印刷経営は昨年までと何が違うのか。調査を通して知る

掲載日:2019年4月16日

経営を取り巻く環境は常に変わっているが、その変化は日常的であり過ぎて、灯台もと暮らし的に感じにくい。しかし、その微々たる変化のなかに生まれるチャンスとリスクを、見逃さないことこそが経営ともいえる。調査から自社の客観的な方向感を掴んでみよう。

41年にわたって多くの企業が活用する調査

「印刷産業経営力調査」は41年にわたって続き、いまなお回答数の多い調査である。目的は好業績の印刷経営のあり方を浮き上がらせること。公的機関の調査と異なり、戦略と設備の設問もある。儲かっている印刷会社の経営の形を多角的に浮き上がらせる調査なのである。

なぜ41年続くのか

本調査のように、毎年設問を少しずつ変える調査は珍しいのではないか。昨年と同じ調査票を使えばラクだが、全項目を見直して古い設問は新しい設問に置き換えるなどの工夫をしている。変化を捉えるにはトレンドを捉えた適切な設問・選択肢が必要になる。

今回19年調査のキーワード

2019年現在でいえば、マーケティング、働き方改革、自動化などであろう。回答することで最新キーワードに触れながら自社の方向性に思いを巡らすことができ、調査報告会や調査レポートからは客観的なフィードバックを得ることができる。

好収益の印刷会社の共通点を知る

業績と戦略を同時に調べ、好業績企業に共通する戦略を抽出すれば、業績を改善する戦略や思考法がわかる。経営を大きく左右する投資と技術・サービスに関する動向も掴むことができる。利益は行動の結果であり、行動は戦略と思考の結果である。好収益企業の行動と思考の共通点を知れば、業績改善の道筋が見えてくる。

好業績企業は「なぜいい顧客を持っている」のか

カイゼンのためには「『なぜ』を5回繰り返せ」という。表面的な事象ではなく、原因の原因である本質的な「真因」を突き止めて改善する必要がある。好業績企業の行動を表面的に真似しても利益が増えることはない。「あの会社はいい顧客を持っているから」という声を耳にするが、これでは「いい顧客を持っている」理由を説明できない。好業績企業の戦略や思考まで踏み込み、自社との本質的な差を見つめ直す必要がある。

レポートを読み、数字で考え、報告会で聞く

「いい会社」は、なぜいいのか。なぜ「いい顧客と付き合い続けている」のか。「JAGAT印刷産業経営動向調査」に参加、回答の過程で自問、調査結果を読み、調査報告会で聞くことで、自社の経営に役立つヒントとインスピレーションを得ることができる。

回答はJAGAT会員の特典です

2019年4月中旬現在、お手元に調査票がない方は、
JAGAT経営力調査担当までご連絡ください。
TEL:03-3384-3113 松永・古田まで。

2019年調査の概要(現在実施中の2018年に関する調査)

調査名 :JAGAT印刷産業経営動向調査
調査票の発送 :2019年3月
調査票再送依頼 :JAGAT経営力調査担当 TEL:03-3384-3113
調査票ダウンロード :こちらをクリック
回答期限 :2019年4月26日(現在回答受付中)
設問 :(1)業績 (2)戦略 (3)設備
フィードバック  :2019年8~9月予定

回答社の特典

回答企業は下記のすべてが無料ですが、非回答者はすべて有料です。
例年、多くの回答遅れの方からお問合せをいただきます。
お早めのご回答・お問合せをお願いします。

(1)報告書「JAGAT印刷産業経営動向調査」の進呈
(2)回答社の経営指標チャートの作成
(3)貴社の業績・指標推移レポートの作成
(4)貴社の課題・戦略リストの作成(以上、8月予定)
(5)調査結果報告会への招待(9月、東京・中部・大阪)

本調査に関する昨年の各種レポート・セミナー例

JAGAT印刷産業経営動向調査2018 
最新調査による印刷会社の経営動向2018[業績・戦略・設備]
最新調査にみる印刷経営と戦略、設備2018【東京・愛知・大阪】

(JAGAT印刷産業経営動向調査2018 事務局)