2024年の印刷産業売上高は7兆6213億円(「2025年経済構造実態調査」一次集計)

掲載日:2026年4月1日

「2025年経済構造実態調査(産業横断調査)」によれば、印刷産業は1万4117企業、売上高は7兆6213億円となった。(数字で読み解く印刷産業2026その2)

「2025年経済構造実態調査」の速報値公表

総務省・経済産業省は、「2025年経済構造実態調査(産業横断調査)」の一次集計結果(企業等に関する集計)を3月27日に公表しました。

2024年の売上高(全産業計)は1968兆2776億円で、産業大分類別に見ると、「卸売業、小売業」が542兆3153億円(全産業の27.6%)と最も多く、次いで「製造業」が475兆5531億円(同24.2%)、「金融業、保険業」が162兆7186億円(同8.3%)などとなっています。

産業大分類別売上高の内訳を産業中分類別にみると、「卸売業、小売業」では「機械器具卸売業」が99兆9085億円と最も多く、「製造業」では「輸送用機械器具製造業」が96兆6277億円、「金融業、保険業」では「保険業(保険媒介代理業、保険サービス業を含む)」が86兆8091億円と最も多くなっています。

「印刷・同関連業」を見ると、売上高は7兆6213億円(前年比8.9%増)、2025年6月1日現在の企業数は1万4117企業(同15.3%減)となっています。売上高の内訳を産業小分類別にみると、「印刷業」6兆9875億円(同9.8%増)、「製版業」4337億円(同2.1%減)、「製本業、印刷物加工業」1884億円(同4.6%増)、「印刷関連サービス業」118億円(同2.5%増)で、「製版業」のみが減少しています。

一次集計(産業横断調査)は法人企業を集計対象とした速報値で、確報値は2026年7月29日公表予定の二次集計(産業横断調査)になります。また、2022年調査から「経済構造実態調査」の一部として実施されている「製造業事業所調査」も同日に公表予定です。

『印刷白書2025』では印刷メディア産業に関連するデータを網羅し、わかりやすい図表にして分析しています。 また、限られた誌面で伝え切れないことや、今後の大きな変更点は「数字で読み解く印刷産業」で順次発信していきます。ご意見、ご要望などもぜひお寄せください。

(JAGAT 研究・教育部 吉村マチ子)