2019年4月に実施します更新試験の申請期間を
~3/8(金)23:59まで
延長いたします。
更新対象者で更新ご希望の方は、上記期日までに
- 受験料のお振込み
- 基本台帳よりの更新申請操作
を必ず完了いただけますようお願いいたします。
申請および更新試験について詳しくは、下記よりご覧ください。
DTPエキスパート認証更新申請方法のご案内
クロスメディアエキスパート認証更新申請方法のご案内
2019年4月に実施します更新試験の申請期間を
~3/8(金)23:59まで
延長いたします。
更新対象者で更新ご希望の方は、上記期日までに
を必ず完了いただけますようお願いいたします。
申請および更新試験について詳しくは、下記よりご覧ください。
DTPエキスパート認証更新申請方法のご案内
クロスメディアエキスパート認証更新申請方法のご案内
先般のpage2019は「デジタル×紙×マーケティング」をメインテーマとして開催し、盛況のうちに終えることができた。「印刷物の価値を高めるために何をすべきか」という答えのヒントを見つけた方も少なくないだろう。
「デジタル×紙×マーケティング」を一言で表すと、デジタルの良いところと紙の良いところをうまく使って、顧客のマーケティング活動に貢献することである。
それを実現するには、「デジタル×紙×マーケティング」の基礎力をアップすることが重要である。顧客が考えているマーケティングとはどういうものか、デジタルの強みと紙の強みとは何か、まず一般的な知識として身に付けなければならない。
そして、実際に「デジタル×紙×マーケティング」ビジネスをスタートするは、企画・提案力が必要である。
これらは相談や依頼があって始まる受動的ビジネスではなく、自ら企画・提案することで始まる能動的ビジネスである。デジタルの強みと紙の強みを組合せ、顧客が抱えている課題を解決する方策を企画・提案しなければ、ビジネスは始まらない。他社と差別化することもできない。
JAGATでは、クロスメディアエキスパート認証試験を実施している。ここでは、「マーケティング」「メディアとコンテンツ」「デジタルメディア技術」の3分野に関する知識が問われる。
ここでいうマーケティングは、基本的なマーケティングに最新のデジタルマーケティングを加えた内容である。「メディアとコンテンツ」は、クロスメディアという言葉通り、デジタルの強みと紙の強みを正確に把握しているかどうか問う内容である。
第2部の論述試験は、架空の企業に関する与件文を読み、顧客の課題を解決するコミュニケーション戦略の提案書を作成するものである。
試験形式であるため、制限時間内に与件文を理解し、一人で解決策を考え、提案書にまとめなければならない。そのため、基礎的な知識や理解力、企画・提案の実力が問われることとなる。
第26期試験では、「コインランドリービジネスをおこなうA社」が与件として出題された。
優秀解答では、以下のような内容が提示されていた。
(1)店舗近隣の住民に対する来店促進キャンペーン
・Web広告
・近隣の駅ポスター、サイネージ
・QRコードでWebサイトのキャンペーンページに誘導
・キャンペーンページで、クーポンを発行し、会員登録を促す
(2)SNS公式アカウントの開設
・twitter、インスタグラムに公式アカウントを開設、発信と交流をおこなう
・サービス紹介、洗たくモノの実用的知識や動画を発信
・画像投稿キャンペーンによる来店促進、ファン化促進
(3)Webサイトコンテンツのリニューアル
・サービス体験談をマンガにして配信
・ランドリーサービスのコストシミュレーションを算出・発信。
・プロが教えるシミぬき・汚れ落としを動画で紹介。
・安全性のPR
顧客から見て、「やってみたい」と思える期待感のある提案内容となっている。
クロスメディアエキスパート認証試験を通じて学習することが、「デジタル×紙×マーケティング」の実践に役立つことは疑いないと言える。
(研究調査部 千葉弘幸)
(※関連ページ)
クロスメディアエキスパート記述試験 【過去問題と解答例】
上記はJAGATがDTPエキスパート認証試験を開始した当初、その案内パンフレット「受験の手引き」の冒頭にあった記述である。
続けて以下のように説明している。
デザイナーはあくまでデザイナー、エディターはあくまでエディター、プリンティングディレクターはあくまでプリンティングディレクターなのです。それらの人がDTPの知識を広く、正しく理解したうえでお互いにうまくパートナーとなることが目的です。
当時、DTPという新たな制作環境の出現によって、従来の伝統的な製版・印刷業以外の多くのバラバラの出自の人が、これまでの領域を超えて印刷物製作に直接かかわるようになって来た。そのため、DTPの正しい知識を持って、それぞれが持っている大きく違う文化的風土のギャップを埋め、よい印刷物の実現に向けて、制作環境やコミュニケーション作りを行うテクニカル・スーパーバイザーの養成が急務となり、その役割を担う者としてDTPエキスパートを想定し、カリキュラムを編成した。
それから四半世紀が経過し、DTPを取り巻く環境も大きく進化した。さらには社会が求める印刷の役割も変化して来た。
DTPが当たり前になり、当時のようなトラブルもなくなってきた。機械やソフトの進歩は様々な自動化やスキルレス化をもたらし、デジタル・ネットワーク社会の発展によって文化風土のギャップも小さくなってきたと言えるだろう。
そしてその頃は、DTPエキスパートの最終成果物は紙の印刷物であると言えたものが、そうはいかなくなってきたのだ。「正しい知識」がなくとも何とかなる時代に、DTPエキスパートの役割はもう終わったのだろうか?
いや、我々はグラフィックアーツ業界のプロであることを再び自覚しなければならない。
先日のpage2019での資格セミナーや対策講座でお馴染みの石塚講師がいつも言うのは「携帯電話のディスプレイに表示される文字組がばらばらになっているのは致し方がないが、それをキャプチャーしたままパンフレットとして印刷にするのは、プロとして許してはいけない」ということである。
プロはこうした評価がきちんとできるということであり、そうした人がいなければこの業界の将来は暗く、大げさに言えば文化の継承もままならないのではなかろうか。
1993年の初版発行以来、改訂を重ねてきた「DTPエキスパートカリキュラム」(第13版/2018年11月)には、印刷ビジネスの動向と展望をふまえ、今の時代にプロとして必要な正しい知識が集積されている。印刷物制作に留まらない周辺ビジネスとの連携をも視野に入れている。DTPエキスパートには新たに担うべき役割があるのである。
25年前の「受験の手引き」の記述の最後は「方向を見定める知識を持とう!」として以下のように結んでいる。
理想のDTPのモデルを追い求めるのではなく、まずは現実世界の問題解決に取り組まなければなりません。しかし現実は流動的であり、あまり目の前の事象に囚われると方向を見失ってしまいます。日々の努力が蓄積されて着実に前進できるような、中期的ロードマップを持たなければなりません。つまり時代に左右されない戦略で、時代に切り込む戦略を建てるのです。そのために、もともと印刷物を何のために作ろうとしていたのかを探り、よい印刷物とはどういうものかを理解し、それを最も効率よく作り出す制作環境を計画できる能力が必要です。
「もともと印刷物を何のために作ろうとしていたのかを探り」、「よい印刷物というものはどういうものかを理解し」とは今の時代においてもなかなか示唆に富んだ言葉ではないであろうか。
(CS部資格制度事務局 橋本和弥)
【関連情報】
・第51期DTPエキスパート認証試験(3/17) 申請受付締切 2月22日(金)
・第27期クロスメディアエキスパート認証試験(3/17) 申請受付締切 2月22日(金)
DTPエキスパート認証試験の学習に最適な書籍を発刊。 続きを読む
第50期DTPエキスパートを取得した渡辺博一さんは現在、脳脊髄液減少症という病気に苦しめられている。この病気は脳と脊髄の周りを満たす髄液が少なくなることによって、頭痛・めまい・首の痛み・耳鳴り・視力低下・全身倦怠感などのさまざまな症状が現れる病気だ。渡辺さんも頭痛がひどく、集中力も続かない、長時間起きて居られないなどの症状があり、継続的に業務を行うことが困難だ。
「この病気はあまり知られていないし、また症状が表に出ずに、見た目では病気と判断しづらいために、やる気がないなどと根性論で片づけられてしまい、なかなかその辛さが理解してもらえないのです」という。
それでも、体調の許す限り体力を落とさないためにもリハビリを兼ねて興味あるセミナーやイベントに参加するなど、体調が回復した時に役立つようにと、高い意欲で知識習得に励んでいる。
渡辺さんは大学で機械⼯学を学んだ後メーカーを経て、独学でDTP ソフトを習得して就職情報誌の誌面制作の仕事に就いた。同時期に専門学校でDTP を体系的に学習した。もともと学生時代には埼玉県の印刷会社でインターンシップを経験しており、印刷という仕事には親近感を持っていた。
仕事をしていく中で、さらなるDTP の知識やスキル習得の必要性を感じて2006 年にはDTP 検定II種を取得した。また、その頃に大手印刷会社の友人にDTP エキスパートを有する人が、社内でも一目置かれているという仕事ぶりを聞き、よりレベルの高い資格としてDTP エキスパートの資格取得を意識するようになった。その後、印刷会社に転職し、刷版業務を担当することになった。
実際に印刷の版作りを担当するようになると、Mac・Windowsで誌面制作していた経験だけでは、良い印刷物を作るための知識が足りないことを実感する場面が幾度もあった。
渡辺さんは、自分が担当する工程だけではなく、制作工程全般の知識がお客様の満足できる印刷物制作には不可欠だとの思いを強くする。さらにその職場では、いろいろと渡辺さんにアドバイスをしてくれる尊敬する先輩がDTPエキスパートだったことも資格取得意欲を高めた。しかし、脳脊髄液減少症を発症し、長期の傷病休暇を取り、治療に専念したが、期間内に回復せず退職して療養することになった。現在、頭痛などの症状に悩まされる中でも、回復後、仕事に復帰するために向上心、問題意識を持って勉強に取り組んでいる。
「これまでの就職情報誌でのデザイン・DTP 制作、印刷会社での刷版と生産管理の経験、専門学校での学習の成果を整理し、自分の知識と技量を客観的に評価してみようと思ってDTP エキスパート試験を受験することにしました。体調面・体力面など不安な要素がありましたが、JAGATのスタッフによる試験当日のサポートがあったので、安心して試験に臨むことができました」(渡辺さん)
試験に合格したことは、復帰に向けての自信になっているとのことだ。また、DTP エキスパート試験に合格したことによって、改めて自分の知識をもっとレベルアップさせる部分も見えてきた。
「カラーマネジメントの重要性を再確認しました。以前はあまり意識していなかったグラフィックカードやモニターのキャリブレーションや写真撮影時の照明(色温度)、Color Checker の必要性を再認識しました。資格を取ったことで、仕事を再開するときには、資格にふさわしいだけのレベルで仕事ができるように、これからも体調をみながらセミナーやイベントに参加して勉強や情報収集をしていきたいと思います」
病気療養中にもかかわらず復帰を目指し、知識習得に励む渡辺さんには、一日も早く病気を克服し、活躍を期待したい。
2019年4月に実施する更新試験の対象者の方向けに、更新案内を発送しております。
対象者の方は、申請期間内にお手続きいただきますようお願いします。
エキスパートIDが下記4桁の数字で始まる方
〔9503-****〕,〔9707-****〕,〔9911-****〕,〔0115-****〕,〔0319-****〕,〔0523-****〕,〔0727-****〕,〔0931-****〕, 〔1135-****〕,〔1339-****〕〔1543-****〕または〔1747-****〕
エキスパートIDが下記4桁の数字で始まる方
〔0703-****〕,〔0907-****〕,〔1111-****〕,〔1315-****〕,〔1519-****〕または〔1723-****〕
更新案内書類が未着の場合でも、Webからお手続きいただけます。
詳しくは、下記よりご覧ください。
第51期DTPエキスパート更新案内
第27期クロスメディアエキスパート更新案内
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2/6~8は、page2019開催に伴い、書籍・公式模擬問題の出荷が一時停止となります。
対策教材のご購入をお急ぎの方は、2/4(月)13時までにご注文ください。
それ以降のご注文については、2/12以降の発送となります。
何卒ご理解いただけますようお願いいたします。
※page2019JAGAT書籍販売コーナーで対策教材の販売も行っております。
資格者優待page2019セミナー無料受講ご招待につきまして、多数のお申し込みをいただきありがとうございました。
ご招待が確定した方々には、本日受講票をメールにて送信いたしました。
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page2019セミナー詳細とお申込みは、こちら。
優待案内中のpage2019セミナー無料受講ご招待につきまして、1月24日(木)をもってお申し込みを締め切らせていただきました。
お申し込みありがとうございました。
ご招待が確定した方には、1月31日(木)までに受講票をメールにてお送りしますとともに、当Webページに送信完了のご案内を掲載いたします。
確定まで今しばらくお待ちください。