スマホ世代にDMは響くか~効果向上に活かす閲覧データ、購買履歴

掲載日:2017年7月9日

若者にはDMは効果がないという話を聞くが、本当にそうだろうか?20代では「自分ゴト」と感じられるDMの開封率が高いという調査結果もある。リスト最適化と内容ターゲティングで効果を上げる手法を紹介する。

日時:2017年07月25日(火) 14:00-16:40(受付開始:13:30より)
参加費:15,120円(税込)、JAGAT会員:10,800円(税込)、印刷総合研究会メンバー:無料

 

インターネットで商品を購入することが当たり前になった今だからこそ、手元に届き、購入を後押しする力を持つ郵送DM(ダイレクトメール)の価値が見直されている。若者にはDMは響かないと思われがちだが、20代、30代の行動喚起率は平均より高く、若者は意外とDMを見ていることがわかる。(日本ダイレクトメール協会「DMメディア実態調査2016」)

特に効果があるのが、「自分ゴト(自分と関係が深い)」と感じることができる内容のものだ。例えば自分がよく利用する企業から届くDMは開封率が高い。またネット上で見たことがある商品や過去に購入した内容と関連が深い商品を掲載することで、認知率、購入率を高めることができる。

そのために有効なのがデータとの連携だ。そこで今回はデジタル時代だからこそ響くDMとはどのようなものかを知るためのセミナーを開催する。DM市場の概況を俯瞰すると同時に、Web閲覧データを用いた顧客リストのターゲティングを実現する手法、購買履歴などから顧客に合った内容をDMとして出力できる技術について解説する。

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開催情報

【日時】
2017年07月25日(火) 14:00-16:40(受付開始:13:30より)

【会場】
日本印刷技術協会 3Fセミナールーム(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)

【参加費】
15,120円(税込)、JAGAT会員:10,800円(税込)
印刷総合研究会メンバー:無料 [一般]2名まで [上級]3名まで [特別]5名まで
→自社が研究会メンバーか確認したい場合は、お手数ですがこちらのフォームからお問合せください。

【1】DMにおけるデータ活用の最新トレンド

一般社団法人日本ダイレクトメール協会 椎名昌彦氏

  • デジタルマーケティング時代のDMの役割
  • 最新調査データから見たDMの受容性
  • データマーケティング視点から見たDMの「最適化」

【椎名氏プロフィール】 早稲田大学卒業後、電通に入社。1985年ダイレクトマーケティング専門広告会社、電通ワンダーマンの設立と同時に出向。金融、ITなど広範な業種で顧客獲得、CRMなどを中心に企画・実施作業を統括。電通に復帰後は通販、ダイレクトビジネス全般の業務を経て2011年より日本ダイレクトメール協会専務理事に就任、業界活動や教育・執筆活動も行っている。 2010年:早稲田大学ビジネススクール非常勤講師 2011年:「先頭集団のダイレクトマーケティング」発刊(企画・監修) 2015年:中央大学ビジネススクール非常勤講師

【2】DM・ちらし施策を進化させるオンラインデータ

株式会社インティメート・マージャー 代表取締役社長 簗島亮次氏
株式会社Okuru 代表取締役社長 稲生雅樹氏

デジタルはデジタルに閉ざすのではなく、オフライン施策も含めた統合的なマーケティングをwebのデータ主軸で改善する方法を事例交えてご紹介します。

  • デジタルマーケティングの最前線:DMP(データマネジメントプラットフォーム)を活用したwebマーケティングの事例をご紹介
  • デジタルデータを活用したオフライン施策の効率化:デジタルマーケティングとの連動施策事例や、オンラインデータを用いたDM/ちらしなどのターゲティング方法の改善などをご紹介

【簗島氏プロフィール】 慶應義塾大学 大学院 政策・メディア研究科を2010年首席で卒業。卒業後はグリーにてプラットフォーム開発に関連する複数の部門でマネジャーを兼務。RSCTC 2010 Discovery Challenge(世界最大級の統計アルゴリズム コンテスト)にて世界3位。日本最大級を誇る約4億のオーディエンスデータを用いて、企業のDMP構築やデータ活用マーケティングを支援。

【稲生氏プロフィール】 2007年、ネットリサーチの統合型プラットフォームを提供するマーケティングアプリケーションズに参画し、FMCGメーカーを中心とした消費者リサーチコンサルティングを担当。自社Web集計ソフト開発、アドテクノロジー企業とのアライアンス業務、パネル購買データ開発などの新規事業を担当。2017年4月オンラインデータを用いたオフライン施策サービスを提供するOkuruを起業。

【3】人工知能でDMをパーソナライズして収益アップ

サイジニア株式会社 代表取締役社長 吉井伸一郎氏

人工知能技術を活用して、ユーザの個々の嗜好に合わせてチラシの内容を最適化し、収益アップにつなげる仕組みと事例について解説します。

【吉井氏プロフィール】 日本学術振興会特別研究員、ソフトバンク・コマース(現ソフトバンクBB)情報システム本部研究開発センター長などを歴任し、2004年北海道大学大学院情報科学研究科複雑系工学講座助教授。07年サイジニア社長に就任、現在に至る。→会社四季報インタビュー

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