総務省統計局が「現在推計人口」を、厚生労働省国立社会保障・人口問題研究所が「将来推計人口」を作成しています。
製造業に関しては経済産業省が従業者4人以上の約22万事業所を対象に毎年12月31日に実施している「工業統計調査」が静態統計で、約2万の事業所を対象に毎月実施している「経済産業省生産動態統計」が動態統計になります。

「経済産業省生産動態統計」の中でも印刷業を対象とした調査が「印刷統計」で、従事者100人以上の印刷業を対象に、毎月月末現在で1カ月の生産金額、月末従事者数を調査しています。
印刷統計の「生産金額」は、製品別内訳(出版印刷、商業印刷、証券印刷、事務用印刷、包装印刷、建装材印刷、その他の印刷)と印刷方式別内訳(凸版印刷、平版印刷、凹版印刷、孔版印刷、フレキソ印刷、その他の印刷方式)で集計されて、両者の合計額は一致します。なお、生産金額=出荷金額ではなく、以下の式により算出されます。

生産金額=出荷(販売)金額-[(企画・編集費+製版費+製本・加工費)+(印刷媒体費)+(積込み料+運賃+保険料+その他の諸掛り)]

工業統計の出荷額5兆円に対して、印刷統計の2015年年計では生産金額は3970億87百万円です。この差はもちろん静態統計と動態統計の差ではなく、印刷統計は100人以上の印刷業を対象とした標本調査で、印刷前工程(企画・編集・製版など)と印刷後工程(製本・加工など)、用紙代などを除いた、印刷工程の生産金額に限定された数字だからです。

印刷製品別生産金額の構成比を見ると、商業印刷と出版印刷で5割以上を占めています。印刷方式別では平版印刷(オフセット印刷)が7割弱と圧倒的ですが、その他の印刷方式(デジタル印刷など)が毎年少しずつ増えています。

構成比

2015年の生産金額3971億円は、前年の3902億円と単純比較では増加していますが、時系列データが不連続なために接続係数により前年比を算出すると、2015年は0.3%減となります。2013年の3.5%減から2014年は0.6%減と少しずつ好転しています。伸び率寄与度では商業印刷が2014年1.4%、2015年2.7%と健闘しています。

印刷統計前年比

「印刷統計」の2004年調査開始以来の製品別シェアを見ると、この11年間で大きく減少したのは出版印刷(30.0%→18.7%)と証券印刷(2.0%→1.5%)で、包装印刷は逆に13.0%→18.5%と大きくシェアを伸ばし、建装材印刷も3.2%→4.3%と着実に増加しています。出版不況の長期化、証券印刷物関連の電子化、包装材や建装材の多様化などを反映した数字となっています。
時系列表で過去61カ月分の推移を見ると、商業印刷の動向がそのまま印刷業全体の動向となっていることがよくわかります。商業印刷の動向はクライアント産業の動向によって決まるわけで、また違う統計データを見る必要があります。

印刷統計

(JAGAT CS部 吉村マチ子)

印刷物は印刷産業によって作られている

「工業統計調査」は2363品目、546産業という細密さで調査が行われています。どの品目をどの産業が産出しているか、あるいはそれぞれの産業がどのような品目を出荷しているのか詳しく見ることができます。(数字で読み解く印刷産業2016その5) 続きを読む