投稿者「中狭亜矢」のアーカイブ

書体の起源

隷書,楷書,行書,草書の成り立ち(明朝,ゴシックの起源とは)

株式会社イワタ 顧問 橋本和夫

1.書体の概要

2.書体の変遷
 (1)古文の時代(夏,殷,周)
 (2)篆書の時代(秦)
 (3)隷書の時代(漢)
 (4)隷,楷書の過渡期時代(三国)
 (5)楷,行,草書の時代(六朝)
 (6)書体の美の結実(唐)

3.書体と字体の関係

【橋本 和男プロフィール】
1935年 大阪生まれる。
1955年 モトヤに入社。
1959年 写研入社し,石井宋朝体の制作にあたる。

1960年代から90年代の約30年間に,本蘭明朝体など写研で制作発売された書体の監修にあたる。
本蘭明朝体の仮名,教科書体硬筆仮名,横組専用仮名など,各書体の仮名のデザインも担当した。

1997年 写研を退職。
現在  依頼に応じて主として文字の監修作業を行う。

JAGAT大会2014

「JAGAT大会2014」では、イノベーションが不可欠とされている新たな時代の印刷経営を考えていきます。

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JAGATカンファレンス in JP


jp2012_logo

開催概要

ドイツで開催されたdrupa2012では、デジタル印刷機が主役となり、Web to Printやバリアブル製本と融合し、「all デジタルdrupa」の様相を呈していた。また、国内のデジタル印刷ビ ジネスは本格的小ロットビジネスへと進化しつつある。

スマートフォンやタブレットPCが急速に普及しており、電子雑誌や電子書籍の存在感が日に日に大きくなっている。 オフセット印刷標準ではJapan Color 2011への改定がおこなわれ、RGB/CMYK変換のためのICCプロファイルも配布されている。

不透明な時代を迎えた印刷業界で生き残るためのヒントを、JAGATカンファレンスで掴んでいただきたい。

開催スケジュール

2012年06月14日(木) 11:30-13:30
2012-2013印刷市場展望とdrupa2012報告
デジタル印刷機が主役となった「all デジタル drupa」と次世代の印刷市場を占う最前線の報告。

 

2012年06月14日(木) 14:30-16:30
デジタル印刷ビジネスと成功の法則
多品種小ロットビジネスの電通オンデマンドグラフィック、学校アルバムの博進堂にデジタル印刷成功の法則を伺う。

 

2012年06月15日(金) 12:00-13:40
EPUB3のコンテンツ制作の実践
急速に普及するスマートフォンやタブレットPC、電子雑誌や電子書籍に必要とされるEPUB3.0コンテンツの制作手法。
2012年06月15日(金) 14:30-16:30
Japan Color 2011と ICCプロファイルを解説
Japan Color 2011のICCプロファイル制作に関与した3人に話を伺い、新しいプロファイルを理解する。

 

★1セッションを数人で受講される場合、複数セッションを受講される場合は割引価格が適用されます。複数セッション割引はFAXにてお申込みください。

印刷技術情報

この「印刷技術情報」に掲載している内容は,JAGATが印刷の技術者を対象として行なっている通信教育講座「印刷技術者トラブル対策コース」,「オフセット印刷技術者コース」の受講生から1993年から2000年までの8年間に寄せられた質問とその回答の中から編集しました。現場で実際に起こっている問題に対しての具体的な対応策が示されていますので,多くの方々の参考になると考え公開しました。 

インキローラー

管理 :印刷環境,品質管理,マネジメント他

水無し印刷

インキ・ブランケット

ダンプニング

見当不良・汚れ・ゴースト

PS版・助剤・版面処理

パイリング・紙むけ・ヒッキー

機械調整

UV印刷

マスターペーパー

ナンデモQ&A

ナンデモQ&Aとは     
用語や環境問題など,幅広く印刷に関する疑問にお答えするページです

印刷産業:印刷機の台数,印刷会社の売上など。

環境問題:エコマーク,リサイクル,特殊加工されたゴミの分類など。

オフセット印刷: 印刷に関する基礎用語や基本的な仕組みについて。

文字組版:書体やフォントの由来など。

グラフィックス: CGRとUCRの違い,画像処理など。

特殊印刷 :日常、身近にありながら、あまり気づかれていない印刷物を紹介。

後加工:印刷物の表面加工・製本・その他加工について。

 知的財産権:小説などの著作物の著作権範囲,デジタルデータの著作権など。

その他

事業紹介インタビュー

-企業のキーパーソンに事業の方向性についてうかがいます。-

満足だけではなく、刺激となる(Inspire)トータルソリューションを提供
≪ベーヴェ システック ジャパン株式会社 代表取締役社長 小泉正裕氏氏≫2010年5月号

世界的視野でビジネスチャンスを捉え新たな成長ステージへ飛躍する!
≪グローリー株式会社 取締役 執行役員副社長 浜野政一氏≫2010年4月号

常に時代の変化と新しい価値観を先取りしながらお客様のニーズにこたえる
≪株式会社ソフトウェア・トゥー 執行役員/ゼネラルマネージャー 金子 栄一氏≫2010年1月号

◇「常により早く、より先進的に、より高い付加価値を」をモットーに、新しいIT社会を提案し続ける
≪方正株式会社 代表取締役社長 管 祥紅氏≫2009年11月号

グローバルな事業展開に取り組む総合製本機械メーカー
≪株式会社ホリゾン東テクノ/株式会社ホリゾン西コンサル 代表取締役会長 堀英二郎氏≫2009年9月号

信頼されるパートナー企業として
≪株式会社ミマキエンジニアリング JP事業部 国内営業部 東京IPグループ リーダー 中村紀和氏≫2009年9月号

信頼されるパートナー企業として
≪マンローランド ジャパン株式会社 代表取締役社長 宮城荘一郎氏≫2009年8月号

新しい印刷付加価値へのコダックの提案
≪コダック グラフィック コミュニケーションズ株式会社 取締役 マーケティング&ビジネス開発本部長兼チャネルマネジメントディレクター 亀井雅彦氏≫2009年1月号

お客様のニーズに常に目を向けて
≪リョービ株式会社 取締役 執行役員 グラフィックシステム本部長 石井浩司氏≫2008年10月号

文字を通じて社会に貢献
≪株式会社モリサワ 専務取締役 営業本部長 森澤彰彦氏≫2008年7月号

世界にひろがる生活文化創造企業
≪東洋インキ製造株式会社 執行役員 境 裕憲氏≫2008年6月号

EFIの統合ソリューションが、デジタル印刷の入口から出口までをカバー
≪イー・エフ・アイ株式会社 セールスディレクター 南 文輝氏≫2008年3月号

ビジュアル・コミュニケーション・テクノロジーの創造
≪サカタインクス株式会社 取締役オフセット事業部長 三宅 悟氏≫2008年2月号

本格化するデジタルプリント市場をリードする
≪コニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社 プロダクションプリント事業部 事業部長 深沢哲也氏≫2008年1月号

未来志向のマーケットリーダー
≪株式会社メディアテクノロジー ジャパン 代表取締役社長 田丸邦夫氏≫2007年12月号

製品開発は確かな方向性を常に意識した視点で
≪三菱重工業株式会社 紙・印刷機械事業部 副事業部長 吉川俊郎氏≫2007年11月号

◇「早く、美しく、環境に優しい」が付加価値を生む
≪日本アグフア・ゲバルト株式会社 代表取締役社長 松石浩行氏≫2007年8月号

拡大するデジタルプリント市場
≪富士ゼロックス株式会社 執行役員 プロダクションサービス事業本部 事業本部長 栗原博氏≫2007年7月号

◇「第二の創業」に向けて
≪富士フイルム株式会社 グラフィックシステム事業部 商品技術戦略グループ 技術担当部長 森本恭史氏≫2007年6月号

紙は情報伝達素材の一つ~思いを伝えられる紙製品作りを目指して
≪株式会社竹尾 代表取締役社長 竹尾 稠氏≫2007年6月号

顧客とともに栄える~印刷機材の総合商社
≪株式会社モトヤ 代表取締役 古門慶造氏≫2007年5月号

ハイエンド・デジタル印刷機「imagePRESS」により印刷業界への本格参入
≪キヤノンマーケティングジャパン株式会社 ビジネスプロダクト企画本部 ビジネスドキュメント機器商品企画部 部長 岩屋 猛氏≫2006年12月号

お客様の成功へのサポート
≪ハイデルベルグ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 山本幸平氏≫2007年4月号

顧客とともに印刷ビジネスを考える
≪株式会社光文堂 代表取締役社長 小澤久隼氏≫2007年3月号

ブラウザを超えて進むインターネット
≪イースト株式会社 代表取締役社長 下川和男氏≫2007年2月号

グラフィックス業界の良きパートナー企業を目指して
≪株式会社きもと営業本部 グラフィックス部門長 福岡 康氏≫2007年1月号

お客様にとって、最も信頼できる液晶モニタ作りを目指して
≪株式会社ナナオ 企画部マーケティング担当部長 山口省一氏≫2006年12月号

◇「印刷がもっと元気になってくる」~世界の印刷業界にMADE IN JAPAN「アキヤマ」をブランド展開
≪アキヤマインターナショナル株式会社 副社長 延原 雅三氏≫2006年11月号

さまざまな環境変化に対応し、DICグループのシナジー効果でユーザーニーズにこたえる
≪大日本インキ化学工業株式会社インキ機材事業部 事業部長 住田和海氏≫2006年10月号

事業の3本柱を機軸に変革を目指す
≪株式会社ミヤコシ 代表取締役社長 宮腰 巖氏≫2006年9月号

◇「世界が私を追いかける」~印刷技術をリードするローランド
≪ディック・マンローランド株式会社 代表取締役社長 吉原正志氏≫2006年7月号

◇「コスト・エフェクティブ」をスローガンに顧客満足を提供
≪ミューラー・マルティニジャパン株式会社 代表取締役専務 宮崎靖好氏≫2006年6月号より

プリプレス・デジタルワークフローで利益確保を実現
≪コニカミノルタグラフィックイメージング株式会社 マーケティング部長 大貫満氏≫2006年4月号

ハイエンドからローエンドまで,トータルなプリンティングソリューションを提供
≪リコープリンティングシステムズ株式会社 取締役社長 片山利昭氏≫2005年6月号

澤田善彦氏 書評(2002年~2007年)

本ページは、澤田善彦氏が2002年から2007年にかけて、小会発行月刊誌『プリンターズサークル』や機関誌『JAGAT info』に執筆した印刷関係の書籍に関する書評です。

人工着色におけるポジ修整のポイント

※本記事の内容は掲載当時のものです。

写真5を参照されたい。これは今から30年くらい前に私がレタッチした人着による製品である。この製品は1枚のオードリイ・ヘップバーンのモノクロ写真から、人着でカラー化色再現したものだ。


写真5

手順は下記のごとくである。

《1》湿板製版の工程(図1参照)
《2》湿板ポジ撮影のポイント(図2参照)


図1


図2

イ)M、Y板はポジにかぶりをもたせ(ハイライト寄りを多く)暗部濃度は薄めに(シャドウをねかせて)撮影する(軟調な版に撮影する)。

ロ)C、Bk板は、ポジはコントラストを大きく撮る。ライト寄りは少なく、シャドウ濃度を強く撮影する(硬調な版に撮影する)。

ハ)Bk版はとくに重要である。現在のスキャナ時代のBk版はスケルトン版(骨版)で補色版的役割であるが、湿板の場合、全体のシャドウ部をしめて、画像の仕上りを決定的にする主版<オモハン>であるからである。

Y、M、C、Bk版のポジ修整には大体3日間くらいかかったが、とくにBk版は1日以上の修整時間をかけた。この製版の場合、C、M、Y、Bk版のほかに淡赤版、淡藍版という補色版を使用した、6色製版が多かった。(後述)。各版のポジ修整の手順は図3のとおりである。

スキャナ時代の現在、読者の中には、こうした手順と修整にとまどいと違和感を持たれる方がおられると思うが、「人工着色」の製版は、「色分解」されてないのであるから、「色」はレタッチマンが「創造」すると思っていただきたい。

現在でも現役で活躍されている湿板を経験した年輩のレタッチマンの方は、少々ハイキーなカラー原稿でも、ローキーなカラーでも、自在に色演出する技術をもっている。それは、湿板時代の「人着」という色再現方法が経験的にレタッチマンの体質として血となり肉となり身体で覚えているからである。

技術や工芸などの修得は、年齢の若い時代が大切である。すなわち「基本」が大事である。「人着」で身につけた「色演出技術」は、色を網点に換算するセンスとして生きつづけ、原稿のポイントを協調するという色再現の急所を押さえるセンスとして、今日の製版に生かされていると思う。

湿板時代の気の遠くなるよな修整方法に比べれば、スキャナ時代の現在の色再現には多様なバリエーションがあり、少々の難度の高い原稿も処理しやすいといえるだろう。


図3


図4

『続・レタッチ技術手帖』(社団法人日本印刷技術協会、坂本恵一)より
(2003/03/28)(印刷情報サイトPrint-betterより転載)