印刷会社の強みを活かす「デジタル×紙×マーケティング」の発想法

掲載日:2019年1月25日

page2019で開催予定のセミナーの中から、印刷会社が本来持っている強みと新たなノウハウを掛け算することで、顧客のプロモーション支援やビジネス創出に役立つ手法や考え方をテーマに取り上げたセッションを紹介します。

テーマ⇒購入レスポンスの高いDM制作成功のポイント
【S4】DMの企画・立案・制作の裏側

日時:2月6日(水)15:45~17:45

マーケティングデータと絡めたプロモーションメディアとしてのDMの訴求力は、ますます見直されている。消費者の行動を喚起させるメディアとして、その販促効果の高さからDMの注目度が高まっている。
購入レスポンスの高いDMは何が違うのか。
全日本DM大賞審査委員を務めるフュージョン(株)の吉川景博氏によれば、「高いレスポンスを獲得できるDMには、必ず押さえている共通点がある。DMを受け取る顧客視点からのストーリーづくりをどのように考えるか」が重要だと言う。
本セッションでは、吉川氏を講師に迎え、様々な施策事例を交えて、DMを制作する上での要点を解説するとともに、作り手の視点からDMの改善点を検証し、成功のポイントを考察する。
   このDMはどうやってできたのか?
   なぜ成功し、なぜ失敗したのか?
さらに講座では。DMの企画・立案・制作の背景もじっくりと解説する。

 

テーマ⇒シニアをターゲットにしたビジネス展開を考えるヒント
【S11】シニアに響くマーケティング施策 ~シニア市場の現状分析と可能性~

日時:2月7日(木)10:00~12:00

加速する少子高齢化社会において、2016年の65歳以上のシニア層の人口は3461万人になり、総人口の27.3%を占め、過去最高となっている(総務省統計局)。また、個人消費においても、シニア層の支出が占める割合は年々高まってきており、その消費動向への注目が集まっている。シニア市場の成長が期待される今、シニア層をターゲットにしたマーケティングが、今後さらに必要になってくるだろう。
シニア層といっても、趣味嗜好や考え方、生活スタイルや体力の違いからくる個人差が大きく、ひと括りに捉えることはできない。多様化するシニア層にどのようにアプローチしていくかを考えることが、シニア向けのビジネスを展開する上で重要である。
現段階では、シニア層と紙メディアは親和性が高く、開拓の余地がある。シニアに対しても、page2019の全体的なテーマである「デジタル×紙×マーケティング」の可能性が見込める。
50代以上のシニア層をターゲットとした出版及び通販事業を展開するハルメクホールディングスの「生き方上手研究所」所長の梅津順江氏が、マーケティング企業の視点で、シニアマーケティングの現状、マーケティング手法について紹介する。

 

テーマ⇒地域資産を「紙×動画」で発信するプロモーション手法
【S3】動画のクロスメディア活用による効果的な地域プロモーション

日時:2月6日(水)15:45~17:45

インバウンドへの取り組みや地域コミュニティの活性化など、地方自治体が担う地元PRの重要性が高まりつつある。印刷会社が地域で長年培ってきたネットワークや情報など、印刷業の強みを活かす地域プロモーション支援の可能性がそこにあるのではないだろうか。
一方で、地域の魅力をどのように掘り起し、他地域と差別化して伝えればよいのかという課題も存在する。
本セッションでは、動画を活用したマーケティング支援やプロジェクトのサポートを手がけるフレイスリーの前田考歩氏が、近年の動画・映像事情、環境変化を踏まえながら、非マス・デジタル・スマホ時代に対応した地域PR動画の企画方法を紹介する。印刷会社が持つ地域のネットワークを強みとして活かしつつ、地域資産を「紙×動画」で発信するプロモーション手法について、事例とともに解説する。

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