「新入社員」タグアーカイブ

『JAGAT info』2021年9月号

JAGAT info 2020年9月号表紙

特集

「2020年度印刷産業経営力調査」設備投資分析

活発化する投資活動、ただし「脱印刷」の意向が鮮明に 研究調査部 花房 賢

特別企画

コロナ禍における印刷会社新入社員の意識調査

〜なぜ印刷会社を選び、どのようなキャリア形成を考えているか〜 CS部 伊藤 禎昭

連載

■印刷界OUTLOOK 働き方改革 研究調査部 藤井 建人

■Recreating the future ―印刷の現在とこれから― 第6回 コロナ禍での一年を通して、新しい「文化・価値」の創出を 山口 実

■キーワード2021 PARC 専務理事 郡司 秀明

■デジ印奏論 28 グローバル基準を意識しよう 星 輪太郎

■専務のつぶやき 6 困りものの「ペーパーレスブーム」 専務理事 郡司 秀明

■ワールド・プリント・サテライト オンライン印刷大手シンプレス四半期報告書を発表 ほか 研究調査部 丹羽 朋子

■技術トレンド グラフィックス 手軽に使えるオンライン校正検版ツール proofrog 研究調査部 花房 賢

■西部支社便り 思考が偏るフィルターバブル 西部支社長 大沢 昭博

■デザイン・トレンド ルール?展 ルールとの関わり方を考える企画展 研究調査部 石島 暁子

■デジタル印刷最前線 B2カットシートインクジェットでトレンドに合致した印刷ビジネスの展開へ 株式会社プロネート

■Education リアル&オンラインでリード獲得を効率的に 〜afterコロナのイベントに求められるものとは〜 CS部 堀 雄亮

■マーケティング情報 ポートフォリオ分析からの近未来示唆 ②生産方式編 ―最新調査結果と日米比較から― 研究調査部 藤井 建人

■森 裕司のデジタル未来塾 114 アピアランスを使いこなす

■エキスパート資格 エキスパート資格取得者インタビュー 「根拠を持って業務に当たる」自信につながる資格取得への取り組み 瞬報社写真印刷株式会社 東京デザイン室 米子 美依子 氏

■DTPエキスパートのための注目キーワード 版面設計と文字の配置 研究調査部 千葉 弘幸

■クロスメディアのトレンドワード 拡大するサブスク市場と重要指標の考え方 影山 史枝

■ニュースラウンジ 印刷博物館 P&Pギャラリーで「日本のパッケージ 縄文と弥生のデザイン遺伝子―複雑とシンプル」開催 ほか

■印刷経営ウォッチング

■ニューメンバー・消息

■JAGAT事業のご案内 『新版 DTPベーシックガイダンス』のご案内/『みんなの印刷入門』のご案内/JAGAT印刷総合研究会のご案内/『JAGAT印刷産業経営動向調査2021』のご案内/秋のフォローアップ総合研修のご案内/page2022オンライン相談会のご案内/図書のご案内

2021年9月15日発行 A4判60ページ

JAGAT info 最新号

JAGAT info バックナンバー

コロナ禍によって変化した新入社員の企業意識

2020年度に入社した社員は、新型コロナウイルスの影響により、集合型の新入社員研修や上司・部下の密なコミュニケーションによるOJTの機会が減少せざるを得なかった。人事教育担当者にとって、新人教育に関し今もなお試行錯誤が続く中、2021年度の新入社員を迎える準備を整える時期となったが、この状況下における彼らの意識の変化をとらえ、対応を考えたい。
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印刷白書2020

印刷白書2020
印刷産業の現在とこれからを知るために必携の白書『印刷白書2020』
第1部「特集 コロナウイルスで変わる社会と印刷」
第2部「印刷産業の動向」「印刷トレンド」「関連産業の動向」
第3部「印刷産業の経営課題」
ご注文はこちら発行日:2020年10月23日
ページ数:148ページ
判型:A4判
発行:公益社団法人日本印刷技術協会
定価:9,000円+税
JAGAT会員特別定価:7,545円+税

解説

印刷産業のこれからを知るために必携の白書『印刷白書2020』。
印刷・同関連業界だけでなく広く産業界全体に役立つ年鑑とするために、「印刷白書」は3部構成となっています。
印刷業界で唯一の白書として1993年以来毎年発行してきましたが、2020年版ではテレワークなどの項目を追加しました。
印刷関連ならびに情報・メディア産業の経営者、経営企画・戦略、新規事業、営業・マーケティングの方、調査、研究に携わる方、産業・企業支援に携わる方、大学図書館・研究室・公共図書館などの蔵書として、幅広い用途にご利用いただけます。

第1部「特集」では「コロナウイルスで変わる社会と印刷」をテーマとしています。
コロナ禍で生じたトピックを整理し、with/afterコロナの時代に対応していく印刷ビジネスとは何か、ニューノーマル時代のビジネスの現状分析と課題解決に取り組んでいます。
第2部「印刷・関連産業の動向」、第3部「印刷産業の経営課題」では、社会、技術、産業全体、周辺産業というさまざまな観点から、ビジョンを描き込み、今後の印刷メディア産業の方向性を探りました。
印刷メディア産業に関連するデータを網羅、UD書体を使った見やすくわかりやすい図版を多数掲載し、他誌には見られない経営比率に関する調査比較などのオリジナルの図版も充実させました。

CONTENTS

第1部
第1章 特集 コロナウイルスで変わる社会と印刷
ニューノーマル時代の印刷ビジネスを考える
コロナ禍で印刷ビジネスはどう変わるか

第2部
第2章 印刷産業の動向
[産業構造]社会のニーズに対応して変化を続ける印刷産業
[産業連関表]産業連関表で印刷産業の取引の流れを見る
[市場規模]新たな発想と戦略で不可逆的なデジタル化とローカリズムへの変化に備える
[上場企業]新たな収益モデルの確立に向けた模索が続く上場印刷企業
[関連資料]産業構造/産業分類・商品分類/規模(1)/規模(2)/規模(3)/
産出事業所数(上位品目)/産出事業所数・出荷額/調達先と販売先/
産業全体への影響力と感応度/最終需要と生産誘発/印刷物の輸出入額と差引額/
印刷製品別輸出入額/印刷物の地域別輸出入額/印刷物の輸出相手国・輸入相手国/
経営動向/上場企業/生産金額(製品別)/生産金額(印刷方式別)/
売上高前期比・景況DI/設備投資・研究開発/生産能力/紙・プラスチック/
印刷インキ/M&A

第3章 印刷トレンド
[デザイン]新しい環境に対応した製品・サービスをデザインする
[ワークフロー]スマートファクトリーからデジタル・トランスフォーメーション(DX)へ
[オフセット印刷]ますます効率化を目指す印刷フローに オフセット印刷を取り巻くトレンド
[デジタル印刷]デジタル印刷で効率的なビジネス展開を
[用紙]持続可能な循環型経済社会における新たな紙の価値
[後加工]問い直される製本の価値と、新たな取り組みに向けてのリ・スタート
*関連資料 デジタル印刷/フォーム印刷業界

第4章 関連産業の動向
[出版業界]デジタルと紙で光明の見え始めた出版ビジネス
[電子出版]多様化する電子出版ビジネスとコロナ禍の影響
[コンテンツ]流通のデジタルシフトとコンテンツの体験型消費が進む
[新聞業界]デジタルの強化と「新聞外」収入の拡大を模索
[広告業界]広告における印刷メディアの成長はWebとの連携が鍵に
[DM業界]日本の広告費で一定シェアを占めるDM、One to One型へのシフトが進む
[折込広告他]地域メディアとしての特性を価値創造に活かす折込広告とフリーペーパー
[通信販売業界]アマゾン一強のネット通販は8.8兆円市場に成長も、カタログ通販不調は続く
*関連資料 出版市場/電子出版市場/コンテンツ市場/新聞市場/広告市場/通販市場

第3部
第5章 印刷産業の経営課題
[地域活性化]グローバリズムからローカリズムへ withコロナ時代の地方創生戦略の行方
[経営管理]DTP制作部門の収益化に向けて
[クロスメディア]コロナ禍で加速するバーチャル体験の提供
[デジタルマーケティング]アフターデジタル時代の到来 生活者のメディア環境の変化と企業コミュニケーション
[デジタルイノベーション]自社の本質と強みを強化する真のデジタル・トランスフォーメーション(DX)とは
[テレワーク]印刷会社はテレワーク時代にどう向き合うか
[人材1]コロナ禍で変化した印刷会社の新卒採用
[人材2]社会環境の変化とインストラクショナルデザインの重要性
*関連資料 クロスメディア/テレワーク/人材

●巻末資料
DTP・デジタル年表/年表/『印刷白書』年表/印刷産業&関連団体アドレス

コロナ禍での工夫をこらした新入社員教育

コロナ禍で入社した新入社員たちは、例年に比べて新人教育ができているのか。また、彼らが抱える問題とは何か。それらを解決するためには、今まで以上のコミュニケーションと寄り添った関係性を築くことが重要である。
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新入社員を研修難民にしない!

新型コロナウイルスの世界的な猛威は、いつ収束するかの見通しも立たず、不安な状況はますます拡大している。緊急事態宣言に伴い、外出の自粛が必要となり在宅勤務、自宅待機など働き方も大きな転換期を迎えている。

 

コロナウイルスは、2020年4月に新社会人の仲間入りをした90万人にも大きな影響を与えている。イベント、行事の中止または延期により、印刷会社においても、入社式の取りやめ延期、外出自粛要請により入社早々から自宅勤務あるいは待機となっている。大手印刷会社は、この期間を人材育成に注力し、自前の教育プラットフォームを活用して、4月1日からの約2週間を在宅オンライン型で新人研修を実施するなど、今までとは大きく方向転換を図った新人教育を行っている。

 

一方、中小の印刷会社の場合は、新入社員の人数も限られており、大々的な教育プラットフォームの構築や、新人研修の内製化は難しく、外部の新人研修機関へ派遣するのが一般的である。
ただし、緊急事態宣言に伴い、新入社員向けのセミナーも相次ぎ中止となり、入社教育を受けることもできずにいる新入社員(言わば研修難民状態)が溢れている。ちなみに、印刷業界の新入社員向けセミナーとして、JAGATも毎年4月に実施をしているが、創立以来、初めて延期をした。(6月リニューアル開催予定)印刷会社の経営者、人事担当者へ延期の連絡を入れた際には、「この状況ですから致し方ないですね」との声がある一方、半数以上の企業からは「4月の新人研修はどうしたら良いのでしょうか」「延期の時期はいつですか、近々での実施を希望します」など、新入社員向け研修を熱望する思いとともに、4月開催が中止になることによる経営者、人事担当者の苦しい胸の内が伝わる。

 

こうした時代とは言え、企業は新入社員へ教育を行わずに研修難民にするわけにはいかない。そこで最近、JAGATの教育ツールとして注目されているのが通信教育だ。

 

通信教育は個人で在宅にて取り組むことが可能で、時間もそれぞれの都合で無理なく進めることができる。また、本社、支社など全国どの場所であっても同じ期間に、同一、同質の学習が可能で、教育担当者には成績表がフィードバックされるので、進捗状況や成績の一元管理ができる点は企業にとって重要なポイントである。4月に入ってから印刷会社のみならず、関連メーカーからの受講の申し込みも多く、セミナーの代替教育手段としての採用が増えている。

 

「新入社員コース」は、印刷産業のアウトライン、印刷会社の仕事や印刷物制作の基本的な流れのみならず、社会人としての予備知識も学べるため、入社前の内定者教育にも広く活用されている。「よくわかる印刷技術・基本コース」は、2020年5月開講からテキスト、添削課題を大幅にリニューアルし、新入社員が最新の印刷技術の基本を学ぶには最適なコースとなっている。

 

新型コロナウイルスの影響により、在宅勤務、自宅待機の期間を有効に活用することが迫られる。印刷関連企業へヒアリングを行っているが、こうした時期だからこそ人材育成に力を入れていくと回答した企業も多い。しかるべきタイミングに新たな一手を打てるよう、今は、人材育成に投資するのも一つの手段ではないだろうか。

CS部 塚本 直樹

<関連講座>
●通信教育
「印刷業のための新入社員コース」
「よくわかる印刷技術・基本コース」(2020年5月新開講)

●セミナー
2020年6月開講「新入社員向け講座」