下記試験の合否通知を本日発送しました。
8月26日実施本試験(申請時に指定した連絡先宛)
第50期DTPエキスパート認証試験
第26期クロスメディアエキスパート認証試験
9月実施更新試験(ご登録ご自宅宛)
第50期DTPエキスパート認証更新試験
第26期クロスメディアエキスパート認証更新試験
一週間経過しても未着の場合は、JAGAT資格制度事務局までご連絡ください。
下記試験の合否通知を本日発送しました。
8月26日実施本試験(申請時に指定した連絡先宛)
第50期DTPエキスパート認証試験
第26期クロスメディアエキスパート認証試験
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第50期DTPエキスパート認証更新試験
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「印刷メディアの強みを活かしてあらたな価値を生み出す人材」をテーマに、エキスパート資格イベントを開催します。
マーケティング情報と印刷の連係が注目される中、新たな印刷ビジネスを実現する人材に求められるものは何か?
資格受験予定者の情報収集、有資格者の継続学習にも役立つセミナーや展示満載。
自社の人材育成、またはご自身のキャリアのヒントをお持ち帰りいただくイベントです。
【日程】2018/12/21(金)11時~19時(予定)
【参加費】事前登録にてすべて無料
セミナー内容および申込方法等詳細は、こちらからご覧ください。
第26期クロスメディアエキスパート論述試験の出題意図と講評
2018年8月26日(日)、全国7会場で第26期クロスメディアエキスパート認証試験が実施された。本試験第2部の論述試験は、架空の企業に関する与件文を読み、顧客の課題を解決するコミュニケーション戦略の提案書を140分の制限時間内に作成するものである。
8ページほどの与件文には、ある企業の事業推移や市場環境、競合企業の動向などが記述されている。提案ではターゲットを的確に絞り込み、適切なメディア選択、メディア連携を実現し、顧客の課題解決をおこなうことが求められる。
「コインランドリー事業を運営するA社」にコミュニケーション戦略の提案をおこなう。
コインランドリーは、かつて銭湯などに併設され、学生や単身者など洗濯機を持たない人たちが利用することが多かった。現在では、駐車場完備の郊外型・地方型が主流である。女性でも気軽に出入りできるような、明るく清潔で安心感のある店舗が好まれている。
衣類以外に毛布や羽毛布団まで洗える洗濯機や乾燥機、ペット用品やスニーカー専用の洗濯機もある。働く主婦や家事の時間短縮を求める層の利用が増えている。
この10年は、年に300~500店舗が新規オープンしているとも言われており、全国で16,000店以上となっている。また、コインランドリー経営は、人件費が軽微であり、遊休店舗や土地のオーナー向け、または副業向けビジネスとしても注目されている。
与件の企業は、病院や工場、社員寮などの施設向けランドリー機器販売からスタートし、その後、店舗型コインランドリー向けに販売を拡大し、業績を伸ばしていた。しかし、近年、外資系のランドリー機器メーカーが国内市場に進出し、フランチャイズチェーンによって急速に店舗数を増やす事態となっている。
対抗策として、まずは直営店を開設し、カフェ併設や集配サービス付き、定額制など新スタイルのコインランドリーのブランドを定着させる。最終的にはフランチャイズ化して、全国展開することを目指したい、という設定である。
試験では、この企業の新スタイルを定着させるコミュニケーション戦略の企画提案書を記述することが求められている。
コインランドリーという業種の最大の特徴は、地域型ビジネスであること、季節や時候に応じた需要機会が多いことである。また、コインランドリーを積極的に利用している層は、実は限定的であると言われている。未体験で、その利便性や快適さを知らない潜在顧客も少なくない。
したがって、周辺地域へのアピールをどうするか、未体験の顧客に何らかの方法で体験してもらう機会を設けること、季節や時候に応じたキャンペーンなどの施策によって、固定客を徐々に増やすことが有効だと考えられる。
解答における施策には、ポスティングチラシ(クーポンチラシ)、SNSの活用による利便性や独自サービスの訴求、体験イベントの実施、デジタルサイネージ活用、会員登録によるポイントサービス、洗濯豆知識の動画コンテンツなどがあった。InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSを活用し、双方向コミュニケーションやファン作りを意識したものも多かった。
AISAS、AISCEASなどの消費行動モデルを反映したシナリオがあると、さらに完成度が上がると思われる。
全体としては、以前よりまとまった提案が多くなり、レベルの向上が見られる。今後も引き続き、このようなレベルの高い提案を期待したい。
『デジタル×紙×マーケティング』を実現する人財』をテーマに、これからの印刷ビジネスと人財について考えるセミナーや展示をJAGAT杉並本社で行います。 詳細は、11月上旬掲載予定です。
アートディレクターを経て現在はブランディングやマーケティングのコンサルタントとして活動している小澤氏は、デザイン戦略を顧客企業の成果につなげ、課題解決を図っている。印刷会社が課題解決業務に舵を切る際のヒントをいただいた。 続きを読む
2018年9月実施の更新試験につきまして、実施期間を下記の通り延長いたします。
延長期間:~10月5日(金)23:59まで
尚、延長にあたって特に手続きは必要ありません。
更新試験専用サイトへのログインパスワードがご不明な場合は、
試験専用サイト上のパスワード自動再通知機能にて再取得いただくか、
エキスパートID・お名前とともにサポート窓口までお問い合わせください。
●CBT 方式試験のシステムに関するお問い合わせは
(株)イー・コミュニケーションズ サポート窓口 TEL:03-3560-3905
受付時間:平日10:00~17:00 お問い合わせ対応期間:受験期間中
●試験制度内容に関するお問い合わせは
(公社)日本印刷技術協会 資格制度事務局
Mail:expert@jagat.or.jp
あなたは、首都圏にある中堅総合印刷会社のX社に勤務するクロスメディアエキスパートである。X社は、商業印刷物やSP企画・制作、Webサイトの構築・運用のサービスを顧客企業に提供している。X社にはデザイン制作、およびWebコンテンツや映像・動画の企画制作を専門とする系列子会社があり、グループ総従業員数は160名である。
コインランドリー機器(業務用洗濯乾燥機)販売、およびコインランドリー事業を運営するA社は、X社が過去に取引を行った顧客企業である。同社のチラシ・パンフレット製作やWebサイトの一部を手がけた実績もある。
営業担当者より「A社は生活者との新しいコミュニケーション戦略を検討している」との報告があった。そこでX社では、営業部門や企画部門、制作部門に所属する数名で、A社提案プロジェクトを立ち上げることになった。クロスメディアエキスパートであるあなたは、本プロジェクトのリーダーを任命された。
X社は、本プロジェクトにて提案書を作成し、2週間後の2018年9月10日にA社へ提出する予定である。
A社について調査を進めたところ、X社の競合企業Y社がインターネットやモバイル端末を活用した企画提案を行う準備をしているとの情報が入った。X社は、営業担当者が中心となり、社長と事業企画部長に面談(※ヒアリング報告書参照)を実施した。
A社は、コミュニケーション戦略を立案するにあたり、社外からの優れた提案を取り入れ、実施を検討する方針である。
概要:A社からの提案依頼に伴う、ヒアリング調査
日時:2018年8月22日 10時~12時
対応者:浅輪社長、杉田事業企画部長(兼店舗チェーン本部長)
内容:下記に記載
A社は、コインランドリー機器(業務用洗濯乾燥機器)の販売を核とした事業を展開している。創業当初は、工場・病院・ホテルなどへの販売が中心であった。その後、コインランドリー店舗の新規開設を対象とした販売にも注力するようになった。
近年、海外ランドリー機器メーカーによるフランチャイズ展開が活発化するなど、国内コインランドリー市場は新たな成長段階へと進んでいる。同時に機器販売の競争も激化することとなった。
A社は、コインランドリーブランド「ランドリカ」を立ち上げ、自社経営のチェーン店舗を拡大することで、事業の拡大を図る方針に転換した。
そこで、各店舗の周辺地域における生活者とのコミュニケーション手法確立と関係性を重視したプロモーションを模索しており、そのためのコンテンツやメディア展開案を求めている。
浅輪 由恵(あさわ よしえ)(1955年生まれ、63歳)
決算年月 | 2017年3月 | 2018年3月 |
---|---|---|
売上高 | 1,032,180 | 1,247,325 |
売上原価 | 680,323 | 796,103 |
売上総利益 | 351,857 | 451,222 |
販売費及び一般管理費 | 230,606 | 320,371 |
営業利益 | 121,251 | 130,851 |
営業外収益 | 1,000 | 1,220 |
営業外費用 | 1,048 | 1,255 |
経常利益 | 121,203 | 130,816 |
(1)コミュニケーション施策
(2)ターゲット
(3)コンテンツ内容
(4)使用するメディアと選定理由
第26期クロスメディアエキスパート認証試験は、2018年8月26日(日)に全国7会場で実施された。
第2部の論述試験は、コインランドリーを運営する企業にコミュニケーション戦略を企画提案するという設定であった。 続きを読む
更新試験開始となりました。
申請者の方には、8/30に試験専用サイトログインパスワードをメール配信しております。
ご案内メールが未着の場合は、試験専用サイト上のログインパスワード自動取得機能またはサポート窓口にて確認いただくこともできますので、ご利用ください。
更新試験取り組み方法のご案内
更新試験専用サイト:https://axv.cbt.jp/expert/exam/
実施期間:2018年9月3日(月)~2018年9月28日(金)
第19期クロスメディアエキスパート認証試験(2015.3.15実施)
第2部論述試験「提案書」解答例
2015年3月15日 X社
【はじめに】
貴社は、創業当時から、ペットだけでなく飼い主に対する心遣いが支持され、順調に業績を伸ばしてこられました。
しかし、近年、大型ショッピングモールでの大手企業の資本による動物病院の進出が相次ぎ、他社との差別化が必須となってきております。
そこで、地域で一番信頼される動物病院として、飼い主、ペットとの長い関係を築き、他社との差別化を図るコミュニケーション施策をご提案致します。
【課題の整理】
①飼い主、ペットの満足度を図り、今後の施策に活かすことで、中長期的な関係を築きたい
②貴社の魅力、料金体系等の情報を見込み客に的確に伝えたい
③ペットサロンの利用率を上げ、診察・治療につなげたい
以上3点の課題を抽出しました。
さらに下記の理由から、60歳代半ばの団塊世代を中心としたアクティブシニア層男女をターゲットに、新規顧客の開拓、中長期的な関係構築を目的とした施策展開をご提案致します。
・高齢化が進むと予想されるため
・「ペット=家族」といった概念を受けて、「かかりつけ医」のような立ち位置を提供できると考えるため
【施策1】 ドライブスルー記念イベントでの新規顧客開拓
目的 : 薬、ペットフードを購入しに来た新規顧客に動物病院、ペットサロンを訴求することで来院を促します。
内容 : 2015年7月に所沢本部でのドライブスルー開設記念イベントにて、購入者にリーフレットを配布します。
リーフレットには、貴社の設備特徴、料金体系はもちろん、施設内アンケートの既存顧客の声を掲載します。
無料カウンセリングの案内、ペットサロン1回体験無料クーポンを付けて来院を促します。QRコードからWebサイトへ誘導し、会員登録も促します。
【施策2】 Webサイト、院内での会員登録促進、会員組織化、ポイント制度
目的 : 会員化、ポイント制度により、顧客の定着化を図ります。また、会員情報を取得し、アンケート等を実施することで、飼い主の満足度を測ることも可能になります。
ドライブスルー、ペットサロン、診療・治療の回遊を促します。
内容 : リーフレットや月刊「バンデ動物病院新聞」に、Webサイトへ誘導するQRコードを掲載します。
→ Webサイトにて会員登録、会員証を発行し、登録住所に郵送します。
※Webサイトのリニューアルを行います。
→ 会員証を提示して、ドライブスルー、ペットサロン、診療等を利用するとポイントが貯まり、貯めたポイントは1ポイント=1円として利用可能とします。
→ 会員にはDMを送付し、それぞれの保持ポイント、利用可能サービスをお伝えします。会員向けアンケートも定期的に実施し、結果をレポートします。
【施策3】 お友だち紹介特典
目的 : 貴社の魅力を理解している顧客による口コミ、紹介を促し、顧客数アップを図ります。
内容 :お友だち紹介チケットを DMに同封し、紹介する側、される側の情報を記入してもらいます。
紹介される側の会員登録を原則とし、紹介者、紹介される側双方にポイントを付与します。
また、SNS利用者も視野に入れ、SNS上での紹介もポイント付与対象とします。
→ SNS上に貴社のアカウントを用意し、スタッフ様のブログを展開します。既存顧客がシェアし、お友だちが来院希望をコメント。実際に来院し、既存顧客のアカウントによるシェアと確認できればポイントを付与します。
紹介だけでなく、スタッフ様の情報発信の手助けにもなると考えます。
【スケジュール・予算】
【導入効果】
・新規顧客へのアプローチ、獲得による顧客数増加が見込めます。
・会員組織化、ポイント制度によって、顧客流出を防ぎます。
・会員組織化によって、回診サービス展開への基盤を整えます。
・お友だち紹介制度によって、更なる顧客増を狙います。
・ポイント利用によって、診察・治療だけでなく、ペットサロン、ドライブスルーとの相互利用を促します。
・会員に対するアンケート実施により、満足度を測定し、次の施策をご提案致します。施策のPDCAサイクルを回すことが可能となります。
ご提案内容は以上となります。
「地域で一番に選ばれ、信頼される動物病院」として、お客様と長期的な関係を貴社が築いていけるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。
ご検討の程、何卒よろしくお願い致します。
(作成者)
M.T(東京都)
(コメント)
受験に際し、提案の組み立て方・書き方を何度も練習することで頭に入れました。
考え方の「型」を身に着けたことで、試験本番もスムーズに回答することができました。