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過度に恐れず、やるべきことをやる

新型コロナウイルス感染拡大の防止策として、イベントの自粛要請は継続されているが、JAGATのセミナーにおいては、感染予防の対策を講じた上で、受講者及び講師からの了解があれば、実施をしている。


page2020は感染防止対策を施していた

弊会主催イベントpage2020が行われた2月5日(水)~7日(金)の時点では、こうした自粛要請は行われてはいなかった。しかし、日本国内での感染が発見されており、また海外からの渡航者の入国制限も行われていない状況であったため、page2020の実施に際しては、展示ホールの各フロアの入り口にマスクと手指消毒液を設置する対応策を施した。その結果、出展企業を対象にしたアンケートでは、こうした対策に対し、一定の評価を得ることが出来た。


4月の新入社員養成講座も開催予定

3月下旬になり、JAGATセミナーの受講キャンセルの依頼は後を絶たない。しかしJAGATでは、page2020以降、一部セミナーを除き、pageイベントと同様の対策を施し、実施をしている。そして4月2日からの新入社員養成講座は、通信教育コースへの代替プランを用意しつつ、講座そのものの中止あるいは延期の予定はない(←6月以降に延期となりました)。 「自粛要請」があるからといって、新入社員に対しての貴重な教育の機会を奪ってよいのか、という思いがあるからだ。


大事な事は正しく恐れること

もちろん人命が最優先である。しかし新型コロナウイルスの収束時期が見えない中、現時点で講座の延期時期を確定することは難しい。ましてオリンピックのように1年というわけにはいかないであろう。受講申し込み企業の中には「何とか実施してほしい」という声もある。会場の換気を行い、参加者間の座席の距離を保ち、ディスカッションなどのも実施しないため、「3密(密接・密閉、密着)」の要件は回避しており、開催に支障はない。(JAGATにおける新型コロナウィルス感染症に関する対応策はこちらです。)

余談だが、先日、小学校の卒業式に参列した。参列者は制限され、いくつかのプログラムは削除される1時間弱の短い式だったが、子供たちが直前まで装着していたマスクを外し、校長先生から卒業証書を受け取る姿を見ることが出来た。過度に恐れることなく、リスクを背負い、最重要目的を見誤らず、適切な処置を施し、冷静に対応する姿勢に深い感銘を受けた。

(cs部 堀雄亮)

JUMP中国・四国2019&ジョイントセミナー


JAGAT中国・四国地区の集い
JUMP中国・四国2019&ジョイントセミナー
2019年9月27日(金)開催
会場:アドバン@貸し会議室

インターネットの出現により、マーケティングにおいて革命ともいうべきデジタルシフトが起こっています。印刷業界はこうした現実にどのように向き合い、対応していくべきか。
JAGATは昨年来、世の中のデジタルシフトが進展する中で印刷のビジネスチャンスを切り拓くためには、デジタルVSアナログの二極対決路線ではなく、マーケティング情報と印刷の連携・融合が必要であるとし、“デジタル×紙×マーケティング”をスローガンとして掲げています。
今回のJUMPでは、このテーマをさらに追及し、よりビジネスに直結させて“飯のタネ”となるよう、豊富な実践例を交えて情報提供するとともに、新たな印刷の成長戦略を考える場として展開いたします。

主催:公益社団法人日本印刷技術協会 
協力:中国地区印刷協議会/四国地区印刷協議会


JUMP中国・四国企画推進メンバー *五十音順・敬称略
大塚 泰文[協同精版印刷(株)]/奥田 章雄[(株)マルモ印刷]/柏村 英男[柏村印刷(株)]/喜瀬 清[(株)ユニバーサルポスト]/関 啓三[セキ(株)]/谷口 博則 [(株)谷口印刷]/中本 俊之[(株)中本本店]/西原 透[第一印刷(株)]/藤田 良郎[瞬報社写真印刷(株)]


JUMP中国・四国2019ジョイントセミナー

■開催日時:9月27日(金)10:30~12:30

■対象:経営者・幹部、企画・営業・制作部門リーダーなど

■定員40名(お申込み先着順) 

■開催プログラム:

「SNS×地域プロモーション~効率的な情報発信と効果的な集客手法とは」
 講師:道越 万由子氏 (株)BEYOND 代表取締役
 
地域資源のPRや観光地への集客を行う上で、広くPRできるメディアとしてデジタルの活用は欠かせません。特にSNSは、国内外の人へリアルタイムでつながるためインバウント集客の効果も高い。また、個人から発信される情報はユーザーからの信頼性も高く、SNS上での口コミの良し悪しは地域プロモーションにおいて重要となります。
本セミナーでは、SNSの発信に最適な情報コンテンツの見つけ方や、国内外のターゲットへピンポイントで訴求する方法を紹介。国内外から地域へ集客するSNS、地域から観光地へ誘導する地域誌、SNS映えで口コミを広げるためのパネルやPOP等、SNSと紙媒体の連携による地域プロモーションのあり方についても考えます。

 <主な内容>
 ・訪日外国人の行動パターンとは?
 ・SNSを活用して来日前からのPR施策による効果の最大化
 ・受け身のインバウンドから攻めのインバウンドへ
 ・情報発信して行く上で重要なこと
 ・SNSは意外と地道
 ・SNSを活用する際の集客の6大ポイント
 ・成功のポイントとは?
   ★具体的な事例を紹介
    自治体、メーカー、ホテルチェーン、レストランなど

    ※記載内容は諸般の事情により変更される場合がございますので、予めご了承ください。

■会場:アドバン@貸し会議室
 広島市中区中町7-41 広島三栄ビル6F(旧日本銀行隣り)
 *広島駅から路面電車もしくは バスで約10分 タクシーで約10分
  路面電車:広島電鉄「袋町」電停の前 バス:「袋町」バス停目の前

■参加費(税込):7,560円
※1社でセミナー、JUMP両方参加の場合  6,480円

お申込書に必要事項をご記入のうえ、FAXにてお送りください。
お申込みと同時に参加費をお振り込みください。お申込確認後に、参加票を送らせていただきます。
*お申込み後の取消はお受けできません。恐縮ですが代理の方の参加等でご対処ください。

● 振込先・・・・・・・・シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
● 口座・・・・・・・・・みずほ銀行 中野支店(普)202430
● お申込み締切日・・・・2019年9月25日(水)
● 内容問合せ先・・・・・日本印刷技術協会JUMP2019事務局 03-3384-3112

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JUMP中国・四国2019

■開催日時:9月27日(金)13:30~16:45

■対象:印刷業および関連業の経営者、幹部社員、幹部候補

■定員:40名(お申込み先着順)

■開催プログラム:

開会の辞
13:30~13:35
中本 俊之 氏   中国地区印刷協議会 会長/ (株)中本本店 代表取締役
ご挨拶
13:35~13:45
網野 勝彦   JAGAT副会長/(株)研文社 代表取締役社長

JAGATからの報告

13:45~14:30

「印刷ビジネスの最新動向2019」 
解説:藤井 建人 JAGAT研究調査部部長 主幹研究員

印刷ビジネスの最新動向を産業・市場・メディア・経営の4視点からデータで捉えるとともに、印刷ビジネス周辺のトレンドについても合わせて解説、印刷業界と印刷経営の将来を考えます。

休   憩 

10分

特別講演

14:40~16:00

「実践!デジタル×紙×マーケティング
  ~今こそ印刷ビジネスの新たな利益の源泉を発掘しよう」
講師:本間 充氏 アビームコンサルティング/アウトブレインジャパン 顧問
デジタル×紙×マーケティングの必要性は、理解されました。では、この領域に展開する場合、どのような事業があるのでしょうか?また、広告主、事業主は、現在の印刷・紙で、できることをきちんと知っているのでしょうか?      
広告主、事業主と向き合うことで、「デジタル×紙×マーケティング」はどの印刷会社もできます。そのヒントとアイディアについて、豊富な事例を交えながらお話ししていただきます。

<主な内容>
(1)復習「デジタル×紙×マーケティング」
(2)デジタル×紙×マーケティング実践例
(3)問題は、印刷会社にも、お客様にも
(4)未知・未踏の領域「デジタル×紙×マーケティング」

休   憩

10分

総   括

16:10~16:45

本間 充氏 × 郡司 秀明 for Business
JAGATが提唱する“デジタル×紙×マーケティング ”の本質とは何かをJAGAT専務理事の郡司が解説しつつ、本間氏との対話を通じて、今後の印刷業界が利益を生み出すために何をすべきか、進むべき方向性について展望します。

※記載内容は諸般の事情により変更される場合がございますので、予めご了承ください。

■会場:アドバン@貸し会議室
 広島市中区中町7-41 広島三栄ビル6F(旧日本銀行隣り)
 *広島駅から路面電車もしくは バスで約10分 タクシーで約10分
  路面電車:広島電鉄「袋町」電停の前 バス:「袋町」バス停目の前

■参加費(税込):6,480円
※1社でセミナー、JUMP両方参加の場合 5,400円

お申込書に必要事項をご記入のうえ、FAXにてお送りください。
お申込みと同時に参加費をお振り込みください。お申込確認後に、参加票を送らせていただきます。
*お申込み後の取消はお受けできません。恐縮ですが代理の方の参加等でご対処ください。

● 振込先・・・・・・・・シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
● 口座・・・・・・・・・みずほ銀行 中野支店(普)202430
● お申込み締切日・・・・2019年9月25日(水)
● 内容問合せ先・・・・・日本印刷技術協会JUMP2019事務局 03-3384-3112

 

アクティブ・ラーニング「リアル体験×学習プログラム」が織りなす高い学習効果

学習効果を高める新たな手法として注目を集めるアクティブ・ラーニングは、学習プロセスの質(学び方)を重視したものである。今後の企業における社員教育にも導入が進むといわれている。

文部科学省が告示する新学習指導要領は2020年より順次実施され、小学校から高等学校までの教育課程が変わる。今回の改訂により、新たに取り組むこととこれから重視するカリキュラムとして、プログラミング教育、小学校の英語教育の教科化などがある。「何を学ぶか」も重要だが、それ以上に重視されているのが「学び方」であり、その手法として注目されているのが「アクティブ・ラーニング」である。

■学習プロセスを重視したアクティブ・ラーニング

アクティブ・ラーニングとは、学習プロセスの質を改善し主体的・対話的で深い学びの機会をつくることである。知識・技能の習得、それを応用し主体的に考え活用できる人材を育成することを目的とする。つまり、講師から受講者への一方的な授業(受動的)だけではなく、ディスカッションやフィールドワークの体験授業を通して、受講者が主体的に参加する学習手法のことである。

National Training Laboratories(アメリカ国立訓練研究所)が発表した研究結果に学習の定着率と学習過程の相関関係を示した「ラーニングピラミッド」の考え方がある。オリジナルは正三角形だが、能動的な姿勢と学習の定着率がよくわかるように、ここでは以下のような逆三角形を作図してみた。

上図からわかる通り、受講者が教育プログラムへ能動的に参加する度合いが高いほど学習の定着率は大きく高まる。アクティブ・ラーニングは、「教える」「体験学習」「ディスカッション」を取り入れたものになり、高い学習効果を見込める。

■印刷企業の事例~「新卒採用プロジェクト×LP制作プログラム」~

アクティブ・ラーニングを社内教育に取り入れる場合、取り組みやすいのは、グループワーク・討議などのディスカッション形式である。座学や課題図書で受講者全員が知識やノウハウを共有した上で、その講義に則した題目を与えグループディスカッションを行う。

マーケティング研修であれば、居酒屋、美容室の集客をどうするか、誰でもわかりやすい題目にすれば、受講者も取り組みやすく議論も活性化する。企業内研修であれば、自社が抱えている課題を題材にすれば、よりリアリティが増すため学習効果も高まるし、受講した社員から広く有益な意見を拾い上げることもできる。

印刷企業のアクティブ・ラーニング事例を紹介する。「新卒採用向けランディングページ制作」プロジェクトとして、現管理職をオブザーバー、管理職候補をリーダー、1~3年目の若手社員をメンバーとし、部署も印刷、営業、制作、総務と全部門による混合チームを結成した。

半年間かけて、コンテンツ制作の考え方やランディングページの制作手法を学びながら、自社の新卒採用を共通題目にディスカッションを繰り返した。「自社にとって採用とは何か?」「自社の魅力は何か?」「どのような学生が自社に必要か?」など、自社について改めて考えることでランディングページの制作手法やコンテンツの作り方の習熟度が増した。さらに、普段仕事では交わらないメンバー同士が意見を交わすことで、経営的な視点をはじめ、新たな考え方や価値観を得ることができた。

■「リアル体験×学習プログラム」で生まれる相乗効果

新入社員や中途社員の育成計画にも、アクティブ・ラーニングを取り入れることで、早期戦力化を図ることができる。営業職の新人育成であれば、印刷営業のプロセスとしてヒアリングから企画、見積作成、プレゼンテーション、印刷物の仕様書作成、デザイン依頼、データ入稿、印刷出力、納品までの一連の流れがある。この一つひとつの要素を社内外の講師から理論やノウハウを座学で学ぶだけでなく、印刷営業のプロセスを実際に体験しながら学ぶことで学習効果は高まる。

例えば、身近にある企業や住んでいる地域の実在する店舗を“リアルな教材”と捉え、学びの題材として店舗のオーナーに協力を仰ぎながら、「店舗の集客アップを図るための販促用印刷物の制作」を新人教育の題材にするのもよい。こうしたリアルな体験に近い学習内容をフィールドスタディプログラムと呼び、大学のカリキュラムや社会人教育にも導入され始めている。

ぜひ、社員教育の一環として、アクティブ・ラーニングの考え方を取り入れてみてはどうだろうか。

教育サポートチーム 塚本 直樹

<フィールドスタディプログラムを取り入れた新人向け講座>
●印刷営業20日間集中ゼミ(リニューアル

https://www.jagat.or.jp/archives/922

五感に訴える印刷物とデジタルの連携~JUMP東北2015報告

今年度のJUMP(JAGAT地域大会)開催が、8月21日の東北地区(仙台)からスタートした。テーマである“印刷の「未来を創る」”方向性を探るディスカッションでは、デジタル・ネット時代において紙の印刷物の強みをどのようにとらえ、ビジネスにしていくかに焦点が当てられた。  

今年度のJUMP(JAGAT地域大会)の共通テーマに取り上げたジョー・ウェブ博士の『未来を創る-THIS POINT FORWARD』(JAGAT刊)は、「印刷物への愛を語るのはやめよう」という少し耳の痛い話から始まる。そして、印刷業界の現状を、データに裏付けられた(実は驚くべき)事実としてとらえたうえで、印刷業界にとって明るい未来を創るための方向性として、新しいビジネスの構築のための人材や、機材、技術、そしてパートナーシップ等について様々な示唆を行っている。
むろん、ウェブ博士はアメリカのコンサルタントであり、アメリカの印刷業界が前提ではあるが、ポイントは印刷業界を取り巻く経営環境が急速に変化する現代において、どのような方向で経営マインドのチェンジを図っていくべきかにスポットが当てられていることだ。そこで、これを題材に、あるいはきっかけとして、JUMP開催の各地域で議論を重ね、日本における印刷業各社の未来を考え、新たな印刷ビジネスの方向性を見出したいとの思いからテーマとして掲げたものである。 

 

プログラムは、『未来を創る』にあるとおり「まずは事実を知ろう」ということで、最初にJAGAT研究調査部部長の藤井建人より「印刷ビジネスの最新動向2015」と題し、「印刷白書」や「経営力調査分析」などJAGATの研究調査による、データでとらえた印刷ビジネスの最新動向を、周辺ビジネスのトレンドとともに報告、解説を行った。
次に、JAGAT専務理事の郡司秀明が『未来を創る』が示唆する、印刷会社の2020年を見据えたビジネスについてのポイントを解説し、これに続くディスカッションへと導いた。

JUMP_tohoku_1

「印刷ビジネスの最新動向」「未来を創る」に関する報告を踏まえたディスカッションは、モデレータを専務理事の郡司が務め、パネラーにはJAGAT会長の塚田司郎、藤井JAGAT研究調査部長とともに、(株)DIG JAPAN代表取締役の星名 勧氏を迎えて行った。限られた時間ではあったが中身の濃い有意義な発言が多く、JUMP参加者にとっても最大の課題である「自社のビジネスをどう変えていいくのか」について、ヒントとともに勇気やモチベーションが得られたのではと感じられた。
以下、そのエッセンスを各パネラーによるポイントとなる発言やキーワード・センテンスをもって報告する。 

 

  • 印刷物(紙)はデジタル(メール等)に比べ圧倒的に人の五感に訴えることができる。
  • DM(紙)の弱点と言われているコストと効果測定は、デジタル(メール等)と連携させれば補うことができる。アメリカのマーケターの間では「DMにするかメールにするか」という議論はない。DMを何回打ち、メールをどのタイミングで何通配信するかという予算配分の話だけである。
  • メールは中身を見ないで捨てられる事が多いが、その解決手段はアメリカでははるか以前に正解が出ており、それは「紙」を使用することだ。DMは少なくとも誰しも手にとって差出人くらいは確認する。その時に手触りやデザインなど五感に訴えることに心血を注いでいる。
  • Googleは、毎年膨大な予算を割いてDMを出している。最たるIT企業が、紙の効果を知っているからだ。
  • 日本にありがちな印刷とデジタルをバーサス(対立)でとらえて「紙はダメだ」と結論付けるのは間違い。GoogleですらDM(印刷)とネット(デジタル)を区別していないということだ。
  • 単純に統計を考えると、印刷需要の縮小は避けられず、確かに新聞購読者は減り折込チラシも減少していくだろう。しかし紙の質感、手触りなど五感に訴える力で新たな価値の創造、見直しが図られるだろう。
  • 日本でインターネットが民間に開放されたのが1993年で、生まれた時からネット環境にあり我々とは価値観が違う世代がいよいよ大学を卒業して社会に出てくる。はじめからモニターで育った世代には、長時間見るためには反射光の方が楽であるといったことを説明する必要があるかもしれない。
  • マーケティングオートメーションはあくまで仕組み、ツールに過ぎなく、要はそれを使ったプランニングの提案である。マーケティングオートメーションとデザインをリンクさせるとビジネスになり、印刷会社にはそのような総合的なハンドリングができると固く信じている。
  • うちの会社ではそんなことできない(人材もいない)と思う経営者もいるが、クライアントに次に切られないために必死に頭を絞り、トライ&エラーの積み重ねで結果として新しいビジネスになる可能性があり、そのような実例も多々ある。
  • 思い切って印刷でダメなことはダメと認めないと始まらない。それを認めた時に、本当に印刷物が必要なところが見えてくるのでは。iPadで検索する今の子供にいくら辞書の必要性、効用を説明してもムダだが、友人とのプリクラのやり取りは紙の台帳でやる。何も言わなくとも彼らは紙の必然性を理解している。本当に紙が必要な場面でこそ、新たな価値、ビジネスが見えてくる。 

(CS部 橋本 和弥)

 

 ※関連情報

JUMP中国・四国2015&ジョイントセミナー 9月17日開催(KKRホテル広島)
http://www.jagat.or.jp/JUMP中国・四国2015