第2期 見える化実践塾 募集を開始しました

掲載日:2018年11月8日


見える化に取り組みたいというある印刷会社の取締役とお話しをする機会があった。
とても印象に残っている言葉がある。


「以前は今の仕事は今後も続くことが当たり前で気にもならなかった。ここ数年は、今年の仕事が来年もあるかどうか不安で仕方がない。 印刷の減少を補うべく新規事業にも取り組んだ。ゼロから1をつくるのは容易ではないし、苦労して作った売上を継続することも簡単ではないと身を持って知った。改めて感じたのは受注産業としての印刷会社の有り難さである。

価格競争は厳しいし仕事は減っている。しかし黙っていても頼まれる仕事はあるし、いきなり仕事がゼロになることもない。
将来の不安はつきないが、あせってやみくもに新しいことに手を出すのではなく、まずはいまある仕事でしっかり利益を生み出せるような体質づくり、仕組みづくりが優先だと気づいた。しっかりとした基盤をつくった上で新しいチャレンジをしていきたい。」とおっしゃっていた。

 

2018年2月に第1期がスタートした「見える化実践塾」。好評につき第2期の募集をスタートします(限定5社)。
「見える化」というと時間管理で社員を縛り付け、案件別の収支管理で重箱の隅をほじくるというイメージを持たれている方もいますが、本来は、状況の変化にいち早く気づき、すばやく対応できるような体質づくりをするものです。そして、それを支えるのは自ら考えて創意工夫する社員であり、そうした社員を育てる教育の手法でもあります。
また、結果を振り返るだけでなく、結果を出すためのプロセスの見える化や先行管理の仕組み、あるいは成果を社員に適切に還元するための評価制度など、とても奥行があるものです。

(JAGAT研究調査部 花房賢)

 

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