page2020が開幕! 出展社数は史上最多級で華やかに

掲載日:2020年2月5日

2月5日10時、33回目となるpage2020が史上最多の出展社数で開幕した。2月7日金曜まで3日間にわたり、サンシャインシティでカンファレンス・セミナー、技術展示、オープンイベント、フリーペーパー展示など、多彩なイベントが繰り広げられる。

“page”でトレンドを捉える有用性

“page”のコンセプトは、情報グラフィックコミュニケーション・デジタル系印刷関連技術のトレンド展示と未来考察であり、33回の開催を重ねる現在もこのコンセプトは変わらない。従来「印刷ビジネス」は大量複製を基本に成り立ってきたが、デジタル時代の本格到来でその基本が大きく変わろうとしている。印刷ビジネスは「印刷物を期日通りに正確かつ高品質に製造して納品する」ビジネスモデルから「印刷発注者にとって、どれだけプラスになったか? 発注者のメリットになったか?」が、価値を決めるビジネスモデルへ変化しつつある。そこでpage2020ではテーマを”デジタル×紙×マーケティング for Business”にした。(写真はすべてpage2020の初日から)

多くの来賓を迎え開会式のテープカット

3フロアから構成される展示会

展示会はフロア別に、2Fはクリエイティブゾーンとグラフィックアーツ、グラフィックコミュニケーション、デジタルワークフロー、3Fは印刷全般、4Fは印刷サービス、印刷パートナーゾーン、JAGATコーナーで構成され、連絡通路で基調講演、カンファレンス、セミナー会場につながっている。初日の来場者数は前年比108%超えの約1.9万人を数えた模様だ。JAGATコーナーは書籍販売、フリーペーパー展示、DTPエキスパート・クロスメディアエキスパート受験者向けコーナーを展開している。印刷業務に携わる全ての人に役立つ『DTP&印刷スーパーしくみ事典2020』や『印刷料金2020年版』、GetNavi webでの連載マンガ「今日も下版はできません! 」を単行本化した『いとしの印刷ボーイズ』、印刷入門者におすすめの1冊『みんなの印刷入門』など発売している。ぜひ手にとって見てほしい。

印刷の未来を議論する基調講演・カンファレンス・セミナー

カンファレンスは情報コミュニケーションや印刷ビジネスはもちろん、AI活用・デジタル印刷・自動化対応・地域活性ビジネスなど、多くの先進的なテーマを議論する。セミナーでは多くの実践的なテーマを習得する。31に及ぶセッションにおいて、第一人者による講演と活発な議論、学習体系を通じて、”page後”のコンセンサスと方向性を多くの講師・聴講者とともに創り出す。

 

基調講演「『デジタル×紙×マーケティング』決定版」は130人超の参加者を集め活発な議論

年々開催が充実する”page”

多くの方々のご協力をいただいたおかげで、開催規模は年々大きくなっている。最終日の午後は特に混雑するため、できれば早めのご来場をお勧めする。そして来場された皆様においては、会場で一つでも1人でも多くの発見や出会いがあったことを願う。pageは来場者、出展社、会員社、講演者、報道社、関係各団体と関係省庁の協力から成り立っている。pageの企画運営に関わられるすべての方々に厚く感謝申し上げたい。

満員御礼のセミナーも多数

 

全国印刷会社のフリーペーパーを特別展示と書籍の販売