7月の売上高は+3.4%、3カ月ぶりのプラス。平日(21日)が昨年より1日多かったカレンダー要因が影響している。冷静に見れば営業日が5%増えたにも関わらず売上高は3.4%増だったため、同基準対比なら実質的には1.6%減であったと考えられる。 続きを読む
「JAGAT info」カテゴリーアーカイブ
『JAGAT info』2019年11月号

■特集
JAGAT Summer Fes 2019 講演報告
デジタル×紙×マーケティングfor Business
・デジタルコンテンツの集まる街 「note」の今とこれから
加藤 貞顕氏(株式会社ピースオブケイク 代表取締役CEO)
・出版とAI〜価値創造か課題解決か、それとも産業の突然死か?
野村 衛氏(株式会社Books&Company 代表取締役)
■特別企画
page2020のテーマは「デジタル×紙×マーケティング for Business」
page2020の目指すもの
■地域活性ビジネス研究
地方都市における出版文化の醸成と未来
北海道の100年企業が目指すコンテンツ地産地消の仕組み
■私の若手社員時代
決断したら「おもいっきりやる」を信条に
コンピューター販売の世界から印刷業へ
人との出会いを大切にし、誠心誠意の姿勢で
情報印刷株式会社 代表取締役会長 山下 利治氏
■マーケティング情報
再成長・新サービス開発へ向けた組織のあり方を考える
「印刷産業経営動向調査2019」の調査結果を踏まえて
■デジ印奏論
印刷会社のデジタル印刷取り組み事例
■技術トレンド/クロスメディア
お客さんと直接つながりモノを売る「D2C」モデルとリアル店舗の関係
■技術トレンド/グラフィックス
日本茶包装と共にデジタル印刷への挑戦
植田 勝利氏
■Education
デザイン思考を横目にアイデアを出す力を磨くことを学ぶ
■エキスパート資格
第28期クロスメディアエキスパート 論述試験の出題意図と講評
■DTPエキスパート認証試験制度改定のお知らせ
DTPエキスパート認証試験、2020年3月より2段階制に改定
■デザイントレンド
「第88回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2019」に見る
中小ものづくり企業のデザイン戦略
■メディア業界動向
令和初の新聞週間〜新たな時代へさまざまな取り組み実施
井上 秋男
■森裕司のデジタル未来塾
ついにFrescoがリリース!
■デジタル印刷最前線
個人の思いに応えるために、進取の気概に富む同人誌印刷会社
有限会社ねこのしっぽ
■海外レポート
PRINT19・IFRA/DCX EXPO2019概要視察レポート
井上 秋男
■DTPエキスパートのための注目キーワード
マーケティングオートメーション
■クロスメディアエキスパート試験でも役立つ課題解決入門
ウエアラブルデバイス市場の動向
影山 史枝
『印刷白書2019』のご案内/『JAGAT 印刷産業経営動向調査 2019』のご案内/印刷界OUTLOOK/Keyword 2019/西部支社便り/トピック技術セミナー2019のお知らせ/図書のご案内/ニュースラウンジ/JUMP中国・四国2019、JUMP九州2019開催報告/印刷経営ウオッチング/ニューメンバー・消息
2019年11月15日発行 A4判


『JAGAT info』2019年10月号

■特集
JAGAT Summer Fes 2019 報告
デジタル×紙×マーケティング for Business
■私の若手社員時代
決断したら「おもいっきりやる」を信条に コンピューター販売の世界から印刷業へ
人との出会を大切にし、誠心誠意の姿勢で
情報印刷株式会社 代表取締役会長 山下 利治氏
■マーケティング情報
業績を高める印刷会社の働き方改革について
通算2回の調査からの考察
■デジ印奏論
デジタル印刷システムの認証制度
■技術トレンド/クロスメディア
IoTで注目される無線通信 LPWA
■技術トレンド/グラフィックス
進捗管理の強化による「見える化」の推進
■Education
オフセットインキの乾燥不良対策
■エキスパート資格
印刷ビジネス人材像の変化と学びかた
■デザイン・トレンド
伝統文様を次世代につなぐ「文様百趣」
東洋美術印刷株式会社
■メディア業界動向
令和初の新聞協会賞と新聞広告賞決まる
〜新たな時代にふさわしい授賞作品
井上 秋男
■森裕司のデジタル未来塾
新しいツールを試してみよう
■デジタル印刷最前線
デジタル印刷機でスモールスタートする印刷会社のBtoC自社ブランド構築
東洋美術印刷株式会社
■DTPエキスパートのための注目キーワード
カメラと撮影
■クロスメディアエキスパート試験でも役立つ課題解決入門
自動認識技術 RFIDタグの多様な活用状況
影山 史枝
『みんなの印刷入門』のご案内/JAGAT大会2019開催のご案内/『JAGAT 印刷産業経営動向調査 2019』のご案内/印刷界OUTLOOK/図書のご案内/Keyword 2019/西部支社便り/第1期 プレゼン資料作成の徹底演習講座のご案内/JAGATエキスパートDAY開催のご案内/『DTPエキスパート受験サポートガイド』のお知らせ/JUMP東北2019 開催報告/ニュースラウンジ/印刷経営ウオッチング/ニューメンバー・消息 髙
2019年10月15日発行 A4判


【マスター郡司のキーワード解説2019】GCRを再整理
今回は「GCR(Gray Component Replacement)」について考える。 続きを読む
進捗管理の強化による「見える化」の推進
印刷業の収益改善における「見える化」の肝は、受注一品別の収支把握である。
実現のボトルネックのひとつが、精度の高い実績データの記録、収集である。手書きの作業日報からシステム入力への移行は進んでいるが、入力の手間が敬遠されたり、入力端末の台数が不足していたりするなどの課題が残っている。
製造設備から直接、実績データを取得する手法としてJDF/JMFの利用がある。作業指示書をJDFのジョブチケットとして電子化し、製造設備にダイレクトに送信し、実績情報はJMFというデータ形式で製造設備からダイレクトに受け取る。JDF/JMFはCIP4が策定した国際的な標準フォーマットでありメーカーを問わずに利用することができる。良い事づくめのようであるが普及は進んでいない。
その理由のひとつがMISの運用にある。もともとMISは販売管理を出発点に発展したものが多く、そうしたシステムは現場レベルの細かい作業指示を行うことが想定されていない。
例えば、印刷の作業指示でいえば「菊全 4/4 通し数 5,000の仕事が4台」、あるいは製本の作業指示でいえば「128頁の無線綴じ 5,000冊」といった単位である。業務に精通した人間が見るのであれば、このレベルで十分であるが、JDFのジョブチケットを発行しようとすると、印刷は4台のジョブ単位(片面機であればさらに表面と裏面)に分けてジョブ定義をする必要がある。製本であれば、「16頁折りの折り工程が8台」、そして、それらの折り丁を丁合して綴じて三方断裁する「無線綴じ」の工程とに分けてジョブ定義をする必要がある。
さらに、受注産業の宿命で予定変更が頻発することから予定組みはMISではなく変更の操作が容易で柔軟な対応ができるExcelを用いている印刷会社が多い。また、工程をまたがった変更は操作が非常に煩雑となるので、予定表の作成は印刷工程までで、製本の現場では、紙の印刷予定表をみて現場判断で対応しているケースも多くみられる。このように予定や進捗状況の情報が社内で分断されていることが多くのロスを生んでいる。特に営業所と工場とが離れている場合などは問い合わせの電話が頻繁に行き交うことになる。
これらの課題に対しては、MISと実績収集ツール、そして印刷会社の運用という三方面からの取組みが求められる。ある中堅印刷会社では、細かな仕様登録、ジョブ定義の作業負荷を軽減するため営業サポート部門を設置、そして間際での予定変更の抑止と変更への迅速な対応を図るために「48時間ルール」というものを運用している
「48時間ルール」とは、印刷予定を2営業日前に作成し、予定表を作成した後に仕様や日程の変更があった場合は、担当営業は営業部長に申請して承認をもらうというルールである。上長の承認がない限り、担当営業は独断で予定を動かすことはできない。設定当初は、ナンセンスなルールで手間を増やすばかりと営業からは大ブーイングであったが、強行した結果、このルールが抑止効果となり、スケジュールの先行管理が定着し、予定の精度が向上した。また、現在では変更の申請にLINEを使うことで外出先からも行うことができ、営業サポートチームとも即時に情報共有できるようになっている。
この会社ではMISはPrintSapiens(J Spirits)、実績収集ツールとしてKP-ConnectPro(小森コーポレーション)を導入している。小森製の印刷機からは作業実績データが自動でMISに送信されるほか他社印刷機やポストプレス機器の実績情報はタブレット端末を用いて入力している。タブレット端末は、設置場所が固定されるパソコンと異なり持ち運びが容易で、オペレータの配置が日々流動的であるポストプレスの現場と親和性が高い。また、各設備の進捗状況はリアルタイムで事務所の大型ディスプレイに表示され、一目で進捗状況が確認できるようになっている。
KP-ConnectProには実績データを詳細に分析するための各種ツールが用意されているが、同社では受注一品別の収支結果と結びつけて改善につなげたいと考えている。
生産性の改善を金額換算して「見せる化」することで、より改善の実感がわき「自分事」として取り組むことができる。従来は分析のための資料作成に多くの時間を費やしていたが、稼働状況のレポートはシステムで自動的に作成されるので、改善活動により多くの時間を割くことができるようになる。
「見える化」を支援するITツールは今後いろいろと登場してくるだろうが、ツールを活かすためには導入側の運用の工夫、改善も求められる。
(研究調査部 花房 賢)
【関連イベント】
JAGAT研究会 11/26 MIS連携による見える化の推進
印刷業定点調査 各地の声(2019年6月度)
6月の売上高は△0.6%、2カ月連続のマイナス。売上高はほぼ前年同水準の微減程度だが、受注件数が2カ月連続6%以上の大きな落ち込みになり、先行きへの懸念がやや深まる。 続きを読む
【マスター郡司のキーワード解説2019】パラダイス鎖国
今回は「パラダイス鎖国」について考える。 続きを読む
印刷業定点調査 各地の声(2019年5月度)
5月の売上高は△1.7%、2カ月ぶりのマイナス。4月は10連休前の駆け込み需要が売上高を押し上げたため、5月はその反動減があった。4月と5月を合わせると通算0.4%増であり、差し引きで見れば表面的な売上高は決して悪くはない。価格の上昇傾向も売上高を押し上げる方向に働いている。 続きを読む
Webコンテンツ制作の現場における記事作成の未来
なぜ、文章作成アドバイスツール『文賢』を開発したのか?
ネット上には情報があふれ、いかに読んでもらうか、いかに検索して選んでもらうかの工夫が求められている。SNSは個人の情報発信のハードルを大きく引き下げる一方で誤解から生じる「炎上」と呼ばれるトラブルが多発している。読みやすく誤解のない文章表現を誰もができるようにするにはどうしたらよいだろうか。株式会社ウェブライダー代表取締役 松尾茂起氏に自社開発の文章作成アドバイスツール「文賢」についてうかがった。
ウェブライダーは、ウェブ集客を支援する、コンサルティング・ツール開発・コンテンツ制作を事業としており、京都に本社を置いている。世の中には多くの校正ツール、校閲支援ツール、推敲支援ツールがあるが、「文賢」の最大の特長はウェブライダー自身がコンテンツ制作をしやすくするために開発した点である。人はどのような文章を読みやすいと感じるのか、あるいは炎上を防ぐためにどのようなことに気をつけたほうがよいかを研究、分析した結果のノウハウが組み込まれている。ウェブでは、読み手が何名訪問して何分滞在して記事のどこからどこまで読んだのか、どのリンクがクリックされたのかといった行動を把握することができる。これが印刷物と決定的に違う点である。ウェブの読者の行動を徹底的に分析することで、わかりやすさや読みやすさの定義ができ、それがツール化されている。
「文賢」の基本機能は以下の7つである。
- 文章表現 文章内の表現を豊かにし、より伝わりやすくするための類語や言い換え言葉の候補を提案する
- 校閲支援 誤字脱字や誤った使い方をしている言葉、避けるべき言葉を指摘する
- 推敲支援 文章をもっと読みやすくするという視点でチェックする。例:同じ文末表現の連続使用、50文字以上の文に読点がないなど
- アドバイス 社内ルールなど気をつけたいことを登録しておき、チェックリストとして表示することで、書きあがった文章がルールに沿っているかの最終確認を促す
- 文章を確認する 書体を変えて見返したり、音声読み上げで書いたものを耳で確認したり、印刷物として読むことで、第三者視点での確認を促す
- 辞書登録 「文賢」が持っている辞書以外の文言をチェックしたい場合、文言の追加や削除ができる
- Chrome拡張機能 GoogleのウェブブラウザーのChrome拡張からスムーズに「文賢」にアクセスできる
文章表現機能は、文章をより魅力的にする機能である。例えばグルメライターであれば「美味しい」ということをただ「美味しい」と表現しても飽きられてしまう。表現のレパートリーが乏しいとすぐに行き詰ってしまうが、「文賢」を使えば候補となる表現がいくつも列挙される。「複雑で深みのある味」「スケール感が半端ない」「イマジネーションを刺激する」「言葉を並べつくしても伝えきれないくらいの」などの表現があり、言葉に困らなくなる。
炎上を予防するには
ウェブで炎上する代表的な原因は次の3つではないかとウェブライダーは考えている。
- さまざまな視点や価値観を持つ人が読むことを想定できていない
- 誤解を生む表現を用いている
- 本来はクローズドな範囲で留めておくべき内容を公の場で発信している
ウェブライダーが運営しているワインのサイトの中には閲覧者が50万人、平均滞在時間が18分という記事がある。この50万人の中に記事に対して嫌悪感を抱く人が2、3人いたとする。その人達が悪意のあるツイートをしたとすると、ごく少数派の意見がソーシャルメディア上を流れ多くの人が目にすることになる。ネット上では個人の声の影響力は非常に大きいためメディアを運営することは大きなリスクを背負うことになる。そこで「文賢」では炎上を防ぐためのチェックがある。
一例として、メールでのお客様対応の文章を紹介する。ウェブサービスを提供している会社にユーザーからログインできなくて困っているという問い合わせが入り、それに対してサポート担当からメールを返信するという想定で、文章を作成する。

「文賢」が指摘する改善点
この文章の改善点は図2の通りである。

3つ目にクエスチョンマークを使わないという指摘がある。これは文中にクエスチョンマークがあると「バカにしている」と感じるお客様がいるからである。ウェブライダーはWebサービスのサポートを12年間続けており、これまで27,000件の問い合わせにお応えした実績がある。この経験からお客様がどのような表現を使うと不快な思いをされるのかの理解を深め、社内で共有している。
メールは1回送ってしまったら後で取り返しがつかない。メールを利用したマーケティングツールは非常に進化しているが、文面についてはチェックが行き届かずにいまだにトラブルが起こっている。ウェブライダーは、「文賢」を通じてコミュニケーションスキルを磨いていただければと願っている。
「文賢」を使っていると知らず知らずに豊かな表現力が身につくし、誤解を招くような表現に気を付けるようになる。するとコミュニケーション不全によるトラブルが減って世の中が良くなるというのが開発コンセプトである。
また、「文賢」は、使う人たちが学びを得られるツールになることを強く意識している。そのためアドバイスにおいても「こうすべき」という断定はしない。「わかりやすいかもしれません」「可能性があります」というようにユーザに問い直すような表現にしている。なぜなら、直接、答えを返してしまうと「文賢」に丸投げしてしまい自分の頭で考えなくなるからである。問いが思考を生み、思考が言葉を生むという流れをツールで実現したい。Twitterでの騒ぎなどを見ていると言葉を不用意に発していると感じる。思いつくままに発しているので、配慮が足りず誰かを傷つけ、自分も傷ついてしまう。本来、言葉とは発するのではなく大切に紡いで、編むものである。ウェブライダーは「文賢」を通じて言葉を紡ぐお手伝いをしていきたいと考えている。
(文責 研究調査部 花房 賢)
『JAGAT info』2019年9月号

■特集|JAGAT印刷産業経営動向調査2019 設備投資編
設備投資意欲は減退傾向が高まるも川上志向が明確に
■特別企画
印刷ビジネス変革期と働き方改革時代における採用と育成
JAGAT「2019年度新入社員意識調査」より
■地域活性ビジネス研究
コンテンツツーリズムによるまちづくり
富山県南砺市に見るアニメ聖地巡礼の発展プロセス
■私の若手社員時代
同業の先輩経営者、仲間の支えで経営者人生をスタート
―目標は高く、目の前の試練から逃げない生き方を―
池田印刷株式会社 代表取締役社長 池田 幸寛氏
■マーケティング情報
出版ビジネスの最新動向2019
印刷書籍と電子書籍の関係、静かに進行する出版インフラの再構築
■デジ印奏論
デジタル印刷の解像度
■技術トレンド/クロスメディア
進化する動画マーケティング
■技術トレンド/グラフィックス
ウェブコンテンツ制作の現場における記事作成の未来
〜なぜ、文章作成アドバイスツール「文賢」を開発したのか?〜
■Education
印刷業に必要なAIアセスメント人材
■エキスパート資格
「情報」教育とDTPエキスパート
■デザイン・トレンド
インフォグラフィックスで情報にストーリーを持たせる
■メディア業界動向
新聞・通信社の情報サービスの現状と動向
〜スポーツコンテンツの充実・発信が進展 井上 秋男
■森裕司のデジタル未来塾
IllustratorとInDesignの組版機能
■デジタル印刷最前線
紙にこだわり独自色を出す印刷通販「プリンパ」とCD/DVD制作の総合サイト サウンドプレスを運営
株式会社クロスメディア
■DTPエキスパートのための注目キーワード
印刷用紙と規格
■クロスメディアエキスパート試験でも役立つ課題解決入門
AI顔認証技術と拡張現実 影山 史枝
『みんなの印刷入門』のご案内/中途入社・若手社員フォローアップ総合研修のご案内/JAGAT大会2019開催のご案内/『印刷産業経営動向調査2019』のご案内/印刷界OUTLOOK/図書のご案内/Keyword2019/西部支社便り/印刷ビジネス開発実践講座のご案内/『DTPエキスパート受験サポートガイド』のお知らせ/ニュースラウンジ/通信教育のご案内/印刷経営ウオッチング/消息
2019年9月15日発行 A4判




