ハイエンドからローエンドまで,トータルなプリンティングソリューションを提供

掲載日:2014年8月21日

※本記事の内容は掲載当時のものです。

事業紹介インタビュー:ハイエンドからローエンドまで,トータルなプリンティングソリューションを提供

 
リコープリンティングシステムズ株式会社 取締役社長 片山利昭氏に聞く

 

--貴社設立の経緯並びに事業全般についてお聞かせ願います。

 当社の前身は,日立グループのプリンタ事業関連会社である「日立プリンティングソリューションズ(株)」でしたが,2004年10月に親会社の(株)日立製作所が(株)リコーに当社の株式全数を譲渡したのに伴い,リコーグループの関連会社として再出発しました。
 当社の事業の主力は,高速・高耐久の連続紙やカット紙の基幹系レーザプリンタとローエンド・カラーレーザプリンタにありますが,これらは従来の(株)リコーのプリンタ製品群とはほとんど重複することなく補完するものであり,両方の統合で業界でもあまり例を見ないフルラインナップが構築されました。また,要素技術の相互活用,リコーグループの強みであるオフィス・ソリューションと当社の強みであるITソリューションの融合などで大きなシナジーを発揮していくことも期待されています。ここに(株)リコーが当社を吸収した狙いがあり,今後の成長戦略の基盤も確立されたと理解しております。
さらに,当社の側から見ても,リコーグループのワールドワイドの強力な販売網を通じて当社の製品を拡販できるメリットも大きいと思います。

 --製品ラインナップについてお聞かせ願います。

 連続紙では,超高速機(最上位毎分3万1000行)から中速機までをそろえています。そして,カット紙の分野では,いずれも高耐久の高速機・中速機が各種あります。このなかには,モノクロのほかに赤,青,緑のいずれか1色を印字できるスポットカラーDDP184(黒のみ毎分184ページ,黒+カラー1色毎分92ページ)というユニークな機種もあります。また,最近,月400万ページのプリントアウトにも耐え得る超高耐久機のEMP156(毎分156ページ)を出し,注目を浴びております。これらの基幹系プリンタについても,WindowsやUNIX環境でも使用できるようオープン化をどんどん進めています。
もう一つ,当社のユニークな製品として,1回のプリントで最大8部の複写が取れる漢字ドット・インパクトプリンタKDシリーズがありますが,日本や中国などアジア市場で根強い需要が続いています。
 一方,ローエンド・カラーレーザプリンタでは,現在カラー毎分8ページ,モノクロ毎分31ページ機が主流で,OEM向けも含め出荷が急速に拡大しています。

 --印刷会社への販売戦略についてはいかがですか。

 印刷会社の業務では,まだまだ圧倒的にオフセット印刷が多いわけですが,デジタル印刷も着実に伸びていくことも確かでありますので,当社としましては今後もこの市場に積極的に力を入れていきたいと考えております。オフセット印刷とそん色ないコストと印刷品質を実現していくこともさることながら,ITシステムと連動したワンストップ・ソリューションの提供や大量印刷に対応できる高信頼・高耐久も極めて重要でありますので,その点でも当社の強みが生かせると考えております。 --リコープリンティングソリューションスクウェアについてご紹介願います。

 基幹システム製品を始め各種プリンタの展示だけではなく,お客様に対しデモもできる場として今年1月に開設し,当社と(株)リコーで共同運営しております。お客様ご自身のデータをおもちいただいて,実際にお使いいただく場面を想定したテストも可能ですし,セミナー室も用意しておりますので,システムトレーニングなどにもご活用いただけます。

 --今後の展開を教えてください。

これからも,リコーグループとのシナジーを高め,高品質・高信頼・高耐久を基本に,さまざまなニーズにこたえられるよう,製品ラインナップの拡充に努めてまいります。特に,今後はカラーが重要でありますので,ハイエンド,ローエンド含め,カラーレーザプリンタの開発に注力いたします。
また,お客様にとりましては,何と申しましても,業務に最適なソリューションが肝心でありますので,IT+オフィスを念頭に,ソフト/ソリューションメニューの一層の充実に取り組む所存です。

リコープリンティングシステムズ株式会社
本社所在地:東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟21F
電話:03-5783-0622

 ■リコープリンティングソリューションスクエア
所在地:東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー4F
電話:TEL 03-6716-7781

 

(2005年7月)
(印刷情報サイトPrint-betterより転載)