DTPエキスパート」カテゴリーアーカイブ

2016年9月実施更新試験専用サイトへのログイン情報配信予定

9月1日より開始します第46期DTPエキスパート/第22期クロスメディアエキスパート認証更新試験につきまして、更新試験専用サイト(CBTサイト)へのログイン情報は、

8月29日(月)に配信

予定です。

基本台帳上のご自宅メールアドレス欄にご登録のメールアドレスあてに配信いたします。
(配信が完了しましたら、あらためて本お知らせ欄に掲載いたします。)

ご案内まで今しばらくお待ちください。

JAGAT夏季休暇のお知らせ 8月11日(木)~8月15日(月)

8月11日(木)~8月15日(月)までJAGATは夏季休業いたします。
16日から通常営業いたします。

8月21日(日)開催エキスパート認証試験の受験票が未着の場合は、下記資格制度事務局メールアドレスあてにメールにてご連絡ください。
休業明け速やかに対応いたします。

JAGAT資格制度事務局
e-mail: expert@jagat.or.jp

8月21日(日)開催エキスパート認証試験 受験票発送

8月21日(日)開催のエキスパート認証試験につきまして、受験票を本日(8/5)発送いたしました。(受験申請時にご指定の連絡先あて普通郵便発送)
万が一数日経過しても届かない場合は、JAGAT資格制度事務局までご一報ください。

(公社)日本印刷技術協会(JAGAT)資格制度事務局

e-mail: expert@jagat.or.jp
TEL(03)3384-3115

尚、(公社)日本印刷技術協会は、下記日程にて一斉夏季休暇となります。
夏季休暇期間中はお電話等つながりませんので、ご連絡はメールにてお願いいたします。
休暇明けにご返答いたします。

JAGAT夏季休暇: 8/12(金)~8/15(月)

基本台帳へのログインについて–更新試験受験申請–

更新試験受験申請は、エキスパート基本台帳にログインのうえ、申請をしていただきます。

エキスパート基本台帳ログインパスワードがご不明の場合の対処方法をあらためてお知らせします。

〇基本台帳ログイン画面上部の「パスワード照会フォーム」をご利用いただくと、パスワードが自動通知されます。(氏名カナ、生年月日が正しく登録されている場合)

上記パスワード照会フォームにて取得いただけなかった場合は、資格制度事務局メールアドレス(expert@jagat.or.jp)あてに
・エキスパートID
・氏名
とともにメールにてお問い合わせいただくとスムーズです。

〇基本台帳上でアカウントロックがかかった場合は、資格制度事務局メールアドレス(expert@jagat.or.jp)あてに、
・エキスパートID
・氏名
とともに「アカウントロック解除希望」とお書き添えのうえ、メールにてご一報いただくとスムーズです。

エキスパート更新試験申請受付期間延長のご案内

第46期DTPエキスパート/第22期クロスメディアエキスパート認証更新試験につきまして、7/21(木)を申請受付期限とご案内しておりましたが、申請受付期間を延長いたします。

最終申請受付期限
7/29(金)まで

上記期限までに、受験料のお振込みと、エキスパート基本台帳からの申請手続きを完了していただけますようお願いします。

申請方法詳細は、下記よりご覧いただけます。

第46期DTPエキスパート認証更新試験の申請・受験方法

第22期クロスメディアエキスパート認証更新試験の申請・受験方法

【DTPキーワード】版面の設計

版面[type area ; type page ; text page]

「はんづら」と読む。組版されたページ面のうち、実際に印刷される文字、罫線、画像などが占める面の範囲のことである。結果的に版面の面積は、判型から余白を引いたものになる。
本文部分の各ページの版面は同一である。また左右両方のページを一つの図版として捉えるため、判型に対して版面が中央に位置していることは稀である。

判[size of paper ; size of book]

書籍やポスターなどの紙加工品の仕上がり寸法と形態を指す。
A4 判、A5 判、新書判、タブロイド判などがある。

マージン[margin]

出版物などのページにおいて上下左右に存在する版面以外の余白部分を指す。
各部の余白は上部は天、下部は地、製本で綴じられる内側はノド、その反対側は小口と呼ばれる。

    • ノド[back margin]
    • 本の綴じ目に沿った部分。

    • 天[head ; top ; top edge]
    • 本の上部。本の背以外の中身の三方の内上端を指す。
      「あたま」ともいう。

    • 小口[edge ; fore edge]
    • 仕上げ断ちした本の三方の切り口。一般には前小口のことをいう。

    • 地[tail edge]

    本の下部。本の中身を仕上げ断ちした後の三方の下部の切り口。「けした」ともいう。

マージンと版面の取り方には諸説あるが、判型に対する伝統的な書籍の体裁はノドあきが一番狭く、次に天、小口、地の順となるのが一般的である。
一般に判型が大きいほど余白の比率は大きくなる。
小口の余白は製本のズレが目立ちやすいのであまり小さくできない。

文字の大きさ・字詰め・行間の基本ルール

  • 文字の大きさは読者や本の内容によって異なるが、一般的な書籍・雑誌の本文級数は11〜14 級が標準である。
  • 1 行の字詰めは文字の大きさと判型に合わせて可読性のバランスを決める。
  • 行間は字詰めによって異なるが、文字の大きさの半角(1/2em)から全角アキが標準である。
  • 1 行の字詰めが長ければ行間を広くし、短かければ狭くする。
  • 大きな文字級数や字面が大きな文字は行間を広めにし、小さい場合は狭める。

基本組体裁

雑誌や書籍などのページに対する文字組みの基本となる体裁のことである。
版面の内側で基本組体裁に必要な値を決める。
まず先に書籍の内容表現にふさわしい書体を決め、ターゲットとしている読者が視認しやすい文字の大きさを決める。
次に組方向と行数や字詰めを決め、1 行の文字数が多い場合には段数を決める。多段組の場合には段間を設定する。
行長や字詰めと相互に関連しているのは文字サイズである。可読性という点で横組よりも縦組の方が行長を長く取ることができる。
行と行の間は一般に文字サイズの25%〜100% 程度あける。
文字サイズと行間を足したものが行送りである。
視線の移動を容易にするために、行長が長いほど相対的に行間は大きく取る。

  • 組方向[type set]
  • 本文ページが縦組か横組かを決める。

  • 書体[typeface ; face]
  • 文字の用筆(筆画)や形態が同じもので作られ系統化さている字形。フォントとは異なる。

  • 文字サイズ[font size]
  • 文字の大きさ。Q(1Q = 0.25mm)/ ポイント(1point ≒0.3528mm)で示す。

  • 字詰め
  • 1 行に収容される文字数。1 行の行長に相当する。

  • 行長[line length]
  • 1 行内での文字の配置において行頭から行末までの長さ。

  • 字間[character gap ; separation]
  • 1 行中の上下(縦組)または左右(横組)に隣り合う文字と文字の間隔。

  • 字送り[character pitch]
  • 隣り合う文字から文字までの間隔。

  • 行間[interline ; line space]
  • 組版における行と行の間の空き量。一説に行間の適性値は行長の3%という説がある。

  • 行送り[line pitch]
  • 文字の大きさに行間を足した距離。

  • 段[columns]
  • 行の集合を段と称する。1 行が長くなり過ぎると読みにくくなることから、適度の文字数、適度の行数にて段を形成する。

  • 段組[column composition]
  • 1 ページを2 段以上で組む文字組版の方法。通し組(1 段組)に対して用いる。

  • 段間[column space]
  • 1 ページを2 段以上で組む段組における段と段の間のスペース。通常段を識別しやすくするために行間よりも大きいスペースを確保して段を区切る。また罫線で区切る場合もある。

版面

有限会社 セネカ
代表取締役
野尻 研一

(Jagat info 2014年9月号より転載)

第46期DTPエキスパート模擬試験+解説講座実施

7月2日(土)JAGAT本社(東京)および西部支社(大阪)にて、DTPエキスパート模擬試験と解説講座を実施しました。
当日は、30℃を超える暑さの中、東京会場16名、大阪会場10名の方々が約7時間にわたる試験と講義に出席されました。

まずは事務局より試験制度の概要をおさらいするガイダンスを行い、模擬試験で得て欲しいポイントについてご案内するとともに、試験当日の流れと実技試験までに備えておきたい点などを把握していただきました。

続いていよいよ模擬試験の実施です。
模擬試験は、学科本試験(合計4時間)の約半分の問題数を、半分の2時間で解いていただきます。



試験後は、模範解答と採点結果分析シートによる自己採点の時間をとります。
自己採点により、DTPエキスパート認証試験の特徴であるカテゴリーごと合格基準に対する現時点での状態を確かめていただきます。
実業務では直接すべての分野の知識を用いるわけではない職種の方でも、ある一定水準の関連知識を備え、メディアビジネスの共通言語を獲得するという点がエキスパート認証の条件となります。
このオールラウンドの知識が、今後印刷周辺ビジネスも見据えた応用業務への拡がりにもつながると捉えています。

会場風景

続いて午後からは、DTPエキスパート認証委員、問題作成委員を務めるベテラン講師 石塚 晃 氏による解説講座です。
模擬試験出題問題を中心に、詳細な解説資料とともに出題テーマ全般についての解説をしていただき、受講者の方々に理解を深めていただきました。

同日開催の大阪会場(JAGAT西部支社 講師:JAGAT西部支社長 大沢)でも、講座後多くの質問をいただき、熱心に取り組まれる姿勢が垣間見られました。

毎期模擬試験時点で全カテゴリーとも合格基準を超えている方は少数です。
まずはご自身の現状を確かめ、試験当日までの残り期間を有効に使っていただければと思います。

(JAGAT資格制度事務局 丹羽 朋子)


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