ローラストリッピングの塩酸処理(001)

掲載日:2014年9月8日

※本記事の内容は掲載当時のものです。

印刷技術情報:インキローラー

 

 ローラストリッピングの塩酸処理(001)

 

【概要】
ローラストリッピングに弱い塩酸を使うと聞きましたが,何パーセントの塩酸でしょうか

 

【解決方法】
ローラーストリッピングは印刷中にインキローラーにインキが着かなくなる現象で,湿し水中に含まれるアラビアゴム,フェロシアン化カリなど親水性高分子が金属ローラー,樹脂ローラー上に付着し表面が親水化されるために起るものです。 
 処理としては,ローラー上に付着した親水性物質を取り去ることです。これには金ローラーをはずし希塩酸または希硝酸でわずかに腐食し,パーシストンパウダーをつけてこする方法がありますが,あくまでも非常手段であってお奨めできる方法ではありません。メーカーより出されているグリージング除去剤を使用した方が良いでしょう。

 

「本記事の内容は、JAGATが印刷の技術者を対象として行なっている通信教育講座「印刷技術者トラブル対策コース」
「オフセット印刷技術者コース」の受講生から1993年から2000年までの8年間に寄せられた質問とその回答の中から編集しました。

(印刷情報サイトPrint-betterより転載)