ヤマト 前田康二郎専務の著書「社長になる人のための経理とお金のキホン」発刊

掲載日:2024年2月1日

経理のプロが教える、経営者に必要な基礎知識と成功の秘訣を詰め込んだ一冊

SYSFORM製本機の輸入・販売元のヤマトの専務であり、流創株式会社(東京都江東区 代表取締役 前田康二郎)の代表取締役である、前田康二郎氏が新刊『社長になる人のための経理とお金のキホン』(日経BP 日本経済新聞出版)を出版しました。

これから社長になる方、起業をされる方などに向けて、会社を経営する際にどこまで経理について理解しておくことが必要なのか、そして経理をどのように活用すれば売上や利益が伸びて良い会社になるのかを書いた実践書です。

特に昨今は、地震や台風などの天変地異、そして不正や不祥事などにより会社の売上が激減する事も日常茶飯事に起こります。そのようなリスクに、社長としてどのように普段から備えるべきかといった内容や、職場で起こる不正にはどのようなものがあるかなど、不正について詳細に記載しておりますので、社長が不正の発生を防げる組織作りができるよう配慮した内容になっております。

社長になった「瞬間」から必要となる使用頻度の高い項目から優先して内容を構成し、「なぜ会社に経理が存在するのか」といった概念から、日常的に必要となる知識や用語、資料の見方や社員への指示の出し方まで、ポイントを網羅しました。

近年は社長になるパターンも多様化しています。会社員が出世をして就任したり、会社員から独立して起業したりするようなケース以外にも、親から子への事業継承、学生起業、シニア起業などさまざまな就任経緯があります。そのため、社長になる経緯によって異なりうるポイントも記載しております。

本書をすべての社長の「ハンドブック」としてお手元に置いていただき、気になった箇所にはチェックや書き込みをしていただきながら定期的に読み返していただければと思います。

【書籍タイトル】

『社長になる人のための経理とお金のキホン』(日経BP 日本経済新聞出版)

【著者名】

前田康二郎

【著者略歴】

流創株式会社代表取締役。学習院大学経済学部経営学科卒業後、エイベックスなど数社で管理業務全般に従事し、サニーサイドアップでは経理部長として株式上場を達成。その後中国・シンセンでの駐在業務の後、独立。現在は利益改善、コンプライアンス改善、社風改善の社員研修、コンサルティング、講演、執筆活動などを行っている。

【内容紹介】

営業のエースがいても潰れるのに、経理のエースがいる会社はなぜ生き残れるのか?

経理を知らずに社長になるのは、地図を持たずに入山するのと同じだ!

なぜIPOの審査では経理関連の質問が多いのか?

社長になった瞬間から欠かせない知識を網羅!全社長共通のポイントから、起業・事業継承など、パターン別の重要項目もアドバイス!経理の本質を理解し、会社経営や社員のマネジメントに活用できる全経営幹部必携の「ハンドブック」

多くの新社長に共通するのは、経理への苦手意識。実際の会社経営も、社長が経理実務をやることはほとんどないし、その必要もない。しかし、会社のお金を担当する経理は、経営の根幹のひとつ。社長が経理の本質や概念をどれだけ理解し、上手に経営体制に組み入れるかが、その会社が成長できるかどうかのカギになるのだ。

本書は、数多くの会社・経営者にアドバイスを提供する「経理のプロ」が、様々な社長の状況に合わせた「会社経営を成功させる金銭管理やマネジメントのコツ」を実践的に解説する。細かい数式も簿記の知識も不要。専門用語もほとんど使わずに、リアルな事例と共に、必要最低限の基本が身につく一冊。「スタートアップ」や「不正」、「人的資本経営」など最新のトピックも盛り込んだ、すべての社長と社長候補必携の異色の「経理ハンドブック」である。

目次】

第1章 このような社長を目指すなら、経理はいらない

第2章 なぜ社長が経理を知っておいたほうがいいのか

第3章 数字の見方を社員時代の視座から社長の視座に変える

第4章 経理は会社の「万が一」を想定、対応するために役立つ

第5章 不正を「予防」し、社内から犯罪者を出さない

第6章 社長就任時に知っておくと良い経理関連業務

第7章 どのような経理人材を採用して体制を構築すればよいか

第8章 経理にITを最大限に活用させるコツ

第9章 利益を生み出す経理を育成していく

第10章 「プロ経理」がお勧めする、学生起業を失敗させないコツ

第11章 「プロ経理」がお勧めする、脱サラ起業、定年後起業を失敗させないコツ

第12章 「プロ経理」がお勧めする、前任者から引き継いで社長になった際の確認ポイント

第13章 「プロ経理」がお勧めする、同族企業の事業継承時にスムーズに代替わりするコツ

第14章 「プロ経理」がお勧めする、資金調達をしたベンチャー企業、スタートアップ企業が失速しないコツ

第15章 経理の観点から快適かつ利益率の高い組織を作る

第16章 社長が知っておくと役立つ「経理の知恵」あれこれ


◆関連URL
日経BOOK PLUS https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/23/12/06/01147/