新たな顧客接点をつくる手法の一つに工場見学がある。来てもらい、見てもらって自社へのロイヤリティを高めてもらう。さらには地域一体型の工場見学によって様々な相乗効果を得る手法も増えている。
page2018では第4回となる印刷会社発行のフリーペーパー展を開催した。展示フリーペーパーは年々増えて過去最高の44紙誌。フリーペーパーは、地域資源の再発見、地域ネットワークの形成、記事制作能力の向上、自社保有能力の訴求など複合的な役割を持つことが多い。
自社は好業績の企業と何が違うのか。高収益企業の(1)業績(2)戦略(3)技術・サービスの状況とはどのようなものか。多角的に知り、自社との差がどこにあるか、なぜその差が生まれているか、業績改善は知ることから始まる。 続きを読む
森友問題の余波は印刷業界にとっても大きい。「信頼性の担保」「改ざんされにくい」といった紙の強みを否定したように受け取る向きがあるからだ。デジタルの改ざん防止技術でもあり、マネタイズ手法としても有望なブロックチェーンは印刷・メディア、そして社会に具体的な影響を与えていこう。本研究会は広告と技術革新、今回はブロックチェーンから印刷業界へのインパクトを考える。 続きを読む
2月7日10時、31回目となるpage2018が開幕した。2月9日金曜まで3日間にわたり、サンシャインシティでカンファレンス・セミナー、技術展示、オープンセミナー、Must see tour、フリーペーパー展示など、多彩なイベントが繰り広げられる。
工場見学で顧客を惹きつける、地場産業活性で新たな事業領域と販路を作る、観光地活性で訪日外国人を呼び込みまち全体を底上げする—。実績ある6地域の事例と議論から印刷会社の新展開を考える。
2017年の印刷市場は必ずしも好調なわけではなかったが、そうした状況のなかにも良い方向への変化の兆しを見つけることができる。2018年を考えるために、2017年について様々な材料から振り返る。
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企業は地域活性化にどのようなスタンスであるべきか。受け身であるより、地域に影響を及ぼす側に回ったほうがよいだろう。そして経済的な裏付けのある持続的な手法がよいだろう。民間企業が地域づくりに関わる事例を紹介する。
新聞のビジネスモデルが大きく変わろうとしている。新聞各社は構造的な部数減に機構・紙面改革で対応、デジタル印刷を実採用する事例も現れた。フェイクニュースやまとめサイト問題で揺れたネットニュースメディアはAIなどにより新しい次元に挑戦している。 続きを読む