新規開講eラーニングDTPエキスパート学科解説講座の動画解説例を紹介します。
10月に開講したDTPエキスパート学科総合解説講座では、DTPエキスパートカリキュラム(出題範囲)を全44本の動画で解説している。
今回は、[印刷カテゴリ_デジタル印刷]に関する36分の動画の内容を紹介したい。
カリキュラム冊子の目次構成は、ここまででオフセット印刷の基本工程を学んだ前提となっており、そのうえで以下の通りに示される。
[デジタル印刷] デジタル印刷 /バリアブル印刷 /パーソナライズ印 /バージョニング印刷 / 追い刷り方式 /データプリント分野における一括印刷 /インクジェット方式 /インクジェット方式のインク / 電子写真方式とトナー / デジタル印刷による多色・広色域印刷 / デジタル印刷機のキャリブレーション / デジタル印刷認証
まずは、デジタル印刷の工程について、オフセット印刷の工程との違いを示しながら解説が進む。デジタルイメージが版の役割を果たす無版の印刷方式であるデジタル印刷の工程は、刷版工程がないことで、オフセット印刷とどのように異なるか、具体的なイメージをもって理解してもらえる内容となっている。
加えて、デジタル印刷の国内印刷会社への導入状況と売上シェアなどとともに、市場状況に関すして解説している。印刷物需要およびカラー再現技術の変化など、顧客からの印刷ニーズの変化に応じた設備導入の状況も併せて理解することで、今後の印刷事業の展開を理解する内容である。
デジタル印刷の特性を活かしたバリアブル印刷のシェアが伸長する傾向について、各適用例と併せて解説している。社員証や名刺、DM、個別情報が印字された招待状などとともに、個人情報に紐づくパーソナルURLを通じた収集と分析が、印刷物ユーザーのその後の行動を可視化することにつながるなど、印刷前後の事業領域で顧客との連携を図るビジネスモデルなども紹介している。
インクジェット印刷各印字方式や、電子写真方式印刷の工程など、初学者にとって機械の構造を知らずに理解するのは困難な内容もカリキュラムには含まれる。
これらは分類図や豊富な図解で理解してもらえるよう解説している。各構造による特性や利用方法の違いも含めて理解してもらう内容である。
その他、デジタル印刷によるカラー再現の運用や、バリアブル印刷の受注に関連する個人情報取り扱いなど、技術変化に応じて広がる印刷ビジネス展開に必須の基本確認事項を整理して解説している。
デジタル印刷技術の詳細、印刷工程、それらを踏まえたビジネスモデルを市場状況を踏まえてユースケースとともに約30分で把握できる構成となっている。
(JAGAT丹羽朋子)
DTPエキスパート学科試験範囲を網羅した総合解説講座です。各項目約20分~30分の解説動画×44本を受講期間中いつでも何度でも視聴可能なオンデマンド動画配信eラーニング講座です。 【主任講師】 影山 史枝(スイッチ、DTPスペシャリスト)
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