2018年度 東京ビジネスデザインアワード 最優秀賞・優秀賞を発表

掲載日:2019年2月15日
 最優秀賞は、特殊印刷の技術を生かした「 『立体視・金属調印刷物』を唯一無二の素材にするための事業提案」

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東京都が主催し、公益財団法人日本デザイン振興会(会長:川上元美、所在地:東京都港区)が企画・運営を行う「東京ビジネスデザインアワード」は、都内ものづくり中小企業とデザイナーの協働による新ビジネス創出を目的としたマッチング事業です。
去る1月31日(木)に東京ミッドタウンで開催した提案最終審査において、各企業から提出されたテーマに対する提案が認められテーマ賞を獲得した8組のデザイナーによる公開プレゼンテーションと審査を実施しました。

最優秀賞には今井裕平、林雄三、木村美智子、鈴木杏奈(フラッグシップデザイナー/kenma inc.)の「『立体視・金属調印刷物』を唯一無二の素材にするための事業提案」、優秀賞には中村知美(グラフィックデザイナー/LURA Design Studio)の「灯りと香りで想いを伝えるアロマキャンドルプロダクト」、清水覚(プランナー)、山根準(プランナー)、山根芽衣(イラストレーター)、安次嶺彩香(デザイナー)の「香りの魅力を楽しく学ぶプロダクトの提案」が選ばれました。

これら8件を含めたテーマ賞の各デザイン提案については、テーマ企業とデザイナーの間で提案の事業化・製品化に向けた検討が始まっています。今後の展開をご注目ください。

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「2018年度 東京ビジネスデザインアワード 最終審査結果」

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最優秀賞(1件) [賞金 100 万円]

提案名: 「『立体視・金属調印刷物』を唯一無二の素材にするための事業提案」
提案者: 今井 裕平、林 雄三、木村 美智子、鈴木 杏奈(フラッグシップデザイナー)[kenma inc.]
テーマ: 透明樹脂素材を立体的かつ本物の金属に見せる「立体視・金属調印刷」 
内    容 :   透ける金属表現という世界初の特徴を生かした事業の提案。
企    業: 株式会社技光堂(板橋区)

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優秀賞(2件) [賞金 各 20 万円]

提案名:「灯りと香りで想いを伝えるアロマキャンドルプロダクト」
提案者: 中村 知美(グラフィックデザイナー)[LURA Design Studio]
テーマ: ワックス(ロウ)のブレンドにこだわった「キャンドル製造技術」
内  容 : 郵送できるポストカード型キャンドル。新しいコミュニケーションツールとしての提案。
企 業: 東洋工業株式会社(江東区)

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提案名: 「香りの魅力を楽しく学ぶプロダクトの提案」
提案者: 清水 覚(プランナー)、山根 準(プランナー)、
山根 芽衣(イラストレーター)、安次嶺 彩香(デザイナー)
テーマ: 精油の魅力を引き出す「アロマブレンド技術」
内  容 : 自分で香りを調合してしくみを学ぶことのできる教育プロダクトの提案。
企 業 : GRASSE TOKYO(グラーストウキョウ)株式会社(江東区)

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参考:2018年度 東京ビジネスデザインアワード テーマ賞の受賞を発表
https://www.jagat.or.jp/archives/53044

詳細情報は東京ビジネスデザインアワードのウェブサイトをご覧ください。
https://www.tokyo-design.ne.jp/award.html