DTPエキスパート」カテゴリーアーカイブ

【2021年3月14日開催試験】申請受付開始

2021年3月14日(日)試験は、新型コロナ感染対策に万全を期したうえで予定通り開催いたします。
(厚生労働省の「技能検定の実施に関する新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」に基づきます。)
なお、今後政府発出の要請等に変更が生じた場合は、対応を変更する場合がありますことをご了承ください。

試験会場での感染拡大防止対応

  • 来場時の集中を避けるため、開場~試験開始までの時間に余裕をもって実施します。
  • 入場時に体温確認・手指消毒・マスク着用をお願いします。
  • 試験会場での座席間隔は1.5メートル以上とします。
  • 試験監督のアナウンス(発声)は最小限にとどめ、受験者席と距離を保ちます。
  • 試験会場では換気を行います。
  • 場合によっては、事前に体調管理表をご提出いただくことがあります。

受験申請後に感染に関する状況が変わった場合

体調にご不安がある・感染拡大が心配などの理由で受験を控えたい場合は
次回2021年8月開催試験へ振替いたします。
必ず試験当日までにJAGAT資格制度事務局までご連絡ください。
ご連絡がなく来場されない場合、または感染拡大に関連しないご自身のご都合で来場されない場合は、「欠席」扱いとなり次回への振替はできません。
悪しからずご了承ください。

JAGAT資格制度事務局

エキスパート資格者サイトリニューアルオープン

資格者の登録台帳として長らくご利用いただいてまいりました「エキスパートWeb基本台帳」は、
2020年8月より「新エキスパート資格者サイト」に移行となりました。

新エキスパート資格者サイトへのログイン方法などは、下記よりお確かめください。

■ 新エキスパート資格者サイト ログイン方法のご案内■

今後登録情報の確認・変更、更新申請、資格者優待申し込みなどは、新エキスパート資格者サイトマイページ上で行っていただけます。
その他にも資格者向け各種最新情報等を発信してまいります。
ぜひご活用ください。

エキスパート優待案内 2020年12月

エキスパート有資格者の皆様に提供させていただく各種優待制度のご案内です。
エキスパート資格取得・更新継続をご希望の方々に向け、各種ご優待をご用意しました。
各特典ごとの申込期間内にお申込みください。

模擬問題無料進呈特典

【申込期間:2020年12月22日~2021年3月4日】

ダブルライセンス取得推進特典

受験予定者入手必須の模擬試験問題を無料にて進呈いたします。
エキスパート資格者本人がもう一方のエキスパート資格を受験する場合、模擬問題を無料進呈
(DTP有資格者:クロスメディア模擬問題進呈/クロスメディア有資格者:DTP模擬問題進呈)

資格者紹介特典

メディアビジネスの牽引役となるべきより多くの人材に対し、本試験を受験しやすい環境を提供するため、現役エキスパートの方のご紹介により受験予定の方に模擬試験問題を無料進呈いたします。

※お申し込み時点で最新の模擬問題をお送りします。

ご注意

お申込み方法

下記申請フォームよりお申込みください。

▶【模擬問題無料進呈特典申し込みフォーム】

💡資格者ご本人によるお申込みの場合、【新エキスパート資格者サイトマイページ】からもお申込みいただけます。

新エキスパート資格者サイトログイン方法のご案内

新エキスパート資格者サイトマイページ

対策セミナー優待価格受講

試験対策セミナーをお得な優待価格でご受講いただけます。
※有資格者ご本人がもう一方の資格の取得のためにセミナー受講される場合も優待価格で受講いただけます。【有資格者ID】欄に、既に取得している資格のエキスパートIDをご記入ください。
お申込み方法等詳しくは、各対策セミナー案内ページよりご覧ください。

【2021/1/16,1/23 オンライン開催】DTPエキスパート学科ポイント解説(全2日間)

●2021年1月16日(土)・1月23日(土)10:00~16:00


一般価格:28,600円(税込)
⇒ 優待(JAGAT会員またはDTPエキスパート有資格者紹介優待):17,600円(税込)

 

【2021/2/18 オンライン開催】課題解決のための『クロスメディアエキスパート論述対策講座』

●2021年2月18日(木) 10:00~17:30

一般:14,300円(税込)
  ⇒ 優待(JAGAT会員またはDTPエキスパート有資格者):9,900円(税込)

【2021/2/27 オンライン開催】DTPエキスパート・マイスター実技ポイント解説(2021年1月中旬申込受付開始予定)

■ 2020年12月25日開催セミナーの好評リピート開催です。■

●2021年2月27日(土)詳細近日公開

※優待価格あり

お申込み方法

各対策講座案内ページのお申込みフォームにて、「優待価格受講」を選択のうえお申込みください。

登録情報のご確認をお願いします

  • ご住所など登録情報に変更はございませんか?エキスパート資格者サイトでご登録情報をご確認ください。
    ※優待申し込みフォームで入力した内容は、資格者登録情報には反映されませんのでご注意ください。

デザイン制作のエキスパート「DTPエキスパート・マイスター」

DTPエキスパート、2段階制移行の意義

DTPエキスパート認証試験は、2020年3月の第53期試験より創設以来の大きな制度変更を行った。つまり、学科試験だけの新「DTPエキスパート」と、学科+実技試験の「DTPエキスパート・マイスター」の2段階制に移行した。

DTPは、言うまでもなくデジタルデータとして印刷物を制作する技術であり、従来のDTPエキスパートでは制作実務を重視していた。そのため、学科+実技試験の両方をクリアすることを合格の条件としていた。

しかし、近年は営業担当者や営業企画部門の方の受験も増えている。DTPエキスパートを通じて社員の教育・スキルアップを図ろうとする関係者の方々からは、「実技試験があるために受験を見送り、結果的に学習の機会を逃している」という声もある。

見方を変えると、DTPエキスパート試験は学科試験だけでもバランス良く知識を身に着け、印刷業界の共通言語を理解することができる、ということである。

そのような議論を重ね行きついた結果が、今回の「DTPエキスパート」と「DTPエキスパート・マイスター」の2段階制である。

デザイン制作のエキスパート「DTPエキスパート・マイスター」

すでに3月、8月の2回の試験を終えた。
「DTPエキスパート」の受験者数が大幅に増加(8月試験、前年同期比約150%)していることから、学科試験だけの新DTPエキスパートのニーズが小さくなかったことが伺える。

一方、「DTPエキスパート・マイスター」は従来の実技試験より、合格率が低下している。
・第54期試験:実技試験合格率(54.1%)
これは、マイスター以降に伴い、出題形式・採点方法を大きく変更したことから、やむを得ないといえる。

従来の実技試験は、「誌面データ」と「制作指示書」を提出するものであった。採点においては、印刷データとしての完成度が重視され、デザイン内容を重視しないとの不文律があった。

新たなマイスター実技試験では、「誌面データ 」と「制作コンセプト書」を提出する。与えられた課題やターゲットに応じて、どのような制作意図を持っているのかを記述すること(制作コンセプト書)、制作意図が誌面に反映されているかを審査している。

すなわち、新たな「DTPエキスパート・マイスター」は、データ制作のエキスパートであることはもちろん、デザイン制作のエキスパートでもあることを想定している。

新「DTPエキスパート」に合格された方も、DTP制作に携わられている方も、「DTPエキスパート・マイスター」の学習を通じて、デザイン制作のエキスパートとしてスキルアップすることを目指してもらいたい。

JAGAT 研究調査部 千葉弘幸

関連セミナー

2020年12月25日(金) DTPエキスパート・マイスター実技ポイント解説<オンライン開催>

DTPエキスパート・マイスター実技試験の概要

DTPエキスパート・マイスター認証実技試験は、実技試験専用Webサイトより

  • 実技試験要項
  • 制作コンセプト書フォーマット
  • 素材データ

を入手し、約4週間で課題制作に取り組んでいただきます。

期日までに

  • 制作コンセプト書
  • 印刷入稿用誌面データ

を実技試験専用Webサイトにアップロード提出します。

各提出物の趣旨を要項より抜粋します。

(要項記載内容は、試験ごとに異なります。以下はあくまで参考用に概略を一例として掲載するものです。)

制作コンセプト書の趣旨

デザインやコンセプトを論理的に解説するのが制作コンセプト書です。
全体のコンセプトはもちろん、それぞれの要素の概要を記述するものです。

  • コンセプトを解説
    ターゲットを視野に入れて、立案したコンセプトを誰にでも伝わるように論理的に解説してください。
  • 要素の概要
    要素についてデザイン面から解説してください。
  • 要素の合理的管理
  • スタイルやアピアランスなど、修正しやすく合理的な管理について記述してください。

誌面データ(印刷入稿用データの趣旨)

DTPエキスパート・マイスターとしてふさわしい印刷物の目的を理解する能力と、目的に沿った印刷物制作を実現するデザイン性・表現力およびプロフェッショナルなデータ制作力を問います。

  • 制作与件の理解および制作コンセプトの立案
    制作の前提条件を理解し、適切かつ上質に表現するための制作コンセプトの立案ができているかを問います。
    制作物の見た目の良さはもちろん、与えられた情報を合理的に整理できていること、ターゲットを見極めて、正しく伝えるべきことがきちんと伝わるものになっていることが求められます。
    その方法論として、視線の誘導やグルーピング、バランスのよいレイアウト、適切な配色やテキストの取り扱いなど、デザインの本質を総合的に理解し、実践できているかを問います。
  • DTPシステムの理解
  • OSやアプリケーションのバージョン、DTPアプリケーションやフォントの特性などを理解し、効率的かつ合理的に運用する力を問います。

制作コンセプト書の記述方法

後述の制作条件をもとに、以下を踏まえて制作コンセプト書にまとめてください。

  • 制作コンセプト書は、発注者に対しデザインコンセプトを伝えるとともに、実作業者間でスタイルやアピアランスの指針について共通認識を示すものとします。
    支給する制作コンセプト書ファイルの記述項目にある内容を記述し、見開きのPDFファイルにて提出してください。記述分量は支給ファイルの解答欄を目安にしてください。
  • スタイルやアピアランス解説は、マニュアルのように手順や設定内容を逐一記述する必要はありません。
    最終データを引き継ぐ作業者が、データ作成の全体像を理解できるものとします。

誌面データ(印刷入稿用データ)の作成

[雑誌記事] A4変形2ページ(見開き)をデザイン・レイアウトしてください。以下の詳細項目のすべてを満たすことが条件です。

  • 仕様
    月刊誌の記事誌面(見開き2ページ)をレイアウトし、誌面(印刷入稿用)データを制作します。月刊誌の仕様は、判型210mm╳285mm、中綴じ(右綴じ・右開き)、基本本文縦組み、ページ数は毎月160ページ程度です。
  • ターゲット・雑誌ジャンル
    ターゲットは20代後半〜40代の女性。ファッションや食から趣味まで網羅する総合ライフスタイル雑誌です。
  • 記事内容と要望
    特徴あるワインを紹介する記事。輸入ワインを日本でブレンドして販売するもので、低価格ながら高品質な商品の紹介ですが、ブレンドするワインについての知識を伝えることも条件とします。低価格の商品ですが品質重視の記事レイアウトになっていることを求めます。
  • フォーマット等
    単発企画ページのため、他ページのレイアウトフォーマットとの整合性は考慮しなくてよいこととします。ただしノンブルについては、指定箇所にスミベタもしくは白抜きで入ることを前提とします。
  • 印刷仕様
    オフセット印刷でスクリーン線数210線(PDFの最終画像解像度は300ppi)を予定しています。CMYKカラープロファイルはJapan Color 2011 Coatedを使用します。
  • 提出用データ
    見開き状態、断ち落とし3mmの日本式トンボ付き、PDF/X-1aまたはPDF/X-4で(Japan Color 2011 Coated)とします。
  • 配布データの使用方法
    ●CMYK4色で制作してください。
    ●レイアウトの要素はテキストの他に写真、ロゴタイプ、QRコードなどがあります。
    ●写真はすべて使用し、うち1点main_Photo.jpgはアイキャッチとして大きく扱ってください。同じ商品の切り抜き写真も別の場所に入りますので、こちらの写真の商品は全体を見せず、ボトルの上部か下部、もしくは両方をトリミングしてください。また写真はすべて目的に応じトリミング、レタッチなどを行ってください。
    ●写真によってはキズや汚れがある場合があります。これらは取ってください。
    ●写真の拡大縮小は自由ですが、縦横比率を変えたり、上下左右の反転使用はしないでください。また出力線数と使用寸法に合わせた解像度(300ppi)のリサイズと倍率(レイアウト時は100%で配置)も調整してください。
    USM処理も必ず行ってください。
    ●ロゴは「logotype.ai」というファイルをコピーして使用してください。サイズ変更は可能ですが、縦横比は変更しないでください。ファイル内に使用規定がありますので必ずこれを守ってください。
    ●テキストには修正すべき部分があります。指示された部分を修正するだけでなく、組み体裁や縦組みか横組みかに応じて、半角や全角、組み処理を行ってください。また、圏点処理なども指示通りにしてください。

支給素材データ

  • テキストデータ
  • 写真データ(5~7点)
  • ロゴデータ
  • イラストデータ
  • QRコードデータ
  • など