投稿者「太齋一江」のアーカイブ

SNSによる新キャンペーンの実施とWebサイトリニューアルによるクロスメディアプロモーション

第22期クロスメディアエキスパート認証試験(2016.8.21実施)
第2部論述試験「提案書」解答例


A社御中

SNSによる新キャンペーンの実施とWebサイトリニューアルによる
クロスメディアプロモーション

―新規顧客の獲得とブランド力の向上をめざして―

2016年8月21日 X社

【はじめに】

この度は、貴社の事業に関する提案の場をいただき、誠にありがとうございます。
近年、国内玩具市場は縮小傾向にある中、貴社の知育玩具へのこだわりは、他社との差別化において強みになります。
本提案では、この強みを最大限に活かし、「新規顧客の獲得」と「ブランド力の向上」をめざします。

【現状分析と課題】

ヒアリングの結果、貴社の事業発展のための課題は下記の通りであると考えました。

①販売促進不足による新規顧客の獲得ができていない
 →貴社玩具の認知度向上
②「知育玩具へのこだわり」「店舗・スタッフの良さ」の訴求不足
 →貴社の魅力訴求によるブランド力の向上
③SNSの活用不足
 →SNSの活性化、SNSによる貴社の認知度向上

上記の課題を解決するため、下記の施策をご提案いたします。
・SNSを効率的に活用したキャンペーン告知
・キャンペーン告知用のチラシの作成
・魅力訴求のためのWebサイトリニューアル

【施策概要】

●SNSを効果的に活用したキャンペーンの告知
 顧客がSNSによる投稿で参加できるキャンペーンを行い、貴社の認知度向上を図ります。
●キャンペーン告知用のチラシの作成
 上記キャンペーン告知のチラシを作り、Webサイト・SNSへ既存顧客、見込み客を誘導します。
●魅力訴求のためのWebサイトリニューアル
 チラシ、SNSにより誘導された既存顧客、見込み客へ、貴社の魅力を訴求し、店舗へ誘導します。

【施策の内容】

SNSの積極的な活用によるキャンペーン実施

<目的>貴社知育玩具の認知度向上、SNSの活性化、新規顧客の獲得
<ターゲット>20代~30代のファミリー
<内容>
・10/1~10/31を期間としたキャンペーンを行います。
「あつまれ!こどものえがおキャンペーン」(仮)
・貴社知育玩具で遊んでいる幼児の笑顔写真をSNSで募集します
・募集で集まった中から抽選で「森のともだち」のセットをプレゼントします。
<告知方法>チラシ、貴社SNS、貴社Webサイト、季刊「あそびの森通信」
<効果>SNS上でキャンペーンを行うことで、顧客が参加でき、口コミ効果の期待、Webサイトへの誘導が行えます。
11月の千葉店舗出店に先がけ、貴社の知育玩具の認知度向上と新規顧客の獲得を図ります。
「たくさんの幼児の笑顔」を創る貴社の方針も広く顧客へ伝えることができます。
<効果測定>週1回行います。投稿数、いいね!の数で計測します。
<今後>キャンペーンによりSNSを活性化させた後は、情報発信を増やし、イベントへの参加を促し、実店舗への来店促進に役立てます。

●キャンペーン告知用のチラシ作成

<目的>上記キャンペーンの告知、認知度向上
<ターゲット>20代~30代のファミリー
<内容>
・キャンペーン概要の掲載
・QRコード、WebサイトURL → Webサイトへ誘導します
<配布方法>店舗にて手渡し、店舗近隣の商業施設、ショッピングセンターへ設置、幼児教室
<仕様>A4 両面 表カラー、裏面モノクロ(概要の説明)  50,000枚
<効果>Web、SNSを普段あまり見ない層など、幅広く告知ができます。
また、祖父母から口コミで父・母へ伝わることも期待できます。
<効果測定>チラシに載せるQRコード、URLにはチラシ独自のパラメーターを付与し、チラシからWebへのアクセスがどれぐらいあったかを測定します。
※ご希望に応じて、他のチラシ、Web広告にもWeb解析用のパラメーターを付与いたします。ご相談ください。

●魅力訴求によるWebサイトリニューアル

<目的>SNS、チラシから誘導された顧客へ、貴社の魅力を伝え、ブランディング力の向上、顧客の囲い込み、顧客満足度の向上を図ります。
<ターゲット>20代~30代のファミリー
<内容>
・レスポンシブWebデザイン→スマートフォンからのアクセス者がストレスなくWebサイトを見ることができます。
・知育玩具のこだわり
・スタッフ紹介
・キャンペーンの告知→SNSへの誘導
・SNSへのリンク設置→SNSへの誘導
・店舗検索システム構築
 →携帯GPS機能による近くの店舗情報の表示
 →実店舗への誘導
<効果>ブランド力の向上、顧客の囲い込み、顧客満足度の向上
<効果測定>週1回、Web解析を行います。

【スケジュール】


※SNS、Webサイトの効果測定は週1回行います

【費用】

・キャンペーン告知のためのSNS運用費 :50万円
・キャンペーン用チラシ 印刷、制作費含め :100万円
・キャンペーン告知用特設ページ メンテナンス費・運用費含め :50万円
・Webサイトリニューアル :300万円
・検索システム構築 :600万円
・キャンペーン用景品費用 :500万円
・Web、SNSの効果測定費 6ヶ月 :120万円
 合計 1,720万円

※繁忙期のSNS運用代行も行います。
※専門誌、テレビ局へのプレスリリース代行も行います。ご相談ください。

以上、ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


(作成者) 
Y.Y

(コメント)
過去問を読みながら、実際に提案書を書いて勉強しました。
試験には時間制限もあるので、ペース配分に気を配ることも大切です。

「くつろぎの場」としての喫茶店を強みとしたクロスメディア・プロモーション

第20期クロスメディアエキスパート認証試験(2015.8.30実施)
第2部論述試験「提案書」解答例


A社御中

「くつろぎの場」としての喫茶店を強みとしたクロスメディア・プロモーション

― 新規顧客の獲得と優良顧客の育成施策 ―

【はじめに】

貴社は、昨今のセルフサービスを好まない生活者やくつろぎを求めている生活者の存在を機会と捉えられています。
そこで弊社は、貴社の強みである「くつろぎの場」としてのブランド価値と、高いサービス力を活かすことで、新規顧客の獲得と優良顧客としてのファン作り施策を提案させていただきます。
ご検討のほどよろしくお願いします。

【現状の課題】

貴社の強みを活かすには以下の課題があります。

1.「くつろぎの場」としてのブランドの訴求不足
2.顧客満足度向上のためのサービス力強化
3.顧客との手軽かつ密接なコミュニケーションの確立

【施策方針】

現状の課題をふまえ、以下の3点の施策を提案します。

1.顔認識システムを活用したイベントプロモーション
2.タブレットを活用したくつろぎコンテンツアプリの導入
3.SNSの設置による顧客とのコミュニケーションの促進

[施策1]顔認識システムを活用したイベントプロモーション

コンセプト:顔認識システムを駅中やビジネス街に設置し、顔の年齢から「おつかれ度」を計測する体験イベント
目的:新規顧客の獲得とA社喫茶店のブランドイメージの認知
内容:ビジネスマンの動線上にカメラとディスプレイを設置します。顔認識システムを活用し、「おつかれ度(顔年齢)」を計測します。自身の年齢と効果の差が大きい人ほど割引率の高いクーポンを配布します。
(今後、「北千住」と「大森」に新規出店する際のイベントとしても利用可能です。)

イベント会場では小冊子も配布し、「都会のオアシス」であるブランド力の認知を行います。

[施策2]タブレットを活用した「くつろぎ」コンテンツアプリの導入

コンセプト:各テーブルに専用タブレットを配置し、顧客に自由に使用してもらいます。
目的:サービス力の強化と「くつろぎの場」としての新しい価値の提供
内容:各テーブルに専用タブレットを配置
タブレットには「くつろぎ」コンテンツアプリが搭載されています。
・メニュー一覧
・おすすめ商品
・コーポレートサイトの閲覧(無線LAN使用)
・店舗の裏情報
・ダウンロードされた書籍(小説、マンガなど)
・紹介動画、CM閲覧
・SNSの紹介、誘導

外国人対応として、順次多言語対応も可能となっております。

[施策3]SNSの設置による顧客とのコミュニケーションの促進

コンセプト:ソーシャルメディアを活用し、情報発信及び拡散を行います。
目的:優良顧客の育成、情報の拡散
内容:
・お得なクーポンの配布
・ハッシュタグによるユーザー参加型のイベント
・情報拡散によるキャンペーンへの応募
・顧客との質疑応答
・各種イベント(コミュニティサークル)の告知

【導入スケジュール・費用】

【導入後の効果】
貴社の強みである「くつろぎの場」としてのブランド価値と高いサービス力の認知によって新規顧客を獲得します。
また、SNSの設置によって顧客とのより密接なコミニュニケーションを行い、優良顧客の育成を行っていきます。

以上


(作成者) 
Y.S (株式会社DNPデジタルソリューションズ

(コメント)
企画を考えるには、日々の暮らしの中の何気ないイベントやキャンペーンを意識することが大切だと感じています。そこで得た様々な情報から新しい発想が生まれ、それが企画提案の際の新しい価値の創出に繋がることで試験やビジネスシーンで活かすことができます。
是非頑張ってください。

リアルイベント、クロスメディアを活用した農産物直売所運営事業向上のための顧客コミュニケーション

第25期クロスメディアエキスパート認証試験(2018.3.18実施)
第2部論述試験「提案書」解答例


A社御中

2018年3月26日

リアルイベント、クロスメディアを活用した
農産物直売所運営事業向上のための顧客コミュニケーション

~リピーターとなる消費者会員増とファン育成を目指して~

【はじめに】

このたびは提案の機会をいただきありがとうございます。
貴社は「他にはない新鮮で美味しい農産物を入手できる直売所」として経営基盤を築き、向上してこられました。しかし1993年より「道の駅」事業のスタートに始まり、昨今競合直売所も増えてきまして、貴社も変化がご必要なタイミングかと存じます。
そこでイベントやクロスメディアを活用した優良顧客育成コミュニケーションを提案いたします。

【現状分析と課題の整理】 貴社ヒアリングに基づき、下記3点の課題をピックアップいたしました。

・近郊のみならず、遠隔地のファン層を開拓するために、顧客との関係性をより重視したコミュニケーションが必要(顧客との関係性向上)
・既存会員の維持に注力することを継続しつつ、新規会員獲得とその優良顧客の育成に尽力することが必要
・消費者ニーズを常に読み取ることで、農業経営者を育成しつつ、消費者目線に立った価値の高い商品を提供し続けることが必要

【提案概要】  (上記課題点をもとに3施策を提案致します)

①特設サイトの新設およびWebサイト改修による認知度アップとブランディング向上
②リアルイベント実施による集客・購買・販売力アップ施策
③SNSを活用したファンづくりとリピーターの育成

【提案内容】

〔施策① 特設サイト・Webリニューアル〕

<目的> 貴社直売所3拠点の魅力を見込み客に確実に伝え、認知度アップ、ブランド力向上をはかる。また購買率の高いリアルイベントへの誘導をはかります。
<ターゲット> 30~60代世代男女/生活の中で食材を仕入れる層全て
<内容>
①リスティング広告や自然検索で特設サイト(イベント告知)やWebサイトへの来訪を促します
②特設サイトでは、イベント(施策②参照)の告知とそこで利用できる割引クーポンをつけます
③Webサイトを改修し、新規/リピーター顧客の活性化をはかり、以下情報を能動的に発信することで、認知・ブランディングを向上します。
 ・貴社の強みコンテンツ(直売のしくみや新鮮さのしくみ)
 ・3拠点の情報公開(作っている物の紹介から生産者の声、土地の四季風景)
 ・商品を使ったアレンジレシピの紹介と考案者(料理家)ブログの新設
 ・購入者Webアンケートの実施 ⇒各農業経営者へ結果を戻し、改善する部分等含めアンケート結果としてWebサイトに公開します
 ・マイページの新設 ⇒Webによるポイント管理や購入履歴の可視化。また購入履歴をセグメントして不定期ターゲティングDM送付
 ・料理フォトコンテスト(施策③参照)結果発表⇒優勝者は、貴社レストランへ招待
<効果> 
・新規/リピーターに対する認知度向上とブランド向上
・定期Web解析によるユーザー分析にて効果測定

〔施策② 料理家X 農場による考案レシピ試食イベント〕

<目的> リアルイベントによる集客と販売力アップ
<ターゲット> 30~60代層の見込み客で、料理を日常的にする方々
<内容>
①料理家にて拠点で販売している商品を使ったレシピ提案と試食デモを行う(Webサイトや各拠点レシート告知にて集客)
②生産者によるワークショップ
③料理試食中にレシピ配布(割引クーポン付)。QRコードを付けてWebサイトとSNSへ誘導する
④イベントオリジナル「特別セット」の発売
⑤参加者によるアンケート実施(イベントコンテンツ向上のため)
<効果>
・購買率の高いイベントを実施することにより、販売し売上を向上する
・Webサイト経由で新規顧客の刈り取りをする機会がつくれる
・アンケート実施により、効果測定をし、次回イベントと顧客ニーズを捉える

〔施策③ facebookアカウント新設による口コミ、リピート拡散〕

<目的> SNSを活用しファン作りをし、優良顧客との長期関係をつくる
<ターゲット> 30~50代男女でSNSやスマホをよく使う方々
<内容>
①facebookの新設を行う。コンテンツは以下のとおりです
・スタッフブログ(毎週更新し拠点の季節感を画像で伝える)
・生産者からの情報発信(今日のとれたて!! おすすめ情報毎朝更新) ⇒いいね!シェアした方は割引あり(店頭提示)
②イベント=料理写真フォトコンテストの実施
SNS内(#ハッシュタグにて)料理写真をアップしていただきまして、毎月表彰や料理家コメントをWebサイトにてアップします。(優勝者はレストラン無料招待)
<効果>
・①②の実施によりファンの育成ができ、優良顧客との長期関係が構築できます。
・いいね!シェアで効果測定ができるとともに、拡散効果が見込めます。
・リアルイベントやWebサイトとの相互リンク機能を促進し、集客、売上向上に貢献します。
・SEO対策としても効果があります。

【スケジュール】

 

【費用】  (※税別)

●特設サイト
・企画費=100万円
・保守/更新 30万×4回=120万円
・デザイン、コーディング(50ページ)
●Webサイト
・企画デザイン、コーディング 100万円
・保守 30万×4回=120万円
●イベント
・企画50万円
・実施40万×5=200万円
●イベント配布リーフ
・デザイン5万円、製造5万円  計10万円
 (5,000部/A5/4C/1C)
●SNS  一式 50万円
●リスティング 10万×5回=50万円
合計 800万円

以上です。ご検討よろしくお願いします。


(作成者) 
D.K (東京都)

(コメント)
[受験時の勉強法や合格時の心情]
毎朝、推薦書「問題解決プロフェッショナル」を15分読みました。
通算5回ほど読み、ロジカルな考え方の基本を頭に叩き込むことからはじめました。
並行して毎週一本過去問を解き、時間配分や解答イメージを身につけていきました。

具体的には、受験勉強前にJAGAT対策セミナーを受講させていただいた際の模範解答を見返しながら、
ケースバイケースで自分なりにクロスメディア施策を考えていました。

市場やターゲットにより施策は色々ありますし、日常生活の中でも特にクロスメディアプロモーションの
打ち手を意識してアンテナを張り巡らせて試験に臨みました。

約4ヶ月20週に渡り、どんな課題が来ても良いように設問毎に時間配分をし、企画書を書き続けました。
イベント性や双方向性の意識を強く持つと受け手も効果に期待が持て、良い答えが出せるような気がします。

朗報を頂いた時は、とても嬉しかったです!
身につけたかったスキルでしたし、合格率も高くない資格試験と認識していたので、時間をかけた分、報われたと思いました。

[その後のビジネスでどのように役立っているか]
実践で判断の場が多いので、大変役に立っています。
こちらの資格でロジックや企画立案を学び、他の資格で解析などの効果測定やプロモーション手法の定義を学び、点と線が繋がりました。
販売不振時や新規プロモーション手法を考える際、自信を持って取り組むことができています。

[今後受験される方へのメッセージ]
資格は取得するものではなく、身につけて実務に活用するためのプロセスだと思います。
本資格は、会社や社会に貢献するにあたり、また自分の仕事をより楽しくする、且つ視野を広げるために、たいへん勉強になる資格だと思いました。

また、時間内に結論を出すという事の重要性や仮説思考など、多くを再認識することができました。
私の中でクロスメディアエキスパートの称号は、誇らしいものでもありキャリアアップに必要な資格でした。

「英国風ゲストハウスで素敵な1日を過ごそう」キャンペーン

第24期クロスメディアエキスパート認証試験(2017.8.27実施)
第2部論述試験「提案書」解答例


A社御中

「英国風ゲストハウスで素敵な1日を過ごそう」キャンペーン

~新郎、新婦の想いを形にするゲストハウスウェディング~

2017年8月27日 X社

【はじめに】

この度は貴社事業に関する提案の機会をいただき、誠にありがとうございます。
ブライダル市場は、消費者の趣向の多様化や少子化の影響により厳しさを増していますが、貴社の「顧客満足度の高いサービス」と「夢と感動を与えるブライダル」は競合他社との差別化になります。
本提案ではそれらを最大限に活用し、より高い顧客満足度の実現とホスピタリティの充実を目指します。

【現状の課題と分析】 

・ブライダル情報誌や情報サイトでは差別化できないけれども、訴求するチャンネルの不足
→ SNSを活用した顧客獲得と口コミの醸成
・優秀なスタッフと高い顧客満足度をアピールする機会が少ない
→ 動画コンテンツを利用してターゲット層に貴社のホスピタリティを知ってもらう
・ブライダルフェア参加者の成約率が高い
→ 上記と連携してフェアへの参加者増加を目指す

【施策の概要】

●「英国風ゲストハウスで素敵な1日を過ごそうキャンペーン」(仮)
・SNSで拡散した上で来場したカップルに抽選でミニフォトアルバムのプレゼント(フェア毎に10組)
・フェアに来場して成約した場合、ウェルカムドリンクかコース料理のランクを1段階アップする。
●上記キャンペーンにあわせたSNSの利用
・スタッフ紹介、式場案内、1日の疑似体験、利用者の声を動画コンテンツとしてSNSにプロモーションとして発信。また、キャンペーンを告知するアカウントのフィードを共有するとミニアルバムが当たる権利が得られる。
●コーポレートサイトのリニューアル(キャンペーンサイトの作成)
・広告で流す短い動画とは別のロングバージョンを用意して配信する。また、SNSや情報サイトからのランディングページを用意し、どのページからどうやってキャンペーンサイトにアクセスしてきたかの統計を取って効果測定とする。

【施策の詳細】

●「英国風ゲストハウスで素敵な1日を過ごそうキャンペーン」(仮)

<目的> フェアへの参加者増加とSNSによる口コミの醸成
<内容>
・SNSアカウント(ツイッター・フェイスブック・インスタグラム)を利用し、ゲストハウスの写真や動画、実際の挙式風景やモデルによるイメージ動画などを広告として配信。
・ツイートやフィードを共有してフェアに来場したカップルから抽選で10組にミニフォトアルバムをプレゼントする。
・フェアに来場の上、成約した場合はウェルカムドリンクかコース料理のグレードを1ランクアップできる。
<期間> フェアのタイミングに合わせて1~2ヶ月前から行う
<効果> SNSによるユーザー獲得と、特に趣味の近い人同士をフォローし合うSNSの特徴から、ユーザーの掘り起こしを狙うことができる。また、フェイスブックは利用者の年代や居住地域が割り出し易いことから、今後のキャンペーンのリソースとなる。

●動画コンテンツの作成

<目的> 貴社の魅力を最大限訴求し、ブランドのイメージアップを図る。
<内容> 
・優秀なスタッフの紹介(式場でのエピソードややりがい等をインタビューを通してホスピタリティに焦点を当てる)
・式場の案内にモデルを使用し、季節毎の演出を含めたPR動画にする。
・挙式当日の疑似体験ができるショートムービー
・実際の利用者の声(モデル使用可)からサービスを紹介する。
上記をSNS広告用とコーポレートサイトでの配信用とで8種類作成する。
<効果> SNSの広告においては、どれくらいのユーザーがどのくらいの時間閲覧したかを統計にとることが可能。また、どのタイプの動画がよく再生されるかによるユーザーの嗜好を計測する。

●コーポレートサイトのリニューアル

<目的> SNSを呼び水にした効果測定と、ブランドのイメージ向上
<内容>
・情報サイトやSNSからのランディングページを用意する。
・上記動画コンテンツによるリッチコンテンツでブランドイメージ、特にホスピタリティを前面に出したイメージアップと利用者の想いを形にするこだわりを演出する。
・スマートフォンの利用が見込まれることから、レスポンシブデザインを導入し、利用者のSNSからのスムーズな流入を実現する。
<効果> 文字や写真では伝わりにくいイメージと、実際の声を紹介することにより、利用者に具体的なイメージを広げてもらい、他社との比較に対して有利になる。SEO、LPOにより効果測定がしやすい。

●ミニフォトブックの作成

<目的> ブライダルフェアへのO2Oの実現
<内容>
・来場者10組に抽選でミニフォトブックをプレゼントする。
・式場見学時の2人の写真や式場、衣装などを撮影
<仕様> A4カラー 8ページ ハードカバー
表1には2人の写真が入る。窓をつける。

※このフォトブック作成を貴社コーポレートサイト上で利用者にレイアウトしてもらうサービスもご提案できます。

【スケジュール】

*ウェディングフェアに連動させてSNSを利用されると効果的です
*SNSはツイッター、フェイスブック、インスタグラムを利用し、代行運用も可能です

【概算費用】
・コーポレートサイトのリニューアル(キャンペーン特設サイトを含む) 800万円
・動画コンテンツ作成(4種×ロング版・ショート版=8本)                      300万円
・SNSプロモーション広告(運用代行別)                                           200万円
・キャンペーン費用(フォトブック・料理のランクアップ)                       300万円
・Webサイト効果測定
(ツイッター・フェイスブック・インスタグラム・コーポレートサイト)
                       50万/月×6ヶ月=300万円
                            合計 1,900万円

*ミニフォトブックをコーポレートサイト内でレイアウトできるサービスもご提案できます。

以上です。ご検討よろしくお願い致します。


(作成者) 
三枝祐介(広研印刷株式会社

(コメント)
単に情報技術に関する知識だけでなく「総合的に提案する力」を問われる試験でした。
多様な視点から最も効果的な解決策を提案するために多方面からの知識のインプットが必要で、それを言葉にする力も必要でした。
難しい試験でしたが、得られた知識を総動員して職務に当たっています。

「継続的にかずさ鉄道を利用するお客アップ」のご提案

第20期クロスメディアエキスパート認証試験(2015.8.30実施)
第2部論述試験「提案書」解答例


A社御中

「継続的にかずさ鉄道を利用するお客アップ」のご提案

~ファン育成のお手伝い~

2016年3月20日

A社御中

X社プロジェクトチーム

【はじめに】

今回はこのような提案の機会をいただき、誠に有り難うございます。
A社様へのヒアリングを基に多方面より分析し、ご提案させていただきます。

下記の3点をポイントに立案しました。
① A社様の課題を効果的に改善するものであるか。
② 費用が効率よく効果を生み出すものであるか。
③ 継続して企画案が実行できるものであるか。

以上よろしくご検討をお願いいたします。

【現状分析】 SWOT分析により現状分析をいたします。   


        ↓
30~50代の女性ファン、鉄道女子が増えることがあったが、情報発信の弱さからかずさ鉄道の強みが伝わらず、ファン客の育成につながっていない。(乗客数が伸びていない)

【ご提案】 〔強み〕と〔機会〕を生かしながら①→②→③(図参照)をスムーズに進めるお手伝い。

・企画その1. 見込客に対して効率的な訴求・・・①
〔旅行雑誌、鉄道雑誌に広告掲載〕
昭和の風景が残る沿線であること。ディーゼル列車、クジラン列車等の情報を掲載。ファンに確実に届く雑誌を選択。
〔ホームページリニューアル(スマートフォン対応)〕・・・多くの方に告知可能
興味を持った方が情報を集めるために最新のイベント情報を掲載。
また、『動画』(運転席からの)を配信することでよりリアルに魅力を感じていただける
(雑誌広告にはQRコードがついておりホームページに誘導が期待できる)
(Webクーポンが付いており、土産品割引がうけられる)
⇒ この企画で「AISASの定義」の「AI」「S」を構成

・企画その2. 新規客(「かずさ鉄道」乗車)に対して満足度アップする訴求・・・②
〔パンフレット〕A4、32p(スタンプラリー形式)作成
来場された方に対して鉄道周辺のスポット、写真スポット、休憩スポットを掲載したパンフレットを渡す。このパンフレットはスタンプラリー形式になっていて、多くのポイントを効率的に観光していただける。
地元の方、観光客同士のふれあう機会も提供できる。
(地元の方が多く掲載されているパンフレット)

・企画その3. リピート客(ファン客)を育成する訴求・・・③
〔ダイレクトメール(DM)発送〕(年2回発送)
お客様が利用したパンフレットには個人情報が取得できる企画がついており(プレゼント応募)、その方に対してDMを発送。写真イベント、フォークソング列車etcの情報を発信していく。
このダイレクトメールには特典がついており、特別なお知らせとして直接、告知することができる。
(情報誌タイプ)(個人情報データベース)

※この企画の優先度は②→①→③と設定
一度こられた方が満足していない点は早急対応が必要であり、「いこいの場」を提供する理念とも合致します。満足いただければ、リピートの可能性は高く、次の策は①と設定し、お互いの相乗効果をより期待いたします。

【スケジュール】

【予算】

① 広告掲載     500万円
  ホームページ   200万円
② パンフレット   500万円
③ DM         800万円
       合計 2,000万円

【効果】

企画はお客様の流れである①、②、③に対しての訴求である。
雑誌広告は、ファン層への的確な訴求が期待でき、WebページはQRコードからのキャッシュ分析とWebクーポン、パンフレット、DMと効果測定が可能であり、第1フェーズ後、費用対効果が確実に計れる企画となっています。

以上


(作成者) 
 田中洋芝 (アインズ株式会社

(コメント)
1ヶ月前から『受験サポートガイド』を読んで、受験に備えました。
合格した際は、論述試験のとらえ方があっていたんだと安心しました。
 
Webやスマホなどの分野では新しい技術が日々生まれています。
印刷とのクロスメディアでお客様のビジネスに役立てるよう心がけています。

お客様へのご提案は、基礎を押さえられていることが大切です。
受験されることで基礎を身に付けられてはいかがでしょうか。

クロスメディアを活用した顧客コミュニケーション活性化のご提案

第18期クロスメディアエキスパート認証試験(2014.8.22実施)
第2部論述試験「提案書」解答例


A社御中

クロスメディアを活用した顧客コミュニケーション活性化のご提案

~ソーシャルメディアの活用・Webサイトリニューアルによる顧客獲得~

【はじめに】

貴社は、生活者の立場を優先した商品づくりを心掛け、「生活者へ団らんを届ける」といった方針が支持され、フードデリバリー事業を拡大してこられました。
この度、新たなブランド「魚亭」を展開し始め、それをきっかけにあらゆる層の顧客とのコミュニケーション手法を見直し、確立されると拝聴しております。
今回、当社からはデジタルツールを用いた「顧客コミュニケーション活用化」のご提案をいたします。

【現状の課題】

・Webサイトの効果的運用ができていない → 電話での注文に留まり、履歴の有効活用がない。
・高いリピート率があるのに対し、有効な手立てがない → 更なる囲いこみ、ヘビーユーザーの育成ができていない。
・あらゆる層の顧客に対し、単一のアプローチしかしていない → 提供すべきコンテンツ(情報)の吟味ができていない。

【基本的な戦略】

・Webサイトの再構築(マイページの運用)~Webによる注文のメリットの喚起 [PC/モバイルサイト]
・ソーシャルメディア活用による双方向コミュニケーション~「いいね!」「シェア」による新規顧客獲得
・会員制度導入による生涯顧客の獲得、ヘビーユーザーの育成

以上を基本的な戦略として、施策①~③を実行します。

●施策① Webサイトリニューアル

1. マイページの運用
「簡易ログイン」「購入履歴」「ポイントの利用」→施策③と連動
さもすれば紛失しやすい紙クーポン(利用頻度を見て継続)に加え、マイページにて上記機能を追加し、電話による注文の煩わしさよりも利便性の高い機能を付与します。

2. PC/モバイル共用
お手軽さを演出するために、モバイル共用のサイトとし、若年層の取り込みも狙います。

3. Facebookとの連動
いいね!ボタンを設置し、Facebookページにも誘導 → シェアの拡大を狙います。

4. 電話による注文の購入履歴データベースとも連動させ、Webへの誘導を促す。

目標 → ご注文の軸をサイトに移行し、購買への壁を低くすることで、リピート率のさらなる向上を目指します。

●施策② Facebookページの開設、運用→開発時の秘話、体に良い商品づくりなどニュース発信

1. Facebookページの開設、および見込客に絞ったFacebook広告の活用
年齢、住所、嗜好、家族構成など設定した広告を打ち、「いいね!」の獲得

2. 「いいね!」アプリによるクーポン発行~販売促進と共に利用頻度の検証

3. 双方向コミュニケーションの確立 
「団らんphoto大募集」コーナーを設け、貴社が目指す「団らんの場の創出」に適した投稿フォームを設置。表示は匿名可能とし、参加者にはもれなく割引/商品クーポンを、大賞作品にはWebページの掲載、表彰とクーポンを進呈。双方向のコミュニケーションを活性化させます。

目標 → 一方的、単一的なコミュニケーションから、より双方向に、顧客層毎に差別化したコミュニケーションを確立し、生涯顧客育成/新規顧客の獲得を目指します。

●施策③ 会員制度の導入

1. マイページの運用、また会員個別の番号を発行。電話での注文が多い(と予測される)40代後半~の層に対しても付与し、顧客情報の管理~効果的なコミュニケーション施策を展開します。
(※個人情報の管理体制が検討課題)
「新商品のご紹介」「嗜好に合った商品の表示」「購入履歴からのリピート注文対応」など。電話対応の場合においても、窓口オペレートの簡略化(住所、電話番号など都度確認の省略)につなげる。

2. 世代、家族構成に見合った販促物作成~配付が可能となります。
当社の商業印刷物制作の実績により、3種(例)の紙媒体ツールを発行。
○ 若年世代(単身者含む)編・・・トレンドやソーシャル活用術なども掲載
○ 30~40代編・・・小さなお子様も楽しめる「ぬり絵」なども付け、食の安心、安全を謳うコンテンツ中心に
○ シニア層編・・・高級感の演出と、体に良い成分、豆知識など
 <各ツールに、切りはなしクーポン付加>

目標 → 顧客情報を活用し、有効的なOne to Oneビジネスを展開し、貴社のファンを増やします。

【スケジュール】

【費用】

・Webサイトリニューアル、顧客DB構築    1,000万円
・Facebookページ              200万円
・Facebook広告             50万×3=150万円
・各販促物作成~運用        100万×3=300万円
                  /計 1,650万円(概算)

【まとめ】

以上の施策を行ない、
・リピート率のさらなる向上
・生涯顧客(ヘビーユーザー)の育成
・新規顧客の獲得を実現し、前年比同期+25%の売上を達成いたします!

以上


(作成者)
内藤伸一郎(株式会社あかがね

(コメント)
普段のプランニングを数時間で完結させることは無いので、試験では考えることも大事ですが、手書きでの時間配分も気にして臨んだ方が良いかと思います。
結構、時間を喰った印象があります。

ロッテ・凸版印刷・日本HP、デジタルパッケージで木下賞を受賞

株式会社ロッテ(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:牛膓栄一、以下 ロッテ)・凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)・株式会社日本HP(所在地: 東京都江東区、代表取締役社長執行役員:岡隆史、以下 日本HP)の3社は、ロッテが2017年5月に販売した20周年記念デザインパッケージの「キシリトールガム<Xミント>(以下 本商品)」で、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「第42回木下賞(※1) 新規創出部門」を受賞しました。 

 

今回受賞した「キシリトールガム<Xミント>」と、200万種以上のデザインが印刷されたパッケージフィルム

 

今回の受賞について

今回受賞した本商品は、キシリトールガム発売20周年を記念して、羽生結弦、小松菜奈、ヤバイTシャツ屋さんら、多種多様な才能を持つ20代の若者たち20組がデザインしたベースデザインをランダムに組み合わせ、200万種以上のパッケージデザインを実現したものです。従来の印刷方法ではデザインごとに版が必要となるため、多品種のデザインを印刷することは難しいとされてきました。
本商品の実現には、日本HPが提供する「HP Indigo 20000デジタル印刷機」と、デザインデータを入力すると自動的に拡大・回転などを繰り返し、ユニークなデザインを自動生成できる「HP SmartStream Mosaic ソリューション(以下 HP Mosaic ソリューション)」を活用。また、凸版印刷が持つ情報加工技術とフィルムへのデジタル印刷やコンバーティング技術を融合させた「トッパンFPデジタルソリューション」をあわせて活用することで、軟包装において200万種以上のデザインを印刷したパッケージの製造が可能となりました。

日本HPと凸版印刷のデジタル印刷技術を活用した本商品は、軟包装における新たなマーケティング手法の確立と技術革新性が評価され、今回の受賞につながりました。

 

「HP Indigo 20000 デジタル印刷機」と「HP Mosaic ソリューション」について

「HP Indigo 20000 デジタル印刷機」は、マス・カスタマイゼーションの要求に応えるラベル・パッケージ印刷用のデジタル印刷機です。印刷速度は、カラー最速42m/分、10ミクロンから最大250ミクロンまでの厚さの軟包装用フィルムに対応しています。
「HP Mosaicソリューション」は、素材データを入力するだけで、自動的に拡大・回転などを繰り返し、世界にひとつだけのデザインデータを大量に自動生成することができるアプリケーションです。膨大な数の可変データの連続印刷が可能な「HP Indigo 20000デジタル印刷機」と「HP Mosaicソリューション」を組み合わせることで、200万種以上の本商品オリジナルパッケージデザインの実現に貢献しました。

 

「トッパンFPデジタルソリューション」について

「トッパンFPデジタルソリューション」は、菓子や食品、トイレタリーなど軟包装を用いた商品パッケージにおいて、1種固定のデザインだけでなく、地域や季節、可変メッセージなど、多種多様なデザインのバリエーション展開を実現するものです。
・製版不要のため、複数デザインのパッケージ製造が可能
従来の軟包装印刷は製版が必要な大量生産向けの印刷が一般的でしたが、デジタル印刷は製版が不要のため、複数デザインのパッケージを展開できます。
・情報加工技術を応用し、グラビア印刷と同等の品質を実現
デジタル印刷でありながら、従来培ってきた情報加工技術を応用することで、店頭効果の高い印刷再現を可能にし、グラビア印刷と同等の品質を実現しました。
・少量から大量まで、適切なデータ処理が可能な運用体制を構築
大小さまざまなデータを適切に取り扱う運用スキームを構築。従来培ってきた、カタログやDMなど多様な印刷物を取り扱うノウハウを活用し、デザインのデータ量に応じた適切な運用体制を独自構築しています。

 

20周年記念デザインパッケージの「キシリトールガム<Xミント>」について

・「世界にひとつだけ」のユニークなデザインでブランドイメージ拡大
製版が不要であるデジタル印刷を採用することで多品種のデザインパッケージの展開が可能となり、200万種以上のデザインの印刷を実現しました。
発売から20年間ほぼ固定したデザインで歯の健康をうたい、確固たるブランドイメージを築いてきたキシリトールで、同じ絵柄がない「世界にひとつだけのパッケージ」という、まったく新しい商品展開をすることで、ブランドのイメージとともにターゲット層を大きく拡大させました。
・話題性の高さでさまざまなジャンル層へ拡散
多種多様な才能を持つ20代の若者たち20組がパッケージのデザインをしたことで、さまざまなジャンルのファン・コミュニティにおいてSNS上での発信・拡散を訴求することに成功しました。

 

※1「木下賞」は、公益社団法人日本包装技術協会(JPI)が主催し、JPI第2代会長である故木下又三郎氏の包装界に対する多年の功績を記念して設定された表彰事業です。本賞は、包装技術の研究・開発に顕著な業績をあげたものや、包装の合理化・改善・向上・新規分野創出に顕著な業績をあげたものに与えられます。今年で42回目を迎え、6月19日に表彰が行われます。

 

 * 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
 * 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

 以 上

日印産連 第2回『印刷と私』エッセイ・作文コンテスト、作品募集

一般社団法人日本印刷産業連合会 グリーンプリンティング認定事務局では、 第2回「印刷と私」コンテストを実施します。

 

「私にとって大切な本」   「心に残っているポスター」  「 印刷の思い出 」 など、印刷にまつわるエッセイ・作文を募集します。一般の部と小学生の部があります。
 審査委員長は「くまモン」の生みの親である小山薫堂氏。入賞作品は「印刷と私」作品集に掲載、HP上でも公開いたします。作品の締め切りは2018年8月26日(必着)、11月7日に表彰式が行なわれます。
みなさまのご応募をお待ちしております。

 

小山薫堂審査委員長

 

応募締切は2018年8月26日(必着)  
応募要項、第1回の受賞作品など→ https://www.jfpi.or.jp/greenprinting/contest 

 

共同印刷、AI技術を活用した画像処理システムを開発

共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森康彰)は、モアレを抑制して高品質なまんが電子書籍画像を生成する「eComicScreen(イーコミックスクリーン)」の機能を、AI 技術の活用により、向上させた「eComicScreen+」を開発した。

 

モアレは、規則正しく分布した線や網点※1が重なり合ったときに生じる、縞やマダラの模様です。まんが画像にはスクリーントーンという規則正しく並んだ網点が使用されるため、画像リサイズ処理などの際にモアレが生じることがあります。

これまで、まんが画像は天地サイズ1200ピクセル※2程度のものが多く、印刷用のデータをデジタル用に縮小する際にスクリーントーンの網点がつぶれるため、モアレが軽減されていました。しかし、デジタルデバイスの高画質化に伴って天地サイズが1600ピクセル以上になるケースが増え、従来の画像処理ではスクリーントーンの網点が残り、モアレが目立つようになっていました。

そこで、2016年12月、印刷用の高解像度データを電子書籍に適したサイズに変換する画像処理システム「eComicScreen」を開発しました。eComicScreenでは、変換処理の際、画像を解析してスクリーントーン領域を抽出し、対象部分にのみモアレ軽減処理を施します。そのため、文字や画線はシャープなまま、スクリーントーンのモアレが抑制されたまんが電子書籍が作成できます。しかし、極小エリアにおけるスクリーントーンの認識モレや複雑な形状をしたスクリーントーンの認識ムラ、細い線とスクリーントーンが重なった部分の細線のボケなどに課題を残していました。

 

【 画像処理の比較 】
          左 : 従来処理 [天地1200px相当] 、  中 : eComicScreen 、   右 : eComicScreen+
            eComicScreen+ では、細線などがより鮮明に再現可能  (囲み部分)

 

この課題を解決するため、このたび、新たな画像処理システム「eComicScreen+ 」を開発しました。eComicScreen+は、eComicScreenの開発で得たノウハウを活用するとともに、技術者が長年にわたり培ってきた画像処理技巧をAIに学習、蓄積させることで、スクリーントーンの抽出精度を大幅に向上させました。これにより、スクリーントーンの認識モレやムラが改善し、より自然な仕上がりを実現しました。特に画像データサイズが天地1600ピクセル以上の高精細スマートフォンやタブレットで使用すると効果を発揮します。また、画像の処理速度が増し、作業性もアップしました。

当社は、高画質デジタルデバイスにおけるモアレ軽減により効果を発揮する、「eComicScreen+ 」を出版社などに向けて提案し、まんが関連の受注拡大に努め、3年後(2021年度)に売上10億円をめざします。

 ※1 網点(あみてん):写真やイラストなどの濃淡を印刷物上に再現するために用いる小さな点
 ※2 ピクセル:デジタルで画像を構成する際の最小単位。正方形のピクセルを規則正しく縦横に並べることで一枚の画像が表現される

 

 

【お問い合わせ先】
 共同印刷株式会社
 営業窓口:情報メディア事業部 営業推進部 Tel 03-3817-2173

KOMORI  国際通貨の最優秀技術賞を受賞

株式会社小森コーポレーション(東京都墨田区、代表取締役社長 持田 訓、以下KOMORI)は、KOMORIの銀行券印刷用コンビネーションマルチプロセス番号コーター印刷機CURRENCY NV32が、国際通貨協会(IACA)の最優秀技術賞2018を受賞したことを発表した。

 

国際通貨協会(IACA)の最優秀技術賞は 2014 年に創設され、銀行券印刷業界に大きな影響を及ぼすと予測される技術開発に対して贈られる名誉ある賞です。2018年は24件のノミネートの中から 5 件がファイナリストとして選出されました。ファイナリストには、国営印刷所や民間印刷所が独自に開発した偽造防止技術なども含まれていましたが、KOMORI がこの 5 件中で最も優秀な技術を有するとして受賞しました。

 

CURRENCY NV32 は、稼働時間の最大化、銀行券デザインの強化という 2 つの優位性を持つ画期的な銀行券印刷システムです。最高印刷速度性能は毎時 12,000 枚、印刷品質評価システムPQA-Nを有し、銀行券印刷の最終プロセスである番号印刷を、高速で安定した品質にて印刷します。
さらに特殊なニスを両面に塗布することが可能で、銀行券の耐久性向上に貢献します。MED コンセプトを持つ CURRENCY NV32 は、例えば 2 種類の異なる特殊なニスを両面に塗布するユニットの追加や、両面に番号印刷を施すことなどが可能で、銀行券デザインの可能性を限りなく拡げることができます。また、各印刷ユニットは単独駆動モーターとクラッチを有し、ジョブ替えを各ユニット同時並行に進めることが可能で、従来の方式に比べ 50%以上の準備時間を短縮することに成功しました。番号印刷は、UV 乾燥が選択可能で、次工程へスムーズに銀行券を引き渡すことができ、銀行券印刷工程の効率化にも威力を発揮します。


KOMORI 証印営業本部営業部長の上原剛男氏は、「銀行券印刷業界の優秀な技術に贈られることで有名な最優秀技術賞を受賞し光栄です。CURRENCY NV32 は、モジュラーイクイップメントデザイン(MED)という KOMORI 独自のコンセプトを持ち、顧客の銀行券デザイン性能を高次元で強化します。KOMORI はこれらの製品ラインアップを通して、これからも銀行券印刷の新たな可能性を広げ、銀行券印刷プロセスを再構築していきます」と受賞の喜びと更なる技術向上を述べました。

 

 

お問い合せ先
株式会社小森コーポレーション
PESP事業推進部 部長 藤巻 陽介
TEL.03(5608)7806  FAX.03(3624)9519