営業・企画系」カテゴリーアーカイブ

印刷会社の強みを活かした商品開発と販路開拓

JAGATは「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」が実施する企業の労働生産性の向上を目的とした「生産性向上支援訓練」の事業取組団体として選定を受け、その一環として、印刷ビジネスに役立てて頂けるセミナーを提供します。
受講にあたっては、「同時双方向通信による生産性向上支援訓練利用規約」を事前にご確認ください。


印刷会社の独自性を軸にした、競争力の高い商品開発の方法について解説します。また、開発した商品の販路開拓についても顧客目線での商品訴求ポイントの創出と具体的な販売促進手法を学べる講座となっています。

 

開催日時 

1日目:2023年 8月1日(火) 10:00~17:00
2日目:2023年 8月2日(水) 10:00~17:00

 

<カリキュラム>

新商品開発プロセス
・自社の独自性、強みの棚卸
・市場の需要と顧客ニーズの分析
・商品のアイデアの洗い出し
・商品コンセプトの基本設計
・想定ターゲット(ペルソナ)の設定
・商品の事業性価値の仮説検証

 

商品の販路開拓の仕方
・販路ルートの模索と顧客導線の仮説出し
・現状のPRメディアの導線設計分析と改善ポイント
・営業ツール(Web・アナログ)の作り方
・商品の差別化、顧客に刺さるPRポイントの洗い出し
・顧客反応の分析と改善法
・販路開拓に活用できる最新のAI・ITツール
・プロモーション戦略の立案と実行

 

※本講座は、グループワークや発表など、参加型のセミナーとなっています。
 ご発言できる環境下や双方向のコミュニケーションがとれるよう1人1台のパソコンからの
 ご参加をお願いいたします。

 

定員 ※定員に達したため、お申込みを締め切りました。

15名  

生産性向上支援訓練の規定により、会員の方、優先の講座となっております。
一般の方は、限定5枠までとなりますのでご了承ください。

 

受講対象

・営業、企画の方
・AI、Webツールに興味があり学びたい方

受講資格

印刷会社及び関連業界企業に属している社員の方はすべて対象


講師

 

 河島 弘司  (かわしま ひろじ)

  (株)バリューマシーンインターナショナル
  代表取締役社長

広告代理店にて地域ブランディング、新商品マーケティングを手掛ける。その後、次世代のマーケティングを実現する戦略ツールとしてPOD技術の可能性に魅せられ、創成期からPODメーカー、ベンダー、印刷系ITベンチャーにて商材開発、マーケティング、企画営業に従事。

2003年にコンサルティングファーム、㈱バリューマシーンインターナショナルを立ち上げ、代表取締役に就任。「価値伝達マネジメント(VCM)」メソッドを開発し、印刷会社を中心としたメディア関連企業の収益拡大、営業プロセス改善を支援し、大きな成果を上げている。セミナー、講演実績は年間100件以上。2009年にはメディア業界に特化した人材育成機関 社団法人ひらめき実践塾(IPJ)を立ち上げ、現在に至る。クロスメディアソリューション研究会主宰、NLP神経言語プログラミングプラクティショナー。

 

参加費(税込) 

1名 5,500円

申込締切 : 各コース開催日の10日前まで※但し定員になり次第締め切ります。

 

お申込 ※定員に達したため、お申込みを締め切りました。

 Webからのお申込み 


必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

 

FAXでのお申込み 
annai-2

お申込書をプリントアウトし必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3168
までFAXにてお送りください。

 

参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

 

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【内容に関して問い合わせ先】
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411

【お支払いに関して】
管理部(販売管理担当)   電話:03-5385-7185(直通)

公益社団法人 日本印刷技術協会

成功するDM企画立案のポイント ~事例から学ぶマーケティング志向の営業活動~

JAGATは「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」が実施する企業の労働生産性の向上を目的とした「生産性向上支援訓練」の事業取組団体として選定を受け、その一環として、印刷ビジネスの実務に役立てて頂けるセミナーを提供します。
受講にあたっては、「同時双方向通信による生産性向上支援訓練利用規約」を事前にご確認ください。


国内外のダイレクトマーケティング事例をもとに企画立案手法を紹介し、成功するDMのポイントを解説。さらに演習を通して、実際のDMを基に、効果を高める企画立案・改善の手法を実践的に学ぶ。

 

開催日時

1日目:2023年 9月  7日  (木)    10:00~17:00
2日目:2023年 9月21日  (木) 10:00~17:00

 

<カリキュラム>

マーケティングの本質
・現在のマーケティングトレンドを知る  

  環境変化、なぜ印刷業界でダイレクトマーケティングが有効なのか?
  多くの広告主が広告宣伝費の使い方を見直しする中、どう営業展開していくかを学ぶ。

・アドテクノロジー変化の中のマーケティング戦略
  ダイレクトマーケティングの市場理解
  ・ダイレクト市場が活性化している理由とキーワード
  ・最近のアドテクノロジー理解

 

マーケティング志向の営業活動
・効果を最大化させるマーケティング戦略と顧客分析の基礎

  ・企画立案においての考え方
  ・年間販促プランの組み立て方
  ・事例から学ぶ顧客分析の基礎
  ・実践から学んだ顧客分析を商売の成功に生かす「6つの鉄則」

・行動を喚起させるデジタル×紙の相乗効果
  ・「行動喚起メディア」としてのデジタルと連動したDMの活用法
  ・印刷会社がDMメディアを提案するときのポイント

 

■ 営業活動の分析と改善
・国内外のダイレクトマーケティング事例から学ぶ企画立案の成功のポイント 
  ・DMキャンペーン企画・立案・制作の裏側
  ~このDMはどうやってできたのか?なぜ成功し、なぜ失敗したのか?
  ・効果があるDM、効果がないDMの違い

・作り手の視点で検証するDM改善手法
  ・DM成功の4要素を様々なコミュニケーション事例から考察
  ・効果検証(CPO・ROI)の理解

  ・クリエイティブ改善手法の理解

【演習】リバースエンジニアリング実践ワークショップ
  ・実際のDMを基に、マーケティング意図やクリエイティブ面を考察し、更に改善する
   ポイントを発見。クライアント企業に提案できるDM制作の手法を実践演習を通じて
   習得する。

 

※本講座は、グループワークや発表など、参加型のセミナーとなっています。
 ご発言できる環境下や双方向のコミュニケーションがとれるよう1人1台のパソコンからの
 ご参加をお願いいたします。

 

定員 

15名  満員御礼!

生産性向上支援訓練の規定により、会員の方、優先の講座となっております。
一般の方は、限定5枠までとなりますのでご了承ください。

受講対象

・営業・企画・制作部門の方
・購入レスポンス率の高いDMの制作方法を学びたい
・現行のDMを改善して、訴求力を高める方法を学びたい
 

受講資格

印刷会社及び関連業界企業に属している社員の方はすべて対象


 

講師

 吉川 景博 (よしかわ かげひろ)

   フュージョン(株)  エグゼクティブマーケティングディレクター
    

■米DMA公認ダイレクトマーケティングプロフェッショナル
■一般社団法人日本ダイレクトメール協会:ダイレクトマーケティング委員長
■全日本DM大賞審査員

1993年大手小売業入社。マーケティング部門にて広告全般を担当。
主に顧客戦略策定、FSP開発、データ分析等、顧客データを活用したプロモーションを実践。
現在は、ダイレクトマーケティングを軸とした、企業のマーケティング戦略立案、営業支援などを請け負う。
全日本DM大賞多数入賞。

 

参加費

1名 5,500円(税込)

申込締切 : 各コース開催日の10日前まで※但し定員になり次第締め切ります。

 

お申込み 満員御礼!

 Webからのお申込み

必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

 

FAXでのお申込み

annai-2

お申込書をプリントアウトし必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3168
までFAXにてお送りください。

 

参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

 

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 内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
 CS部 セミナー担当     電話:03-3384-3411

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 公益社団法人 日本印刷技術協会

12分類の原因から考えるヒューマンエラー対策と改善活動

ゼロにはできないヒューマンエラー対策

ヒューマンエラー対策への関心度は、印刷業界でも生産性に大きく影響を及ぼす課題である。ヒューマンエラーとは、人的ミス、人的過誤と称され、人間の作業や行動による予期していない事故やトラブルが発生してしまうことだが、どんな会社でも発生し、書類のミスなどの小さいミスから、生命に関わるような重大事故や問題へと発展することもある。ヒューマンエラーはゼロにできないことを前提に対策を講じなければならない。

page2023オンラインセミナー(JAGAT主催)では、「印刷工場のヒューマンエラー対策」についても開催され多くの関心を集めた。講師には、TPS(トヨタ生産方式)で企業の改善活動に多くの実績を持つコンサルソーシング株式会社コンサルタントの石川秀人氏をメイン講師に迎え、ゲスト講師では、オフセットとデジタルのハイブリッドでの生産拠点を管理する株式会社研文社の河田和弘氏(尼崎工場 工場長)とデジタル印刷によるワークフローの工場よりキヤノンメディカルシステムズ株式会社ドキュメンテーション部の澤永裕司氏(印刷製本センター 主幹)を招いた。主な内容は、ヒューマンエラーの原因を12分類し、それぞれの基本的な対応策についての解説であった。印刷工場、オフセット印刷とデジタル印刷のヒューマン対策の事例では、それぞれの管理者より印刷工程特有の事案と対策が紹介された。特に事前対策としてのKYT(危険予知訓練)およびヒヤリハット活動や事後対応(再発防止)での「なぜなぜ分析」「特性要因図」を用いた体系的な取り組みを推進するリーダーシップには効果への裏付けが感じられた。

原因の12分類に起因する潜在原因

独立行政法人労働安全衛生総合研究所の高木元也氏によればヒューマンエラーの原因は下記の12に分けられるという。

(分類1)無知、未経験、不慣れ ➡ 正しい知識、技能を教える

(分類2)危険軽視、慣れ ➡ 安全教育

(分類3)不注意 ➡ 徹底管理

(分類4)連絡不足 ➡ 報連相の活性化

(分類5)集団欠陥 ➡ チームワークの活性化

(分類6)近道・省略行動本能 ➡ KMK活動

(分類7)場面行動本能 ➡ 異常処置マニュアル

(分類8)パニック ➡ 2S

(分類9)錯覚 ➡ 表示・見える化

(分類10)中高年の機能低下 ➡ 環境整備

(分類11)疲労等 ➡ 作業改善

(分類12)単調作業等による意識低下 ➡ 労働衛生

ヒューマンエラーの12分類は、ヒューマンエラーの直接原因だがさらに直接原因を引き起こした原因(潜在原因)が存在する場合がある。

例えば、印刷作業で印刷機の検知器を外してトラブルが発生した場合では、直接原因は「近道・省略行動本能」によることが原因になる場合があり、対処法としてはKMK活動が有効なる。

KMK活動は、

(K)ルールを決める

(M)ルールを守る/守らせる

(K)ルール通りに行っているか観察し、できていなければ改善する

一方で、潜在原因を考える必要がある。例えば、行動に起因する原因で無理な納期や装置の不具合、ムダな作業などの潜在原因があったとすれば工程管理の見直しや設備の保全、作業の標準化などの更なる改善活動への推進にも繋げる必要がある。

ヒューマンエラーは、単なるポカミスでは片づけられない。単純なようだが難しい。何故なら人の特性による原因だからだ。「急がば回れ」である。ともすれば、人を責める対応になることもあるが人を育てる対応が望まれる。社員の納得感や意識を大切にしなければならない。対策は、体系的にしくみ化する必要がある。鍵を握るのは推進するリーダーや各々のリーダーシップである。工場の改善活動にしっかりと取り入れ位置づけし根付かせなければならない。

(CS部 古谷芸文)

第3期 オンライン印刷工場長養成講座 2023年6月開講

新事業展開と人材開発

機会設備等の「モノ」への投資に加え、事業再構築、新事業等のビジネスづくりをテーマにした「コト」とそれを実現するための「ヒト」へ投資を促す制度が拡充している。 続きを読む

【オンライン】BtoCの集客に効くセールスプロモーション~デジタル施策を使いこなす

 

印刷会社がクライアントの販売促進を支援するだけではなく、自社ブランドの商品・サービスを開発し、将来の収益の柱を視野に入れる企業も増えています。一方、その認知度や利用者を増やすことが課題であり、新規開拓にはセールスプロモーションは重要な施策になります。
本講座は、中小企業でも取り組みやすいBtoC開拓向けのオンライン施策に絞り、基礎から実務活用までを紹介していきます。

 

 

カリキュラム

1.集客の前にやっておくこと
・3C分析 ~ 自社、顧客、競合他社。最初に徹底的に分析すべきなのはどれ?
・VRIO, STP分析 ~ ポジショニングから差別化まで
・プライシング ~ 3つの王道
・印刷会社のB to C展開・成功事例

2.オンライン販路開拓の方法
2-1.ECサイト
・ECサイト、ECモールのメリット、デメリット
・自社ECサイト構築~ECカートの選び方
・集客力の高いECサイト設計のコツ(効果的な動画の活用含め)

2-2.ランディングページ
・ランディングページの目的
・ランディングページ集客の向き・不向き
・ランディングページ集客を成功させるコツ(効果的な動画の活用含め)

2-3.クラウドファンディング
・クラウドファンディングの目的
・クラウドファンディング集客の向き・不向き
・クラウドファンディングを成功させるコツ(効果的な動画の活用含め)

3.売上アップのメソッド使いこなし術
3-1.SNS運用
・インスタグラム自社アカウント運用の基本
・インスタグラム ショッピング機能設定
・リール+ストーリーズの動画活用でリーチを稼ぐ
・インスタグラム マイクロ・インフルエンサー活用
・その他:UGCの有効活用、Twitterとの連携、分析機能の使い方 等

3-2.オンライン広告
・Googleリスティング広告 ~ 広告料金の考え方と効果予測、LPとの連動
・Googleショッピング広告 ~ まずは無料からお試し
・その他 リターゲティン広告、SNS広告、YouTube動画広告、等

3-3.B to C商品のコンテンツマーケティング
・「Google検索画面上位表示」という資産
・集客に結び付くコンテンツの作り方 ~ キーワード設定・競合調査・便利ツール活用

3-4.プレスリリース
・中小企業のプレスリリースがSEO対策に効果的な理由
・プレスリリースの向き不向き
・配信情報の「価値化」(=コンテンツマーケティング)

4.グループワーク & 発表
・リアルの商品アイデアに対しグループで3C、STP、プライシングの観点からディスカッションして頂いた上で、集客施策まで提案頂き、各グループ発表。

※グループワークがありますので、ご発言できる環境(マイク・カメラ・場所)でご受講ください。

 

 講師のご紹介

株式会社コムラッドファームジャパン
檜山 ゆりか

株式会社日立製作所国際調達部(日立アメリカサンフランシスコ支社)に勤務後、転職。
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社にて16年間勤務。主に、ディズニー配給映画のWebマーケティング、セールスライティング、ディズニーの出版物の商品企画、ライセンス営業を行う。手がけた映画案件は年間5~7本、出版案件は年間120冊以上に及ぶ。
2022年2月株式会社コムラッドファームジャパン入社。コンサルタントとして中小企業、小規模事業者の中小企業政策関連支援、及び、販路開拓支援を行う。専門はマーケティング、セールスライティング、商品企画、及び中小企業政策関連支援。

 

開催日時

2023年4月20日(木)13:30~17:30 

 

対象

【企業】
・自社ブランドの商品、サービスの認知度、集客、売上をアップしたい印刷会社
・クライアントのBtoC向け商品、サービスの販売促進を支援している印刷会社
【参加者】
・BtoCのセールスプロモーションの基礎を学びたい方
・ECサイト、SNS、Web広告、クラウドファンディングの実務知識をつけたい方
・自社ECサイトを担当しているが商品の売れ行きに課題を感じている方

 

参加費(税込)/1名

JAGAT会員  16,500円 /一 般 22,000円

※上記価格は1名様の価格です。複数名でご視聴の際は人数×受講料をお支払い下さい。

 

定員

 30名(最少催行人数5名)

 


 

研究会・セミナーのZoomウェビナー参加方法のご案内

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セミナーお申し込み後の流れについて

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お申込み

Webからのお申込み

お申込みフォームが開きます。
必要事項をご入力のうえ、お申込みください。

 

FAXでのお申し込み


お申込書に必要事項をご記入のうえ、
03-3384- 3216
までFAXにてお送りください。

参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

内容に関して問い合わせ先
内容に関するお問い合わせはお気軽に 下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411

お申し込み及びお支払に関して
管理部(販売管理担当)   電話:03-5385-7185(直通)

公益社団法人 日本印刷技術協会

印刷営業の基礎知識と提案力向上

JAGATは「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」が実施する企業の労働生産性の向上を目的とした「生産性向上支援訓練」の事業取組団体として選定を受け、その一環として、印刷ビジネスに役立てて頂けるセミナーを提供します。
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定員に達したためお申込みを締め切りました。

印刷営業の基礎知識を身につけ、提案営業の基本プロセスを学び、顧客の課題解決のための提案営業の手法を習得する!

 

開催日時 

1日目:2023年 5月16日(火) 10:00~17:00
2日目:2023年 5月17日(水) 10:00~17:00

 

<カリキュラム>

提案営業とは
・印刷営業における「提案型営業」とは
 印刷営業の目的と役割/営業スタイル/印刷物発注担当者が求めるもの
 新規開拓営業と既存営業の違い

・提案のための情報を集めて仮説を立てる
 提案の3つのパターン

・顧客の本音を引き出す面談のテクニック
 「聴く」「訊く」スキルと質問スキル/競合情報の引き出し方

顧客ニーズと自社商品・サービスの強み分析
・情報を分析、課題解決の提案内容を考える
 顧客・自社・競合の3つの視点(3C)/自社の強みとドメインの把握
 問題点をブレークダウンし真因を探る/課題解決のための技法

・提案のシナリオを描くポイント
 提案書の基本構成/説得力を増す論理構成

・提案書の作成方法
 

定員 

15名  

生産性向上支援訓練の規定により、会員の方、優先の講座となっております。
一般の方は、限定5枠までとなりますのでご了承ください。

 

受講対象

・新人・中途入社~若手社員の方で、印刷営業の経験が浅い方
・提案営業のノウハウを習得したい方

受講資格

印刷会社及び関連業界企業に属している社員の方はすべて対象


講師

上妻 祐司 (こうづま ゆうじ)  

OD人事経営コンサルティング 代表
中小企業診断士

法政大学卒業後、共同印刷株式会社に入社。グループ長として商業印刷分野の法人営業に従事。航空会社、自動車会社、住宅メーカー、大学、官公庁、金融機関、出版社などを担当。営業戦略の策定、企画書の作成、販促物の受注・制作に携わる。
人事部教育課では、教育課長として教育プログラムの企画・開発および社内講師を行い、また、経営スタッフとして経営企画業務に従事。
その後、OD人事経営コンサルティングを立ち上げ、印刷業を中心とした製造業の経営支援、各種団体、民間企業を対象とした教育研修の講師に従事し、現在に至る。

 

参加費(税込) 

1名 5,500円

申込締切 : 各コース開催日の10日前まで※但し定員になり次第締め切ります。

 

お申込 満員御礼

 Webからのお申込み 

 
必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

 

FAXでのお申込み 
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お申込書をプリントアウトし必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3168
までFAXにてお送りください。

 

参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

 

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【内容に関して問い合わせ先】
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
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公益社団法人 日本印刷技術協会

ヒューマンエラー対策、ASV(先進安全自動車)にみるAI活用

ASV推進計画にみるヒューマンエラー対策

社会的な課題とされるヒューマンエラー対策は、印刷工場に限ったことではない。大きな社会問題の交通事故。国土交通省自動車局が2018年9月に公表した「自動車の安全確保に係る制度及び自動運転技術等の動向について」という資料によれば、2016年のヒューマンエラー(法令違反)に起因する交通死亡事故は全死亡事故の97%にも上るという。

国土交通省では、ASV推進計画を進めている。ASVに関する技術の開発・実用化・普及を促進するプロジェクトであり、平成3年度から約30年にわたっての取り組みだ。先進安全自動車(ASV:Advanced Safety Vehicle)」は、先進技術を利用してドライバーの安全運転を支援するシステムを搭載した自動車である。AIが活用されている。

プロジェクトは、学識経験者、自動車・二輪車メーカー(14社)、関係団体、関係省庁を委員とする「先進安全自動車(ASV)推進検討会(座長:須田義大 東京大学生産技術研究所教授)」(事務局:国土交通省)において、検討が進められている。

主な技術は、ヒューマンエラー対策に関わるものだ。

  • 前方障害物衝突被害軽減ブレーキ
  • ペダル踏み間違い時加速抑制装置
  • レーンキープアシスト
  • 車線逸脱警報装置(LDW)
  • 後退時後方視界情報提供装置(バックカメラ)
  • 後側方接近車両注意喚起装置

現時点で自動運転レベル3を実現している本田技研工業株式会社。2022年12月1日付けのニュースリリースでは、全方位安全運転支援システム「ホンダ センシング 360」と安全運転支援システムのフラッグシップである「ホンダ センシング エリート」の次世代技術が公開された。2022年12月の中国市場向け新型CR-Vへの採用を皮切りに、新しい「Honda SENSING360(ホンダセンシングサンロクマル)」(以下360)をグローバルに展開すると発表した。360は、交差点での車両や歩行者、二輪の検知、カーブ減速支援などが追加された、全方位安全支援技術だ。ドライバー異常や周辺環境を検知し、事故を未然に防ぎドライバー運転負荷を更に軽減する機能だという。これにより、健康に起因するものやヒューマンエラーで発生する事故を削減するとも期待されている。

ヒューマンエラー対策とAIへの期待

事故を未然に防ぐにはヒヤリハットの段階で対処することが有効される。「ハインリッヒの法則」がヒントになる。1件の重大事故の背景には、軽微な事故が29件、さらにその背後には300件のヒヤリハットが潜んでいるという法則だ。「1:29:300の法則」とも呼ばれる。「当社の事故はゼロ!」などと事故の件数に一喜一憂するのではなく、1件の事故に対する300のヒヤリハットの数に目を向けることが肝心である。例えば、事故がゼロでもヒヤリハット数が100件あれば、ヒューマンエラーに繋がる100の課題が存在することになる。より多くのヒヤリハットの数を入れ込むことで可能性が広がる。

日刊工業新聞2022年10月12日の記事によれば、筑波大学の斉藤裕一助教らは、タクシードライバーのヒヤリハットシーンを学んだ人工知能(AI)を開発した。急ブレーキを踏んだ前後のドライブレコーダーの映像と車速などを学習させた。危ない運転をしている際の状況判断のようなものをAIとして抽象化できた。運転時の思考を解釈したり、そこから安全マージンを導くなどの研究につなげる。タクシードライバーは運転のプロとして、隠れたハザード(危険)を勘案しながら走行する。ドラレコのヒヤリハットデータ20万超の中から、制限速度30キロメートル以下で物陰の多い交差点での自転車の飛び出しシーンを抽出する。自転車に接触しかけた際の時間的な猶予を計算し、安全マージンの大きな運転と小さな運転を学習させたとある。AIで事故を回避することは難しいが、事故の重大さを下げるような運転を知らせることはできる。

ヒューマンエラーは、無くすことはできない。如何に最小限に止めるか、未然に防止できるかが問題だ。人の意識や判断が鍵を握ることは変わらない。ヒューマンエラー対策は、ルールを作りルールの守るだけの対策では効果が期待できない。AIを活用することで、人の判断や意識における納得感をサポートすることで可能性が広がるのではないだろうか。

(CS部 古谷芸文)

page2023開催案内

JAGATセミナー

ヒューマンエラー対応、ヒヤリハットに目を向ける

〝0〟にできないヒューマンエラーと事故回避

人的要因、ヒューマンエラーによるトラブルは、印刷会社においても関心度の高い課題だ。今年の重大事故の中で、静岡県で起きた幼稚園での送迎バスの中に置き去りにされた3歳の子どもが死亡した事件は、うっかりミスでは済まされない事案だ。厚生労働省の「2020年教育・保育施設等における事故報告集計の公表」の資料では、認定こども園・幼稚園・保育所等における事故報告数を1586件と発表している。前年の報告数と比べ287件増加しており、そのうちの1281件が骨折の事故であることも明らになっている。原因と大半がヒューマンエラーとして捉えられ、そのための防止策が重要視されている。

ただし、ヒューマンエラーはゼロにはできないことが前提だ。できるだけミスを起こさない対策を講じることを考えることだ。ミスに繋がる要因をできる限り潰していくことだとされている。要因となる「ヒヤリハット」の事案を記録して対応していくことが効果的とされている。ヒヤリハットとは、一歩間違えれば重大な事故に繋がるかもしれない「ヒヤリ」としたり、ハッとする事柄である。ヒューマンエラーを防ぐには、事故に注目するのではなく、事故になりそうなことに目を向けることが肝心だ。

ハインリッヒの法則にみる対応策

事故を未然に防ぐにはヒヤリハットの段階で対処することが有効される。「ハインリッヒの法則」がヒントになる。1件の重大事故の背景には、軽微な事故が29件、さらにその背後には300件のヒヤリハットが潜んでいるという法則だ。「1:29:300の法則」とも呼ばれる。「当社の事故はゼロ!」などと事故の件数に一喜一憂するのではなく、1件の事故に対する300のヒヤリハットの数に目を向けることが肝心である。例えば、事故がゼロでもヒヤリハット数が100件あれば、ヒューマンエラーに繋がる100の課題が存在することになる。印刷製作工程での文字の誤植や訂正ミスでは、DTPから次工程や印刷前に見つかったとしても些細なことでも記録して対応することになる。

ヒューマンエラーへの対応は、事故に繋がりそうなヒヤリハットを如何に現場から吸い上げ、記録し対応できるかが鍵を握っている。それには、職場の雰囲気としくみづくりが必要だ。例えば、事故に対しては犯人を捜し、責任を追及するだけの対応では根本的な解決に繋がらない。組織を上げて、原因を把握し、解決策を講じることが求められる。ヒューマンエラーが起きやすい職場の雰囲気には、共通点があるともいわれる。ひとつには、管理者のヒューマンエラーへの認識が低いこともあるが、他にも、マニュアルが整備されていないことや業務上のルールが決められていないような場合もある。一方、日常の業務に追われ余裕がないよう職場では、ダブルチェックする余裕もなく、疲労で判断力が鈍り、トラブルに繋がることもあれば、部門内や部門間のコミュニケーションが不足し、伝達ミスなどによることも見受けられる。これらの要因は、会社や工場の改善活動とも直結した課題でもある。仕事の中に潜むミスを気づかせる見える化改善に繋げることにもなってくる。ヒューマンエラーは改善活動とセットで考えることで相乗効果も期待できる。

CS部 古谷芸文

JAGATオンラインセミナー

現場改善の基本と実務

プリプレス・印刷業務の再点検

印刷、後加工の仕事に役立つ 製本加工の基礎知識

人材育成に対する企業のスタンスは? ~2022年上半期開催のJAGATセミナーから~

JAGATセミナーは人材育成の観点で印刷業界を支援し、人材のボトムアップから業界活性化を図ることが目的である。基本方針は、「印刷会社の“今”の課題を解決」「明日から仕事で使える」とし、印刷現場、営業、マーケティング、デザイン制作、法務、会計と多岐に渡るテーマを取り扱っている。今回は、2022年上期に開催したセミナーについて報告する。
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