HTML5がもたらす変化とデジタルサイネージへの展開

掲載日:2014年11月17日

 

HTML5が登場したことで、Web制作の現場はどう変わるか。本セミナーでは、いままでのバージョンとの違いや仕様の動向のほか、HTML5によるデジタルサイネージコンテンツ制作について解説する。

 

開催日時:2014年11月21日(金) 14:00~16:00
対象:Web制作関連部門(企画・管理含む)、HTML5に関心がある方
ゴール:HTML5の特徴、可能性を把握しコンテンツ制作に活かせる

11月のクロスメディア研究会では、HTML5が生む変化と実ビジネスでの活用に注目します。

HTML5では新たな機能が追加され、Webサイトだけでなくアプリやデジタルサイネージコンテンツなど、いっそう活用可能性が拡がりました。今後のスタンダードになるのも近く、今からHTML5についての理解を深め、実践することがビジネスの幅をひろげます。そこで、今回はHTML5でWeb制作を行う意義やビジネスでの可能性を把握しつつ、具体例としてデジタルサイネージにおけるHTML5の活用について解説いただきます。

前半では、HTML5コミュニティで代表を務める吉川徹氏に、HTML5のメリットや現在の状況を紹介いただきます。後半では、HTML5によるデジタルサイネージコンテンツ制作について解説いただきます。

【1】HTML5概要と最新動向

html5j 代表、Google Developer Experts (Chrome)、HTML5 Experts.jp 吉川 徹氏

先日、HTML4.01から15年ぶりに正式に新しいバージョンとなったHTMLとはいったいどんなものなのか?
次世代Web標準技術と呼ばれるHTML5とその関連技術についてデモを交えて解説します。また、HTML5によって何が変わるのか、活用状況や仕様の策定状況など、最新動向についても併せてお伝えします。

  • HTML5の特徴
  • HTML5といままでのバージョンとの違い
  • HTML5によって、何が変わるか(HTML5を使うメリット)
  • HTML5の最新動向(活用状況や仕様の動向など)

【2】標準化技術を用いた Web-based Signage の実力と展望

株式会社ニューフォリア 取締役 最高技術責任者 羽田野 太巳氏

ニューフォリアでは、ライトウェイトサイネージの普及を見越して、ウェブ技術だけを使った Web-based Signage の検証およびモック開発にチャレンジしてきた。そして、その成果の一部を W3C Web-based Signage Business Group にける活動に寄与してきた。
本講演では、Web-based Signage のマーケット上の位置づけ、そして、これまでの取り組みを技術面から紹介する。

  • Apps Japan / DSJ 2014
  • W3C Web-based Signage Business Group
  • Newphoria WBS Project
  • WBS(Web-based Signage)の展望

※タイトル・講演内容は変更する場合があります。

講師:
html5j 代表、Google Developer Experts (Chrome)、HTML5 Experts.jp 
吉川 徹氏

プロフィール:フリーランスのWebエンジニアとして活動中。 コミュニティ活動では、html5jにてHTML5の最新動向を追うとともにHTML5の普及促進に務める。 また、Google Developer Expert(Chrome)として、Chrome関連の情報発信も行なっている。

株式会社ニューフォリア 取締役 最高技術責任者
羽田野 太巳氏

プロフィール:1993年 名古屋大学理学部数学科卒、日本電信電話(株)(NTT)入社。伝送系エンジニアとして通信系インフラの保守運用を経て、通信系SIとして企業通信系システム設計に従事。1999年 NTTぷららに出向、インターネット接続サービスおよびサーバーのシステム運用、サービス企画に従事し、IPTVサービスの立ち上げに携わる。2004年独立後、(有)futomiを設立し、ウェブ・システム開発の傍ら、ウェブコンサルティングも手がける。
HTML5の気運が高まる以前からHTML5の探求を始め、HTML5専門サイト「HTML5.jp」を立ち上げ、HTML5の普及啓蒙に関わり、HTML5関連書籍や雑誌記事執筆も行う。2011年 (株)ニューフォリア取締役(最高技術責任者)に就任し、ウェブベースのアプリケーション開発やデジタルサイネージ・システムの研究開発の指揮を執る。


【開催・申込要項】

会場

日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)

参加費

クロスメディア研究会会員:無料(1社2名まで)/一般:10,800円(税込)

申込

Webからお申込み

Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、ご登録ください。

FAXからお申込み

申込書をプリントして必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
(クロスメディア研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)

問い合わせ先

内容に関して
研究調査部 クロスメディア研究会担当   電話:03-3384-3113(直通)

お申し込み及びお支払に関して
管理部 電話:03-5385-7185(直通)