印刷技術者のための品質アップ講座

掲載日:2023年4月7日

 

品質アップ講座

 

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『印刷技術者のための品質アップ講座』

 

 

 

  

                          ※個人用お申込みフォームはこちら

受講期間  4ヵ月
在籍期間  6ヵ月
受講料(税込)  JAGAT会員 25,300円 / 一般 30,800円
受講対象  オフセット印刷機担当者、プリプレス、品質管理担当者、工程管理担当者

 

教材

添削課題: No.1~No.4

テキスト: 『印刷技術者のための品質アップ講座』(75ページ)
      ※テキスト等の変更は予告なく行われる場合がございます。

 

レベル

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ねらい

現場のデジタル化を意識し「よりよい印刷のための品質管理」のために、品質を決めるCMS、CTPの基礎、標準印刷の管理ポイント、印刷機械の実務的管理をわかりやすく集約。
より安定した印刷物の生産のため、基本的な色とカラーマネジメント知識、印刷における管理項目の理解、プリプレスからCTP化の流れ、校正問題などをトータルに理解し、社内標準の確立や印刷機械管理までを体系的に学習します。

 

特色

デジタル化が急速に進む今般の印刷業界の中にあっても、依然として印刷現場では「校正刷りと本機刷りの色調が合わない」「前準備時間が短縮できない」といった古くて新しい問題が発生し続けています。
こうした問題を完璧に解消するには、印刷物を安定して生産すること、プリプレス部門と一体化したデジタル化の促進と管理システムの構築が必要です。そのためには印刷現場の方々がプリプレスでの作業変化、CTP化の流れ、校正問題などをトータルに理解するとともに、自社の印刷標準の確立、印刷機械管理をしっかり学ぶ必要があります。

 

カリキュラム

1. デジタル時代における品質管理の考え方/印刷品質管理の基本/デジタルワークフロー(全体)/CTPワークフロー
2. 光と色の基礎知識/色彩の表し方/色彩と照明/カラーマネジメントの基礎知識/印刷特性曲線
3. オフセット枚葉両面印刷機/標準印刷/ブランケットの特性と管理/湿し水とエッチ液の管理/CTPプレートの管理/印刷適性(用紙とインキ)
4. 印刷標準化のための管理項目/印刷標準化の管理ポイント/日常の管理/デジタルワークフロー(全体)/印刷条件の設定カラーバー/湿し水とエッチ液の管理/プロセスインキの色相

※内容は予告なく変更される場合がございます。

 

主任講師

吉川 昭二(よしかわ・しょうじ)氏
1957年東京生まれ。明治大学を卒業後、株式会社文祥堂入社、同社取締役を経て株式会社サンエー印刷入社、現在は同社常務執行役員/研究開発部長。印刷会社に35年余勤務しプリプレス~印刷の品質管理やISO運用、製造工程の管理を行う。
JAGAT専任講師として、セミナーや全国印刷会社の企業診断・指導に携わり、わかりやすく歯切れのよい解説により、セミナー等では毎回好評を博している。また業界誌にも執筆を続けている。

受講する方へのメッセージ

本講座では一人ひとりの技術者・管理者の知識習得のため、必要なポイントをまとめて解説します。デジタル時代の印刷品質アップに必要なスキルを身に付けてください。

 

・印刷時に出てくる問題や用語などがわかるようになり、品質に対しては今まで以上に気をつける 
 ようになりました。
・デジタル化だからこそ、プリプレス部門との連携のとれたシステム化や基本的な知識の共有化が
 必要だと感じました。一部門だけではなく、組織をあげての教育の必要性を感じました。
・印刷の現場に異動して2年。知識不足があり難しかったですが、やって良かったです。まだ理解
 できてないところもありますが今後もテキストを読み返していきたいと思います。
・通信欄でいろいろ教えてもらえてよかった。