UVインキの乾燥のチェック(091)

掲載日:2014年9月15日

※本記事の内容は掲載当時のものです。

印刷技術情報:UV印刷

 

UVインキの乾燥のチェック(091)

【概要】
 UVの乾燥をチェック(数値的に)する方法

 【解決方法】
 機械的数値的にチェックする法として「テーパー型摩耗試験機」を応用する方法がありますが、機械の価格は高価です(600万円以上)。
 一般的には、UV乾燥チェックは感覚的、視覚的に行います。チェック法の例は次の通りです。
 (1)インキが乾燥しているか指先で印刷物を強くこする。または、消しゴム(砂ゴムも可)でこする。
 (2)セロテープなどの粘着テープを貼り付け、素早くはがしてみる。
 (3)消しゴムを薄く切って、印刷物の上に置き、アイロンで熱を加え(30~60秒)、消しゴムが冷えてから印刷物から取外し消しゴムへのインキの移り量でチェックする、などがあります。

 

 

「本記事の内容は、JAGATが印刷の技術者を対象として行なっている通信教育講座「印刷技術者トラブル対策コース」
「オフセット印刷技術者コース」の受講生から1993年から2000年までの8年間に寄せられた質問とその回答の中から編集しました。

(印刷情報サイトPrint-betterより転載)