JAGAT大会開催まで、あと13日! 〜『JAGAT info』2022年11月号のご案内

掲載日:2022年11月17日

来年2月に開催する「page2023」では、「創注」を基調テーマとしている。「創注」の真意は、そもそも注文が入らなければ仕事は始まらないし、注文が入りさえすれば仕事を回していくことができるので、これからの時代はとにかく注文を創り上げていくことが肝要であるということに尽きる。すなわち、本誌今月号の特集タイトルでもある「印刷ビジネスの未来」を考える際に、「創注」は外すことのできないファクターであろう。
それでは、そのためには何が必要であり、どのような準備をするべきなのであろうか。「page2023」では、そのような問い掛けに対するヒントとなるようなさまざまな企画を準備中である。どうぞご期待いただきたい。
その「page2023」のいわば“前哨戦”として、11月30日には「JAGAT大会2022オンライン」を開催する。こちらは「印刷ビジネスとDX」を主要テーマとして、同タイトルの基調講演を亀卦川篤氏に行っていただくほか、JAGATからもさまざまな研究報告や提言などを行う予定だ。
昨今、「DX」の2文字は目にしない日がないくらいにもてはやされている言葉であるが、それを印刷業界に向けてカスタマイズしていくとどのようになるのか。自社の方向性を模索する際の一つの光明として、ぜひこの機会を活用していただきたい。基本的には会員向けの催事であるが、オンライン開催なので一般の方でも聴講することが可能である。

 

『JAGAT info』2022年11月号のご案内

◯特集
 印刷ビジネスの未来を考える

コロナ禍をはじめ世界的なエネルギー・食糧危機、円安傾向などは、社会生活やビジネスの在り方に大きな影響を与えている。印刷ビジネスにおいても、コロナ禍以前の水準への回復は厳しい状況にあり、情報発信の分野では、紙メディアからデジタルメディアへの移行や小ロット化がますます進行している。
そこで、「印刷ビジネスの未来」をテーマにした座談会の抄録を本誌9月号で掲載したが、今号ではその座談会を受けて、印刷ビジネスの未来に向けた取り組みやマーケティングビジネスの動向などを論じた印刷総合研究会セミナー「印刷ビジネスの未来を考える」の議論要旨を収録する。先行きの見通しが不透明なこの時代を生き残るためのヒントを、ここから得ていただけると幸いである。

◯特別企画
 JAGAT大会2022オンライン&page2023開催のお知らせ
 ~印刷ビジネスとDX、そして創注へ~

デジタルとリアルの両方を組み合わせて顧客満足を得るにするには、どのようにすればよいのだろうか。「JAGAT大会2022オンライン」では、さまざまな見方があるDX(デジタルトランスフォーメーション)を取り上げる。DXについて登壇者それぞれのテーマから論じ、議論全体を通じて自社なりの印刷会社経営の方向感をつかむためのプログラムを用意した。そして来年2月に開催する「page2023」では、印刷会社の「創注」を生み出すための新たな企画を提案する。

(『JAGAT info』編集部)

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