JAGAT大会2025は10月21日に開催
 −『JAGAT info』9月号のご案内−

掲載日:2025年9月16日

 昨今、AIの2文字を目にしない日はないといっても過言ではない。それどころか、私たちの生活に既にさまざまな形で関わっている。例えばJAGAT本社の所在地である東京都杉並区では、「AIオンデマンド交通」という実証運行を実施している。AIオンデマンド交通とは、「デマンド交通にAIを組み合わせた、利用者の予約に応じた配車時間やルート設定を行い最適な運行ルートを実現するサービス」のことであり、「既存のバス・タクシーとは異なる『急がない乗合交通』として、主に高齢者や障害者、子育て世帯など移動をためらう区民を対象に、お出掛けを促すことを目的とし」ているという(参照リンクはこちら)。
 これまで公共交通機関は「大量輸送」を多かれ少なかれ前提としており、高度経済成長期であればそれでも良かったのであろうが、ニーズが多様化している少子高齢化社会においては、その枠組みは再考すべき時期を迎えている。その一環として、いわゆる「交通空白」地域への対策が喫緊の行政課題として挙げられている(参照リンクはこちら)。身近な存在になりつつある「コミュニティバス」の運行はその対応策の一例であろうが、今後はよりきめ細やかなサービス(運行体系など)が求められるであろうし、その実現に向けてAIは威力を発揮してくれる心強い味方だということができよう。
 JAGAT大会2025リアル&オンラインでは、生成AIをテーマに取り上げる。さまざまなヒントが得られるであろうプログラムとともに皆様をお迎えするので、ぜひお誘い合わせのうえ、ご参加いただけたらと思う。お申し込みはこちらから。

 

『JAGAT info』2025年9月号のご案内

◯特集
 「2024年度印刷産業経営力調査」設備投資分析
 印刷事業の省力化・省人化投資を行いつつ、新事業を模索
  花房賢(JAGAT研究・教育部部長)

 毎年恒例の会員企業を対象にした昨年度の「印刷産業経営力調査」の結果について、今月号では設備投資分析編として回答各社の設備投資戦略に関する分析を行う。ご回答いただいた皆様には改めて御礼を申し上げたい。
 設備投資の予定を「前期より増やす」とした回答数は前回調査を上回ったが、同時に収益性や方向性などの面でさまざまな課題があることがコメントとして寄せられた。また、需要減や採用難などの要因からファブレス化も指摘されている。
 なお、来る9月30日(火)に調査結果を報告するオンラインセミナーを開催する。こちらにも、併せてご参加いただきたい。
 ※セミナーの詳細やお申し込みなどは、下記URLよりお進みください
  https://www.jagat.or.jp/pri250930

◯特別企画
 2025年度下半期のJAGAT主催イベントについて
  郡司秀明(JAGAT専務理事)

 今年度も間もなく下半期となる。そこで、弊会が下半期に主催する主要なイベントについて、開催日時や概要などを紹介する。どうぞご期待ください。
・JAGAT大会2025リアル&オンライン
 -AI時代の印刷ビジネス-
  開催日:2025年10月21日(火)
  弊会社屋でのリアル開催とオンライン配信を併用
  基調講演・パネルディスカッション・JAGATからの報告の3本立て
・page2026
  日程:2026年2月18日(水)から20日(金)の3日間
  東京・池袋のサンシャインシティで展示会を開催
  テーマは「Re:Connect ~再びつなぐ、印刷のチカラ」
・トピック技術セミナー2026
  開催時期:2026年3月

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(『JAGAT info』編集部)