ビジネスパートナーと共に新市場を開拓する

掲載日:2017年2月24日

page2017では、初めての試みとして印刷会社が出展する「印刷パートナーゾーン」を設置した。来場者の様子や出展社の声を聞いた。

ビジネス拡大とパートナービジネス

page2017のメインテーマは「ビジネスを創る -市場の創出-」であった。仕事の創出、ビジネスを拡大するには、自助努力だけではなく、他社との連携が重要となる。その一環として開設したのが「印刷パートナーゾーン」である。

pageの来場者の2/3は、印刷関連企業の方々である。ビジネス拡大のためにパートナーを探している企業は少なくない。一方、特徴のある技術やビジネスモデルによってパートナービジネスを推進しようとしている企業もある。これらの企業によるビジネスマッチング、コラボレーションの場として活用してもらおうというのが、「印刷パートナーゾーン」である。

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今回、「印刷パートナーゾーン」には、14社と3団体の出展があった。独自性の高い製品提供として、クリアファイルや圧着DM、荷札、カレンダー付きメモなどが紹介されていた。

また、後加工サービスとして、トランプやトレーディングカード製作、開きと強度に特徴のある製本技術が出展されていた。

さらには、地方の特色ある印刷企業の首都圏展開、6色広色域印刷サービス、フォーム関連印刷サービスの紹介もあった。

自社の高度な生産技術を製品化した用紙の温度管理装置は、実用性が高く、多くの来場者の注目を集めていた。

名刺の受発注サイトや印刷通販サイトを構築するためのクラウドサービスは、まさに新ビジネスに直結する手段として関心を集めていた。

アニメの聖地巡礼などを中心に外国人旅行者などへの情報発信やビジネス創出を目指す団体、イーブックによって地域の情報発信や自治体広報などを推進する団体の出展もあった。

このように、当初の見込みをはるかに超える多彩で魅力的なゾーンとなった。展示会中もたいへん多くの来場者が集まり、ビジネスマッチングのための情報交換がなされていた。

出展者の方々からは、「想定以上の多くの方と話ができた」「有益な情報交換ができた」「会いたいと思っていた人に会えた」という声を数多く聞いた。

他社との差別化を図り成長を望む企業なら、自社にない独自技術や独自サービスのビジネスパートナーを求めるのは当然である。JAGATは、今後もpage展を通じて業界の活性化、発展を支えて行きたいと考えている。

(JAGAT CS部 千葉 弘幸)

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