基礎となるセオリーを身に付けてデザインを自由自在

掲載日:2020年1月17日

デザインには、確立されたセオリーがあり、それをしっかり理解しておけば、目的とする「情報を伝える」ためのさまざまなアイディアが創造でき、仕事の楽しさを実感できる。

 

〇たくさんあるグイラフィックデザイナーの仕事
グラフィックデザインは主に平面上に表示される画像や文字、色彩などを用いて情報を伝達する手段である。そして、印刷物の構図や色彩、画像・写真などの素材や文字の配置等を考え、情報を整理し、分かりやすく伝達できるようにするのがグラフィックデザイナーだ。
デジタル技術の進展とともにDTPが確立し、専用ソフトが手軽に使えるようになると、デザインを始めるための敷居も低くなった。ソフトに搭載された多くのツールを活用することにより、見栄えのよいデザイができるようになり、グラフィックデザインの仕事も進化してきた。
具体的にはポスター、チラシ、リーフレット、パンフレット、カタログ、ステッカー、新聞・雑誌広告のデザインやロゴマークなどさまざまだ。しかし、デザイン制作が便利になる一方で、どういうデザインが正解なのか拠り所がないと感じている人もいるかもしれない。

〇デザインを形に残そう
デザインはすべてルールで決まっているわけではなく、また、人のセンスだけでできるものでもない。デザインの目的である「しっかりと情報を伝える」ことを果たすために大切なのは、デザインを構成する各要素やさまざまな技法の基礎を身に付けることだ。基礎力があれば、時には基本軸を揺るがすようなこともできるようになり、顧客の要望や意図に柔軟に対応して的確に視覚化できる。そのときには、自分なりに仕上がりをイメージする、つまり「考える」という過程が楽しくもなる。そして、自分が取り組んだ案件が実際に世に出て形に残ると、デザイナーならではのやりがいを実感できる。

page2020では、こうしたデザインの基礎を学びたい人に最適なセミナー「デザイン設計の基本セオリー」を開催する。このセミナーでは説得力のあるデザインのために必要な基礎知識をわかりやすく整理して解説する。また、顧客の要望を制作部門に伝え、自らもプレゼンツールを作成する営業担当者にも必要な知識と言えお薦めである。            (CS部 伊藤禎昭)

 

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