デザインレイアウトの依頼を受けたとき、発注者・制作者間で共通認識を持つべき項目とは何だろう?目的に対してブレのない成果につながる印刷物を作るために必要なスキルをエキスパート資格で学ぶ。
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「DTPエキスパート」カテゴリーアーカイブ
2021年4月実施更新試験本日開始(~4/30まで)
本日より更新試験が開始となります。
【試験実施期間】2021年4月1日(木)~4月30日(金)
【取り組み方法】更新試験専用サイトにログインし、サイト上で試験に取り組む。
試験専用サイトへのログイン情報は、主連絡先メールアドレスあてお送りしました。
ログイン情報ご案内メールの未着などによりパスワードが不明な場合
ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」から、エキスパートIDおよびご登録の主連絡先メールアドレスを入力いただくと、パスワードを自動再通知いたします。 IDは、エキスパートIDと共通です。
※試験専用サイトへのログインパスワードは、エキスパート資格者サイトのパスワードとは異なりますのでご注意ください。
その他取り組み方法についてご不明な点は、下記も併せてご参照ください。
更新試験実施推奨環境と取り組みかた
DTP導入と印刷工程デジタル化の到達点
『新版DTPベーシックガイダンス 』を発刊
2021年2月、『新版DTPベーシックガイダンス~DTPエキスパートカリキュラム準拠』を発刊した。
本書は以前から販売していたDTPの入門書『DTPベーシックガイダンス』を改訂したものである。DTPに関する基礎的な知識にフォーカスし、豊富な図版を掲載、初心者にもわかりやすい言葉で解説している。
DTP導入と印刷工程のデジタル化
DTPは、Desktop Publishingの略で、日本語では「卓上出版」と訳されることが多い。
しかし、Desktopにはもう一つの意味があり、メニューバーやアイコンが並ぶOSの初期画面のことを指すことがある。つまり、DTPとは、PCだけでPublishing(出版)を完結することを表している。
国内でDTPが導入されたのは、1990年代である。欧米のアプリケーションが日本語化され、話題になった。しかし、当時はフォント環境やカラー品質などの出力環境に制約があり、誰もが使える状況ではなかった。ソフトウェアの完成度もけして高くなく、クラッシュすることも珍しくなかったのである。さらに、欧米発のソフトウェアは日本語組版レベルが低く、縦組みは非実用的であった。
雑誌などの定期刊行物や書籍、大量ページの総合カタログなどの制作工程で、DTPが本格的に採用され、普及したのは、2000年代の半ば頃だろう。この頃には、ネットワーク環境も整備され、一般のオフィスでもPCの導入台数が飛躍的に増えていた。ソフトウェアの完成度も高くなり、実用化レベルといえる。
DTPの普及と同時に進展したのは、印刷工程のデジタル化である。
DTP以前は、写真原稿(ポジフィルム)を製版スキャナーでスキャンし、CMYKにセパレーションしていた。1990年代には一般用のデジタルカメラが発表されたが、画素数も粗く印刷業務には使えないとされていた。その後、高精細・高品質化が進展し、2000年代の後半頃に主流となったのである。フィルムという中間材料や現像コストの存在が、デジタル化を後押ししたと考えられる。
印刷工程では、2000年前後頃にCTPの導入が進んだことで、フィルム製版やPS版に焼き付ける刷版工程が不要となった。同時に平台校正機が徐々になくなり、デジタルデータを出力するインクジェットプルーフなどに置き換わっていった。
さらには、Japan ColorやICCプロファイルを利用した標準印刷の考え方が広まることとなった。
印刷データ制作のデジタル化がほぼ完成したことで、電子写真方式やインクジェットなどの本格的なデジタル印刷機器の導入も増えていった。デジタル印刷機器が本格的に導入され始めたのは2000年代の終わりころではないだろうか。
このように、DTPが実用化されたこと、印刷工程のデジタル化が進んだことで、現在の印刷工程があるといえる。
DTP・印刷工程の基礎を身に付ける
DTPシステムが発展途上の時期には、トラブルを回避するための暗黙知やノウハウが必須であった。
また、毎年のように新しいデジタル技術が登場するため、最新の技術動向や知識をキャッチアップする必要があった。
そのため、DTPや印刷工程の解説書、用語集なども多数、発刊されていたのである。
現在は、DTP・印刷工程は成熟しつつあり、ワークフローの大きな変化を伴う技術革新は少なくなっている。
しかし、初めて印刷業界に関わった方、他の分野から印刷業務に関わるようになった方には、基礎的な知識をしっかり身に付けていただきたい。
DTPエキスパートエキスパート認証試験は、そのための手段としてたいへん有効である。多くの業界人がこの試験を通じて、幅広い知識を習得してきた。基礎的な知識を網羅することができ、印刷工程全体を見通す力を習得できる。
『新版DTPベーシックガイダンス』を通して、これらの学習を進めてもらいたい。DTPの経験者にとっても知識の再整理に役立つだろう。
(JAGAT 千葉 弘幸)
クラウドサービスの活用と業務の最適化は進む
コロナ以降、いつの間にか多くのSaaS(ベンダーが提供するクラウドサーバ上のソフトウェアをユーザーが利用するサービス)を日常利用している。
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更新申請受付期間延長~3/15(月)まで
2021年4月実施更新試験の申請受付を延長します。
最終締め切り:3月15日(月)当日中
更新対象者の方で、まだ手続きを完了していない方は、
上記最終締め切りまでに下記に従い手続きを行ってください。
【更新試験申請方法】
■ DTPエキスパート更新のご案内 ■
更新試験受験料領収証取得方法
ご勤務先の規定等により領収証が必要となる場合は、下記の方法でご自身で取得いただけます。
1) 資格者マイページ左メニュー[更新受験料のお支払い]ー【注文履歴】より、【注文詳細を表示】を選択する。
2) 【領収証ダウンロード】よりダウンロードする。
※入金が完了していない場合は、【領収証ダウンロード】がグレーアウトとなりダウンロードできません。
※銀行振り込みを選択された場合、お振込みいただいた際の振込明細書等は、領収書の代わりの書類として正式に認められています。ご勤務先または個人の費用精算に際して受験料領収の証が必要な場合は、振込明細書をご利用ください。
※領収証のあて名はご勤務先名が表示される仕様となっています。個人名等その他のご指定がある場合は、マイページ左メニュー【メッセージ】ー【管理者への連絡】よりお知らせください。
第55期DTPエキスパート認証試験 新出題項目
2021年3月14日(日)に実施する第55期DTPエキスパート認証試験の新出題項目を、下記の通り発表します。
■新出題・修正項目
(1)オンライン校正
(2)シャープ処理の方法
(3)写真の切抜き
(4)行の調整と文字アキ量
(5) レイアウトの基本原則
(6)見出しの組み方
(7)PCの文字・フォント環境
(8)UDフォントと教科書体
(9)購買行動プロセスモデルの変遷
(10)USB・ Bluetooth
上記の項目がそのまま問題数と対応するわけではありません。項目によっては2つ以上の出題になる場合があります。
また、新出題にともなって従来問題の入れ替え、統合、削除や改訂を行ないます。その結果、新出題項目を中心として全体の10~20%程度の問題が入れ替わることになります。
ご注意
この発表はあくまでも新項目であり、新問題の発表ではありません。
試験の公平性維持の観点から、詳細な情報提供は行いませんのでご承知下さい。
(JAGAT 資格制度事務局)
オンラインセミナー資料ダウンロード【受講者限定】
該当オンラインセミナーにお申込みいただいた方は、下記より資料をダウンロードしていただけますようお願いします。
◆◆資料の利用について◆◆
受講お申込みの方のみの使用に限ります。
資料の複製、2次利用、詳細内容のSNSへの投稿等は固くお断りします。
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2024/7/5DTPエキスパート学科ポイント解説講座 *7/5アップロード予定
2021年4月実施更新試験申請受付開始
下記の方は2021年4月実施更新試験の対象者です。
DTPエキスパート認証更新
エキスパートIDが下記4桁の数字で始まる方
〔9503-****〕,〔9707-****〕,〔9911-****〕,〔0115-****〕,〔0319-****〕,〔0523-****〕,〔0727-****〕,〔0931-****〕,〔1135-****〕, 〔1339-****〕,〔1543-****〕〔1747-****〕または〔1951-****〕
クロスメディアエキスパート認証更新
エキスパートIDが下記4桁の数字で始まる方
〔0703-****〕,〔0907-****〕,〔1111-****〕,〔1315-****〕,
〔1519-****〕,〔1723-****〕,〔1927-****〕
申請期間
2021年2月12日(金)~ 3月4日(木)
受験申請
申請手順についてくわしくは、こちらからご覧ください。
申請は、エキスパート資格者サイトマイページ上で受け付けます。
- エキスパート資格者サイト上でのお支払いは、収納代行会社SMBCファインナンスサービスの「SMBC決済ステーション」を利用しています。更新お申し込み後、SMBC決済ステーション上でお支払いまで一連の操作で行っていただけます。
- お支払いには、クレジットカード、銀行振り込み(バーチャル口座)、コンビニ支払い をご利用いただけます。
- 受験料のお支払いは、資格者1名ごとのお支払いとなります。
💡 受験料のお支払いについて
クレジットカード払いまたはコンビニ払いでは、複数名分の受験料支払いはできません。
銀行振り込みを選択した場合は、選択した方専用のバーチャル口座番号が通知され、その口座番号に1名分の受験料が振り込まれると自動照合する仕組みとなっています。
複数名分の受験料をお振込みいただいた場合、事務局側で把握していないとどの方の受験料か照合がとれませんので、必ず事務局に連絡してください。
💡 企業様等で複数名分をまとめて一括でお支払いの場合は
企業一括支払い申請のご案内 をご覧ください。(2/12公開予定)
試験実施期間
2021年4月1日(木)~4月30日(金)
※推奨環境
更新試験専用サイトログイン画面の『体験版はこちら』にて、事前にお取り組み環境での動作確認が可能です。
1/23 DTPエキスパート学科ポイント解説講座受講者の皆さまへ
1月23日開催「DTPエキスパート学科ポイント解説」(オンライン講座)につきまして、
視聴用URLを1月22日10:15 各受講者様にメール送信しました。
(第1回1月16日開催分とは異なるURLとなりますのでご注意ください。)
当日投影資料は、同メールでご案内した資料ダウンロードページよりダウンロード取得いただけます。